おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

スパゲティ・アマトリチャーナ

2012年11月29日 | イタリアン
いろいろ切羽詰まってきました。
多分顔も強ばっていると思います。
あまりにも追い込まれると爆発しちゃうので
ガス抜きと称してただ今現実逃避中。


ある日の夕ご飯プラスαをご紹介します。
スパゲティ・アマトリチャーナが食べたくなりました。
アマトリチャーナはローマ近郊の
アマトリーチェという街が発祥の地。
グアンチャーレ・玉ねぎ・トマトのソースに
ペコリーノロマーノをたっぷり掛けるのが基本レシピ。
ナポリタンの原形みたいな感じですね^^
グアンチャーレは豚頬、いわゆる豚トロの塩漬け肉。
以前に西麻布の食材屋さんで買ったものがあったので
それを解凍して使っています。
脂が多く、スパイスやハーブが表面に摺り込んであり
これを使うと仕上がりの香りが非常に豊かになります。
もうすぐ在庫が無くなるので買い足さなきゃ。
それ以外の材料も基本レシピに倣っております。





スパゲッティ・アマトリチャーナ

イルパスタイオのブガーティが中途半端に残っていたので
スパゲティを茹でる前に時間差で投入。
フィレンツェの市場内の食堂で
いろんなパスタをごちゃごちゃにして
ラグーでザッと和えたのを食べた時、
こういうのもアリだ、と思い荒技だけど真似^^;
玉ねぎの甘み、グアンチャーレのコク
トマトの酸味、ペコリーノの塩分と香りがたまらない。
これは黄金のレシピですね。美味しい!





牛蒡のポタージュ

鶏ガラスープと牛蒡で。
じっくり軟らかく煮てFPでガーッ!
野趣溢れる味わいでなかなかオツです。




新玉ねぎとじゃこのサラダ

長崎産の新玉がもう出回ってます。
新玉に目がない私は飛びつきましたよ。
スライスして水にさらさず器に盛り、
釜揚げじゃことオイル、塩胡椒、
酢橘をひと絞りしていただきました。
新玉、美味しいなぁ。


ローマ近郊のお料理メインだったから
フラスカティを合わせたいところでしたが
あいにく在庫がなかったので
シチリアの白を開けました。空けました(笑)。
チャチャッと作りましたが総じて満足。



別の日。





お好み焼き

masakoちゃん直伝のレシピ。
といっても詳しいことは知りませんが
山芋をセレブ使いするやり方を踏襲。
ふわとろで美味しいんです^^
ソースは広島の無化調・無添加もの。
マヨネーズは松田の辛口を少しだけ。
夜遅めの帰宅だったからこういうメニューで完結。
ヘンなお惣菜を食べるよりいいのです♪





モツ鍋

ホルスタインのモツでモツ鍋。
モツは5回茹でこぼして脂と臭み抜き。
味噌は麦と米糀味噌をブレンド。
出汁は4時間かけて手羽から抽出したガラスープと
あご出汁をブレンドしています。
醤油で輪郭をハッキリさせるのもポイント。
具のポイントは、そうねぇ、牛蒡かな?
身体が温まってパワー炸裂。
うまかぁ。




ということでそろそろモツパワーを消費して
お仕事頑張りまーす!

中華菜館 蘭華

2012年11月27日 | お出かけ
久々に蘭華さんへ伺いました。
取材でオーナーとお会いして以来。
厨房の中まで見せていただき
真っ当な仕事ぶりに感心したものです。


さて、スタートにはこれがないと。




ビール!

アサヒの熟撰、なかなか美味しい。





蒸し鶏のサラダ

鶏がしっとりしていて美味しい。
胡麻ベースのタレもさほど甘くなく
とろりと絡み付いてお肉が進む。
サラダに使われている野菜も元気。




天然海老と季節の野菜の豆鼓炒め

海老好きとしてはプリプリ感がたまりません。
濃いめのタレと相性もいいですよ。
少々甘さを感じてましたけれど…




麻婆茄子

麻辣が強すぎないマイルドタイプ。
これならお子様でもイケるのでは?
かといってどこぞの「素」みたいな
チープな味ではありませんよ。
ご飯にザッとかけていただくと
白飯が危険な程進むかも(笑)。
私は葡萄のお酒を1本完飲でしたが^^;





