おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

お天気だけど・・・

2010年02月28日 | つぶやき
春の嵐の後は
紫外線が降り注ぐ晴天ですね。
花粉症ではありませんが
家でじっとしています。
いや、家でカタカタやってきます。
ブライダルの執筆を・・・
遅遅としてすすみません。
自分に甘いので
一稿書き上げるとよそ事考えてボ~。
津波は何時来るの、
馴染みの釣り船は大丈夫かな、
牡蠣棚が崩壊したら牡蠣の値段が高騰するな、
それより人命第一でしょ!
などなど。

キム・ヨナのような集中力が欲しい。

今晩は天月さんで日本酒の会。
英国人の杜氏さんが醸す
木下酒造さんのお酒です。
明日からの怒涛に備えて
深酒は禁物ですが
たっぷり楽しんでくるつもりです。

くれぐれも深酒は禁物ですが…

自分にクドイほど言い聞かせます。

楽しい夕べ

2010年02月27日 | 中華
浅田真央選手、
残念だったけれど凄かった。
四年に一度の舞台に照準を合わせ
国民の期待を一身に浴びて練習を重ね
だだっ広いリンクで一人で戦うプレッシャー。
私だったらトイレに行く、といって
きっと逃げ出してしまうかしら。
か、その場に立ち竦んでしまうかしら・・・。

最後のステップは鬼気迫るものがありました。
とても19年しか生きていない娘とは思えないほど。
立場が人を成長させるのでしょうか。

キム・ヨナと同世代に生まれて幸か不幸か
とにかく今回は銀メダル。
真央ちゃんには金メダルが似合う気がします。
心が折れなければまたチャレンジし欲しいです。
頑張ってとは言いません。
これ以上ないほど
頑張っていると思うので。


昨日は今年初めての美食会。
嬉しいことにお店は蘭華さんでした。
無化調で優しくて素材の味が生きています。
こんな不況でも実力あるお店は繁盛するんですね。
昨日も沢山のお客様で賑わっていました。

メンバーのHさんは
お昼に食べたお刺身にあたったようで
ご馳走を前に中国茶を啜るばかりで可哀相でしたが
申し訳ないけれど食欲と飲み欲は隠せません。
沢山食べて、飲んで、話して、笑って、笑われて・・・

またやっちゃいました。
ビールを飲み干してオーダーした直後
目の前にあるH氏のビアグラスを鷲づかみにして
口に運ぼうとしたんです。
みんなの口から「アッ!」の声。
それあんたのビールじゃないでしょ!ったく私。
口が卑しいと言うか何も考えてないと言うか
相変わらず視野が狭く思慮が足りない。

あれは20年以上前、
何かに付けて恥ずかしがる学生時代のこと。
母がランチタイムのレストランで
隣接したテーブルで食事をとっていた
他のお客さんのサラダを間違って食べてしまった。
「恥ずかしい!」と激しく批難していたのに。
今はその轍を踏みつつある。
私も70近くなったらああなるのかぁ。

本当に反省。気をつけます。


自意識過剰娘

2010年02月24日 | つぶやき
昨日のブログがきっかけで
自分の今までを回想してみました。
とくに幼い頃の私を。
客観的に見ても主観的に見ても
めちゃくちゃ変な娘です。

極端な怖がりでした。
あれは小学校低学年だったかしら…
誘拐事件が多発した頃
公衆電話で電話しているおじさんと
ちょっと目が合っただけで
あ、誘拐される!
と猛疾走しました。
しかも自宅を知られるとヤバイ、
と幼なじみの家に駆け込むことも忘れない。
ただの怖がりではありません。
したたかです。

口裂け女の都市伝説が広まった際
もちろん怖がりました。
トイレに行けなくなって
極度の便秘で病院にも行きました。
一人では絶対下校できなかったため
通学路の違う友人を2・3人引き連れ、
しかも私の後ろを歩いてもらう。
口裂け女がポンポンと
私の肩を叩かないように。
これまたずるい。

魔の6月。
当時私の家の前には1ヵ月間
露天が立ち並びました。
豊橋中の子供が楽しみにしていた
夜店です。
下校時にはまだ出店前のテキ屋のニーちゃんが
道の両サイドにヤンキー座りをしてずらり。
モンモンが入っていたり眉や指がなかったりする彼ら。
私の名札を見て「みずえちゃ~ん」なんて呼んだりする。
「mieだっつーの!」なんて言える分けない。
縮み上がってしまい立ち往生。
これまた決められた通学ルートを
先生にお願いして変えてもらいました。

かと思えば
地域のイベントで呼ばれてもないのに
ステージに上がってパフォーマンス。

1対10でケンカして(もちろん1が私)
私の正当性を校長先生に訴えて
結果10の女の子達が私に謝り
「仲良くしてね」とすり寄ってきた。
その後はしこりも残らず仲良しましたが。

中学時代には
女性教師の理不尽な発言に納得がいかず
机を蹴飛ばして帰宅。
別にツッパリでも不良でもありません。
確かその時は学級委員だったような…

そんな積み重ねで今があります。
今でも基本は小心者で
時に大胆な私です。




危険水域

2010年02月22日 | つぶやき
連日のように取材が続き
記憶を蓄積しているのですが
早く文章化しないと溢れ出そう。
まさに表面張力状態。
これ以上詰め込むと決壊して
覆水盆に帰らず…なんて
泣くに泣けない結果になったりして。
とにかく私の許容量を超えそうなんです。

特に昨日は刺激が強すぎる一日で…

一件目はノーアポで「そう」の飛び込み取材。
キーワード「音」にちなんで
「吃音」を克服しようと活動している会に
お邪魔してきました。
先日よりメールにて取材依頼をしており
返答がないので拒否かと不安を抱きながら
ダメモトで現場へ直行。
手違いでメールのチェックができなかったようで
主旨をお話しすると
皆様、快く迎え入れてくださいました。