五目春巻き

追加オーダーしてみる。
届くや否やかぶりついたら
耐えられず吐き出しそうなくらい
もんのすごーく熱かった!
味は家庭的でホッとする味^^


安心して食べられる中華料理店さん。
徒歩圏内なのでお世話になることが多いです。
ご馳走さまでした^^


中華菜館 蘭華



里弄さんにも行きたいんだけどな~。
タイミングが合わない(涙)

臭い会

2012年11月26日 | イベント
〆切を控えて忙しく疲労も溜まり気味…
しかしそんな疲れも吹っ飛ぶ会に参加してきました。
その名も「臭い会」(笑)。


初冬ながら晴天に恵まれ暑いくらい。
そんな中をカッパや捨ててもいい服に身を包み
列をなして土手を歩く大人達…怪しい。
何故なら…





これを食べるから!

世界一臭いと言われている缶詰
シュールストレミングです!
スウェーデンの鰊の缶詰。
なあに、それだけ?とおっしゃるあなた。
いえいえ、ただの缶詰じゃありません。
発酵途中の塩漬け鰊を殺菌しないまま缶詰するので
中で発酵が進み缶はぷっくり膨らんでいる。
缶詰は缶が膨らんだら腐っている…と言われますよね。
でもシュールストレミングに関しては普通の状態。
さて、どうなることやら。




いざ、開封

主催者が厳重に手袋をし(二重)
ゴミ袋で防護壁を作り
恐る恐る缶切りの歯を缶に刺すと…




プシューッ!

凄い勢いで飛沫が上がりました。
その途端、辺り一面に異臭が。。。



臭気に耐えながら缶切りをキコキコ。




開いた。




見た目は至って普通。
でも…臭いは…
田舎の厠のかほり…


一口以上食べられませんでした。
味は塩辛の様な感じですが
臭いが、どうしてもダメ。
田舎の厠以外の何者でもない。
玉ねぎと一緒にパンに挟んだりしましたが
マシになるとはいえ食べ物として楽しめない。
初体験だけど最後の体験(にしたい)。


貴重な体験でした。
好奇心旺盛な仲間に恵まれて良かった!
もう一生食べなくていいけれど^^;



その後は楽しいパーティ♪



私はまたまた参鶏湯♪
韓国から持ち帰った高麗人参などで
餅米入の丸鶏をクツクツ。
スープは鶏ガラからとっているので
濃厚なダブルスープに。
楽しんでいただけたかしら?





うりぼーの生ハムを仕込む。
出来上がりが楽しみ♪




Yさんのしょっつる。

凄い、原形が無くなってる。




臭豆腐

全然臭くなかった。
台湾の臭豆腐ではえづいたのに…




その他K子さんの絶品バゲットや
Fさんのチーズフォンデュや
Yさんちの新鮮野菜などなど
いろいろあったのに写真はなし。
このメンバーでパーティすると
必ずと言っていいほど写真を撮らない私。
もう、カメラ持っていくのやめようかな。
忘れるし(笑)。



その後、いつものことながらしこたま飲んで
早めの終了だったので友達と合流したら
「臭いっ!」って言われました。
今朝も自分の臭気で目覚めました。。。


恐るべしシュールストレミング。
さすが世界一臭い食べ物だけある。



次は何にチャレンジするのでしょう、私達♪

タコとネコの島、日間賀島。

2012年11月22日 | お出かけ
先日取材で日間賀島を訪れました。
小学校低学年頃のお盆に
親戚一同総勢30人超で宿泊したのが初訪問。
あの時は「THE 民家」みたいな民宿に泊まり
破れた網戸から蚊が入ってきて大騒ぎしたり
隣の部屋で麻雀に興じる伯父達の
麻雀牌をかき回す音に不眠を訴えていたっけ。
パチンコを初体験したのもあの時だったな。
パチパチバネで弾くタイプだった…
後にも先にもそれ一回キリ^^
ン?パチンコって18歳未満はダメだよね?
時効時効。




そんなノスタルジックな想い出にふけりながら
日間賀島の学生さん達を吐き出した後
河和始発で折り返し運転する高速船に乗り込みます。
1時間早く到着している
カメラマンのHさんと落ち合うために。



今回の目的は日間賀島の秋の風物詩
「干蛸」の取材です。
詳しいことは来年発刊の「そう」でご紹介。
プロローグとしてお楽しみください。









ここにも蛸





あそこにも蛸




洗濯物と同化する蛸




たまに烏賊



ベランダで蛸の様子を見るお婆さん。

天を仰いでお話を聞いていると
「1,000円で譲ってあげらーか?」
とうれしい呼びかけ。
「こんな大きいの、下で買ったらエライ高いで」
お婆さんの家は日間賀島の中腹付近。
下とは港のことでしょうね。
醤油と酒だけで漬けた半生タイプをゲットしました。
おまけに沖ギス(多分ニギス)もおまけしてくださって^^
「来年もおいでんよ、私が生きとるかどうかしらんけど(笑)」
とご老人お得意の自虐ギャグをかましてくれて
「私も頑張るであんたらも頑張るだよ」
と、まさかの激励までしていただきました。
お婆さん、ありがとー!!!





蛸づくし定食

そしてお昼も蛸をいただきます。
まだ動いている蛸刺しつき。
Hさんは吸い付く吸盤が苦手だというので
私め、ありがたく二人前平らげました。
ご馳走さまです。



路地を歩いていると…







ねこ



ネコ

あちこちに自由な姿で遊んでます。
エーゲ海に浮かぶ島みたいですね。
建物はシックな木造建築ですが(笑)。
私もネコ派でネコを見ると目尻が下がるのですが
同行したHさんは筋金入りの愛猫家であり
ネコ雑誌に寄稿するネコカメラマン&エッセイスト。
ネコちゃんと出会うと
「ちょっと止まっててくれます?」
と静止を促す指示があり
バッグからはネコジャラシまで登場する。
す、すごい。。。
彼女にとっては天国のような島なのでしょう。





私の乗る高速船が到着しました。
5時間余りの滞在もフィナーレに。
Hさんは日没までネコちゃんと戯れていたそうです^^



その後、執筆するつもりでオフィスへ行くと
とんでもない事態が起きていて
急きょ家に帰り山ガール仕様から
スーツに着替えてビジネス仕様にチェンジ。
たっぷりと絞られてヘトヘトになったので…




肉を喰らう。

でも、途中で飽きちゃった。
牛肉、やっぱり身体が受け付けなくなってる。
フィレ肉なのにね^^;


その後、大人しく眠ればいいのに…



カラスミを仕込む。

御用達スーパーでボラの卵巣がたんまり売ってました。
ご丁寧にカラスミのレシピまで用意してあり…
疲労困憊で朦朧とした思考回路でありながら
どうしてもスルーできなかった。
私、カラスミデビューします!


翌朝目覚め、一番にやったことは…



蛸を干す。

お婆さんから購入した蛸を
そのまま冷蔵庫で保存するのは憚られたため
天日でもう少し干してみることに。
でも、足が重ならないように施してあった
竹串は抜き取られていたから、はて、どうしたもんか… 
考えた結果、ワイヤーハンガーに足を引っかけました。
一応、足は開いております(笑)



日間賀島、大人になって一度だけ渡ったことがあるけれど
今回改めて魅力を感じることができました。
取材先のご店主ともお友達になれたことだし
またプライベートで行きたいと思います。


あー楽しかった!


仕事です。誤解の無いように。

そば処 わたなべ

2012年11月21日 | 蕎麦
お蕎麦の記事が100件を超えました。
この1、2年でペースアップしてる気がします^^
蕎麦ブログを立ち上げている方達には
到底及ばない経験と知識ではありますが
引き続きお蕎麦を愛していこうと思います。


さて、某日、某媒体で取材を依頼した
「そば処 わたなべ」さんのこぼれ話。
メインのお蕎麦は2媒体で掲載するので
ご紹介できなかった2品をご紹介します。




かけそば

わたなべさんは名古屋の有名店で修行されてます。
蕎麦粉の配合やつけ蕎麦の汁は
開業後にご自分のセンスでアレンジされたそうですが
かけ蕎麦の汁は修業先を踏襲しているそうです。
鰹節だけでとっているという上品な出汁。
以前白出汁系なのかな?と書きましたが
全然違ったようですね^^;
修行元のかけ蕎麦をいただいたことがありませんが
これは独自路線で非常に美味しいです。
海苔が入っているのも特徴ですね。




麺も湯伸びしないように硬め。
わたなべさんの力強い蕎麦が合うのです。
左手でシャッター、右手で蕎麦を支えるのは
けっこう辛い体勢です^^;
リモコンがあると楽なんでしょうね~。






あげそばあんかけ




女将さんがチキンラーメンをイメージして創作。
揚げたお蕎麦にとろみをつけたかけ汁を掛けてます。
これがオツな味わい。
蕎麦前として楽しんでもいいですね。




細腕のおかみが奮闘する「わたなべ」さん。
これからも応援していきたいと思います。
って言っても、頂くだけですが^^


ご馳走様でした。
そしてありがとうございました!



そば処 わたなべ
蒲郡市栄町16-5
TEL/ 0533-69-7824
営業時間/ 11:30-14:30 17:30-20:30
定休日/ 木曜日

日々の倹しい食卓

2012年11月19日 | 和食
急に寒くなって参りました。
私の周りには乾いたのから湿ったのまで
マスクというスピーカーを通して
いろんな咳がオーケストラを奏でてます。
私は毎日朝一杯のお味噌汁で汗をかいているせいか
いまのところ風邪の「か」の字の兆候もありません。
といって昨年は不覚にもインフルエンザにかかったので
心の片隅で注意喚起しよう。
べつに何をやるでもないけれど^^;


さて、一見外食が続いているようですが
合間の食事はそれなりに作っております。
脈略は無いですがそれらのご紹介をさせてください。





中華菜館をイメージした
某日の夕食。


●木須肉(ムースーロー)

最近、御用達のスーパーで
国産の生木耳がレギュラー販売されるようになりました。
あのプリッ、コリッとした食感が大好き。
迷わず買い物かごに入れまして木須肉に。
玉子と豚肉と木耳を含む茸を炒め合わせたものです。
味付けはシンプルに鶏ガラスープと醤油味。
調味料をゴテゴテ入れてないのであっさりいただけますよ。


●陳麻婆豆腐

ピーシェン豆板醤、藤椒油、
四川青山椒をしっかり効かせてます。
ピリピリヒリヒリですが
豆鼓などの旨味もあるから単調ではありません。
自作ながら、結構美味しいと評価^^。



●大根のシンプルサラダ

浜松の氷里箱さんのサラダを参考にしたもの。
大根は繊維に逆らって拍子木切りにし
ドレッシングには藤椒油を効かせて。
オイルは胡麻油でなく敢えて菜種油を使用。
油の香りがケンカするのを避けました。
箸休めにはもってこいの一品です。
あ、パクチーも必須アイテムですね。
これは我が家のベランダで栽培したものです。
ようやくこのセリフが言えるようになったわ♪



●鶏ガラベースのエノキスープ

鶏ガラはちゃんとガラからとってます。
塩とエノキの旨味だけで十分美味しい。



食べたい物を絞りきれなかった
某日の夕食。




タッカルビ

鶏肉といろいろ野菜、トッポギを
コチュジャンベースのタレで炒め合わせたもの。
最後に余ったタレにしろご飯を混ぜ
ポックンパッ(炒飯)にしていただくと最高!




秋刀魚の塩焼き

今年最後になるのかな?多分。
名残惜しみながらいただきました。


その他にはモズクや鰤のヅケなど
脈絡の無いメニューですが
合わせたのは燗酒です^^



忙しかった某日の夕食。




ほうとう

余談ですが…
うどんとほうとうの違いって知ってます?
うどんは塩を多めに練り込んで打っています。
ほうとうは基本塩は添加していません。
何故か…
小麦粉は塩を入れないと、
茹でた時にぼろぼろに溶け出してしまいます。
塩を入れると組織が安定するんですね。
ほうとうは塩を入れなくても
味噌や醤油で塩分を蓄えた汁に直接入れるから
溶け出したりぼろぼろになったりしないんです。
味噌煮込みは塩を添加した麺を
味噌出汁に直接入れるから
超アルデンテに仕上がるのかな?
この日は先日蕎麦ツアーで購入した信州味噌を使用。
具は南瓜、そして根野菜たっぷりです。
忙しくて大急ぎで作った夕食ですが
食べ終えたときの感覚はとっても豊か。
鍋物って優秀なお料理ですね。




取材から帰ってヘトヘトだけれど
近くに美味しい蕎麦屋がないから
自分でおしぼり蕎麦を作った某日の昼食。




おしぼり蕎麦

辛味大根1本をすりおろして
そのエキスだけを贅沢に抽出。
そこへ信州味噌、鰹節、葱などを入れ
好みの味付けにして蕎麦汁を作ります。
すりおろしているときから
辛味大根の辛さが目にしみる!
でもあっという間に香りは揮発しちゃうので
食べる直前にすりおろしましょう。
お蕎麦はサンヨネさんのPBです。
新蕎麦に切り替わってました^^



またまたメニューを絞りきれなかった
某日の夕食。




牡蠣の土手煮

牡蠣がザル売りで安かったので
大量購入して土手鍋に。
これは広島産だったけれど
そろそろ浜名湖のを食べたいな。
12月になったら太田さんに電話しよう。

それ以外は蒸し豚の薬味ソース掛け
ヒジキの白和えなど。



とまあ、こんな日々を送っていました。
食べたい物を貪っているから風邪引かないのかな^^;
バカは何とか・・というセオリーもあるし。


とはいえ、明日は急きょ日間賀島行きが決定。
寒風吹きすさぶ中、天日干しの蛸を取材してきます。
防寒対策、しっかりしなくちゃ!
その前に執筆執筆。




つかさや 再び

2012年11月17日 | お出かけ
最近、蕎麦ブログのようになっていますね。
外食の大半がお蕎麦屋さん。
だって新蕎麦の季節なんですもの^^


そんな合間に再び「つかさや」さんを訪ねました。





つかさや特製定食(だったっけ?)

凄いボリューム。
しかしこれだけではないのです。
それは後でご紹介。





自家製カマスの一夜干し

旨味が凝縮されてて美味しい。
ご飯も進むけれど日本酒が欲しい^^;





鮗と玉ねぎの酢漬け

鮗も玉ねぎも浜名湖周辺の名物。
甘さも控え目で大人の味。美味しい。





お造り盛り合わせ

マグロ以外は地物かな?
鯛とハマチでしょうか。
鮮度はいいです。山葵はね^^;





炊き合わせ

厚揚げと厚焼き卵の炊き合わせ。
人工的な味は無く、まずまず。






生姜の酢漬けと浅漬け

自家製でしょうね。






かき揚げ

最初のお盆には載っておらず
揚げたてが時間差で運ばれました。
何とか海老…名前を失念。
地物の小さな海老をかき揚げにしてあります。
フリッタータイプのしっかりした衣なので
フィナーレ間際で少々重く感じましたが
酸化臭などはしなく
揚げたては美味しいです。




この定食はつかさやさんで一番高いのかな?
1,000円を切る日替わりランチでも十分品数があるし
男性でも満足できるボリュームだと思います。
安心して食べられる定食屋としてオススメします^^

今度は夜にお邪魔してみたいな。
ご馳走様でした!



つかさや

焼鳥 太郎串

2012年11月16日 | お出かけ
前々から気になっていた焼き鳥屋さんに伺いました。
ところは豊橋駅新幹線口から徒歩7分程に位置する
「焼き鳥 太郎串」さん。
あるお方から鶉の丸焼きが食べられるよ、とお聞きし
それは是非行かねば、と思いつつ伺う機会に恵まれず。。。
ようやくH氏からご招待を受けてお邪魔できました。



太郎串さん

カウンターの向こうでは
大将が炭火の前で団扇片手に奮闘中。
和服姿の品のよい女将さんが
一番乗りの私を小上がりへ通してくださいました。



メニューを凝視

あるある、鶉の丸焼きや山鳩?雀?
気にな~る。
しかし、な、な、なんと、
野鳥系は明日から解禁とのこと…
よりによって、明日って。
それってボージョレー解禁日と一緒じゃん。
愕然としましたが気を取り直して
まずは皆さんとカンパーイ!







お通しの炊き合わせ

ヘンな甘さも無く
素朴な味で美味しいです。




愛巻き

字、間違ってませんから^^
ササミで鶏の肝と大葉、山葵を巻いたもの。
山葵がチューブ物だったのが残念ですが
ササミと肝の鮮度は抜群で美味しい!
場所が無いから卓上コンロに載せてますが
もちろん火はついてませんので悪しからず。






うずらの玉子殻付き焼き

一瞬このビジュアルに戸惑いましたが
殻にタレがついていると言うことは
このまま食べろということと理解。
卵の殻の破片がお料理に入ったりすると
非常に残念な気分になりますが
ここは店主の意向に従います。
ジャリジャリ…というよりジョリジョリ。
思っていた食感とは違い意外とイケる。
なるほど、こういう食べ方もあるのね。
これぞ鶉の街・トヨハシキュイジーヌだわ♪





うずらの肉団子

うずらのつくねです。
口にの中に入れるとフワッとほぐれます。
鶏肉とは異なる凝縮された肉の味。
美味しいです^^




親鳥

老鶏までは行っていないでしょうが
かなり肉質は締まっています。
ギュッギュと噛み締めると
熟した鶏のエキスがほとばしります。
私、若鶏より大人の鶏が好き。
昔っからダンディな大人に憧れたものだわ…
って関係ないか^^



さて、メインディッシュ。
予約しておいた鍋に移行します。




予め出汁が張られて野菜や葛きりの他
アサリも入っておりますよ。




鴨ちゃん登場。あら?牡蠣も!

山海の幸満載鍋なのね。
しかも鴨・牡蠣・アサリ、全部私の大好物!!!
どんなコラボレーションが楽しめるやら。。。
鍋奉行になって取り分けまで担当したので
お写真を撮る暇はございませんでした。
感想…そりゃもう美味しかったです^^



続いて鶏料理に戻ります。




砂肝

鮮度が良くてコリッとして美味。





軍鶏

闘鶏として改良された軍鶏。
鶏よりも肉質が締まってて美味しい。
でも1/2の価格の親鳥で十分かな。





軟骨

骨周りのお肉はたまりませんね。




鶏皮せんべいの南蛮酢漬け(だったかな?)

ビールが進みます。
鶏皮が余ったら作ってみよう。





手羽先の唐揚げ

とってもジューシーでふっくら。
土曜日の昼ご飯はいつも鶏肉屋さんの手羽先だったな。
主食は夏はそうめん、冬はうどん。
ノックは無用と吉本新喜劇を見ながら。
懐かしい…
しばしノスタルジックな気分になりました。




糠漬け

家庭的な味わいに心もほっこり。




アサリ汁

シーズンじゃないんで身は痩せてますが
コハク酸の旨味たっぷりで
胃袋が安らぐわ。




鶉や野鳥に出会えず残念でしたが
いろんな味をみんなでシェアしながら楽しめ
とても充実した会食になりました。
ご馳走さまでした!



焼鳥 太郎串
豊橋市花田町一番町26-2
TEL/ 0532-33-5551
営業時間/ 17:00-22:30
定休日/ 月曜日







その後、二軒目のお店へと足を運び
禁断のボージョレーフライングをしてしまったのでした。
お店の名誉のために名前は伏せます^^
1本6,000円超のボージョレー。
美味しかった!…気がする(泣)
もったいないったらありゃしない。。。



楽しいひとときをありがとうございました。
調子に乗ってカパカパのみ続け
気がついたら朝までソファでzzz…
あ、お化粧は本能で落としていました(笑)
相変わらずのノンべえぶりです。。。

そば ふく田

2012年11月15日 | 蕎麦


静岡東部へ行く用があったので
普段は通過してしまう沼津でインターで降り
お蕎麦屋さんに寄り道してきました。
伺ったのは「そば ふく田(ふくでん)」さん。
他にも色々と候補があったんですが
アクセスが至便だったのと
前々から気になっていたので。




そば ふく田

インターから4キロ程です。




お蕎麦についてのこだわり諸々。
お蕎麦は長野旧上村の在来種を使用。
契約農家が手刈り天日干ししたものを
脱穀から製粉まで自家でしているそう。
蕎麦汁にも相当思い入れがあるみたいですね。
これは期待が持てます。
季節のおかずともりそばがセットになったもの、
そして自家製の蒟蒻をオーダーしました。




まずはビール^^




口取りのちりめん山椒

甘さは殆どなくヒリヒリ。
蕎麦の味わいに影響しないか少々不安。
でも美味しいから食べちゃう♪




お漬け物

季節のおかずセットの一部。
蕪の葉と蕪のお漬け物
胡瓜の糠漬け
茄子の浅漬け
全て自然で無駄な要素が無く美味しいです。




季節のおかずセット
ひじきの白和え
柿と蕪の梅和え
ジャガ芋揚げ団子のエゴマ味噌
牛蒡の炊いたの
蕎麦粥
大根・人参・椎茸の含め煮
自家製蒟蒻
南瓜きんとん
全て美味しかったです。
とくにジャガ芋の揚げ団子は秀逸でした。
どれも一つの要素が出過ぎず上品。




自家製蒟蒻

シンプルに山葵醤油、
ゆず味噌、山葵の茎の和え物で。
全く臭みがなく本当に美味しい。
シンプルな山葵醤油でいただくのが
質の良さを十分伝えてくれてました。




もりそば

いかにも美味しそうな見た目。



脱穀しているので丸抜きで十割。
とっても優しい色合いをしています。
啜ると穏やかな蕎麦の香りがふんわり。
噛むと繊細な甘さが舌に伝わってきます。
在来種って、それ以外の蕎麦に比べて
香りや味わいは儚く繊細だけど
食べ進めるうちに印象深くなるというか…
とにかく優しくて飽きないんです。
それどころか、ずっと食べていたくなる。




薬味

本山葵、辛味と甘みのバランスが素晴らしい。




蕎麦汁は少々味醂を強く感じました。
ただ、在来種の優しい蕎麦には
醤油の主張が強過ぎる辛汁よりも
少し穏やかな汁の方が合っているのかもしれません。





蕎麦湯は透明感溢れる茹で汁タイプ。
蕎麦湯を注いだら味醂が気にならなくなりました。
美味しい…




かけ蕎麦

気を良くしてかけ蕎麦も追加^^;
温蕎麦用に固めに茹でられた蕎麦が美味しい!
出汁も節の高い香りを昆布で和らげ味わい深い。
最後の一滴まで残さず飲み干しました。




いやぁ、美味しかったです。
インターからも近いので
上京の際にはまたお邪魔したいです。
ご馳走さまでした。



そば ふく田
静岡県沼津市岡宮1433-7
TEL/ 0559-26-7284
営業時間/ 11:00-19:00
定休日/ 月曜日

塩鮭といろいろ茸のスパゲッティーニ

2012年11月13日 | イタリアン
焦る気持ちで心臓の鼓動は鼓笛隊のごとく
それに反して執筆は牛歩のごとく。。。
敏腕ライターからは程遠い私め、
そうチャッチャカと書けないのです。
インターバルにブログを活用させてください。


ちょっと前の晩ご飯につきまして。

その前に…

国産の天然秋鮭、今が一番お値打ちですよ、奥さん!
この前なんかサンヨネさんで
グラム98円で売ってましたって。
サンヨネさん、秋刀魚や鮭に強いね~♪

冒頭からおばちゃんトークでスミマセン。
でも言わせてください、先日最安値だったんです。
秋口に今年は猛暑の影響か
水温が高くて鮭が遡上してこない
というニュースを聞いて心配してましたが
ようやく今ピークを迎えているのでしょうか?
村上の三面川の鮭は塩引きされているのかな?
家のベランダでもやってみたいな~。
カラスや猫ちゃんの標的になっちゃうか^^;

ということで大量に買い付けまして
腹側の切り身をたんまり塩漬けしています。
願わくば春先分まで塩漬けしておきたいですが
うちの冷蔵庫や冷凍庫では収まりません。
シーズン中に思う存分堪能します。
それを使った一品。



塩鮭といろいろ茸のスパゲッティーニ

塩鮭の塩分を活かして味付けの塩は控えめ。
炒め合わせて純生クリームでソースに仕上げてます。
茸の芳醇な香りも相まって
非常に味わい深い一品になりましたよ。
秋の味満載^^




あまり野菜と白インゲンのポタージュ

人参やタマネギ、ジャガ芋などと
先日のパーティで使おうと思って戻した白インゲン。
結局荷物に入らなくて白インゲンはお留守番。
それを活用したポタージュです。
炒めて鶏のガラスープで軟らかく煮て
あとはミキサーでガーッという手順。
ミルクを少し加えて伸ばしてあります。
塩胡椒、ナツメグのみのシンプルな調味。
ホッと安心する味わいですね。




イカとトマトのマリネ

赤いかのぶつ切りがひとザル150円。
少々痛んだトマトがワゴンで2個100円。
お値打ち素材を活用したサラダです。
イカはサッとボイルして氷水で〆め、
トマトも湯剥きして種を抜いて
両方一緒に塩とオイルでマリネ。
食べる直前にレモンを回しかけて出来上がり。
具だくさんのおかずサラダです。


出盛り期ならではのお値打ち素材と
食べるのには遜色無いけどお値打ち素材、
これらを目の当たりにすると燃えます(笑)
希少な素材を使ったスペシャルな料理も
作って食べて楽しいけれど
普段はやりくりする楽しみも満喫したいのです。


さ、そろそろ執筆に戻りますね。

といいつつ、
今晩のメニューが頭の片隅どころか
大半を占めてしまっている私であった。