約二時間、オブザーバーとして参加。
初対面の私が判断するに
目立って気になることはないのですが、
症状はふとした時に表れたり
母音が先頭にくる単語を冒頭に発すると表れやすいなど
皆さんの抱える悩みは様々で根深いようです。

潜在的にはかなり多くの方が悩んでいるはずなので
是非この会を広く伝えてもらって
悩み、閉じこもってしまいがちな人を
一人でも多く救い出したい、と
強く語ってくださいました。

そこにいらっしゃった皆さんも
症状に苦しんで
人と離すことが怖くなり
思い悩んでいた時に会を知ったそうです。
完治は難しいけれど、
一人じゃない
上手く付き合って行こうと
心が楽になったといいます。
おうかがいしていて涙しそうになりました。

しかし過剰な同情や嘲りが
皆さんにとっては傷つく行為。
冷静に適切に伝達するべきだと
使命感を胸に会場を後にしました。


その後は同じく「音」でお世話になるBARへ。
30年の歴史を持つBARです。
Mさんにご紹介をいただいて
恐る恐るお訪ねしたのですが、
すぐに本題に入ることができ
あっという間の1時間半でした。
正直時間が全然足りません。
お客様がいらっしゃったので
また後日、とお店を後にしました。
刺激が強すぎて帰路はフラフラするほど。
情報が複雑で多すぎて
S氏が奏でる「音」をどう表現できるか
今は期待よりも不安の方が勝っています。
しかし、
お会いしたことにないタイプの方から
想定外の視点から「音」を語っていただき
刺激的な時間を過ごせたことに感謝しています。

まだまだ青いな、私。

取材はいつも未知の世界へと誘ってくれます。
そこで何を感じ
どう捕らえるかは私次第。
もっともっと感性を磨かなければ。

言葉の魔術師

2010年02月19日 | その他
フィギュアの高橋、銅メダル頑張りましたね。
ちょうどその時ブライダルの社用車で移動していて
ナビなしなのでラジオでライブで聞きました。
一昨年の夏季オリンピックも
九州にいてレンタカーで移動していた為
ラジオで聞いたのですが
NHKのアナウンサーの実況に
正直大きく感動と畏敬の念を抱きました。

冷静にそして的確に表現する技術と感性。
もちろんものすごい勉強を重ねているとは思うのですが
あれは並の人間業ではありません。

あたかも眼前にリンクと選手が存在するような
如実な描写。
そしてだれの肩も持たずに同じ調子で進めて行く。
素晴らしい。
実況とライターでは畑が違うかもしれないけれど
表現者というステージでは同職。
見習うべき点が多々ありました。

そこで先ほど見た落日の模様を描写してみます。

溶解炉で熱されたガラス玉のような夕陽が
海面にこんもりと盛られた雲の懐に
今、身体を委ねようとしている。
徐々に雲が色づき
その稜線は金糸で刺繍を施したよう。
茜と闇が馴染み合い
やがて今日も夜が訪れる。

さあ、酒の時間だ!



何じゃそりゃ。

以上、お遊び終了。
高橋選手とNHKアナウンサーに乾杯!



牛頬肉のトロトロ煮込み

2010年02月18日 | 中華
昨日のブログを改めて見て反省。
どなたにご覧いただいているか
私には皆目分かりませんが、
私を知る方が見れば
こいつ大丈夫か?と
ご心配をおかけするだけ。
何とか頑張っていますから
大丈夫です。

忙殺、という表現がありますが
見るからに恐ろしい言葉ですね。
しかし
仕事なんかに殺されてたまるもんですか!

分かっているんです。
忙しい方が生きている感じがするって。
でもね~。あまりのしかかると
弱音の一つも言いたくなるものです。

昨夜は久々に料理を作る気もせず
ご近所の中華料理店「蘭華」さんへ行きました。
土日は満席、待ち必至のお店です。
さすがに水曜日とあって
ゆるゆるとした時間が流れていました。
お腹がぺこぺこだったので
絞れずレギュラーメニュー5品もオーダー。
どれも美味しかったのですが
中でも牛頬肉のトロトロ煮込みは最高でした!
普通、中華の煮込み系は八角の芳香が強く
うちのパートナーはそれがNG。
しかし蘭華さんのはシナモン系のほのかな香り。
4つもある胃から食べ物を反芻しては噛みを繰り返すからか
牛の頬には無駄な脂肪がないけれど
しなやかな筋肉が発達しているようです。
赤身を煮込んだようなパサパサ感ではなく
牛タンに共通した鍛錬系の肉とでもいいましょうか。
ソースに使われた紹興酒も効いて
本当に美味でした。

私の頬肉もよく鍛錬されているので
そこそこ美味しいかしら?
ソースにお酒を使わなくても
肉汁にたっぷり含まれていたりして…。

美味しい食事は疲れた心を癒してくれます。
それとともに、またこれを食べられるよう
一生懸命稼がなくては、と
士気を高めてくれる効果もあります。
牛クンのほっぺにチューするために
頑張りますよ。
さ、今日もヘアスタイル特集の取材
テンション上げて行ってきます!




嗚呼、癒されたい

2010年02月17日 | 和食
癒されたい
嗚呼癒されたい
癒されたい

字余り。

怒濤の日々がやって参りました。
年4回避けられない試練です。
何も心配事がなかった
2ヵ月前が懐かしい。
九州、台湾、東京
遠き日の楽しき想ひ出。
ららら~♪

寝ても覚めても
思考を占めるのは仕事のこと。
やらないくせに
やらなくてはならないことを
心配ばっかりする私。
だれかマネージメントしてくれないかな。
ららら~♪

100ページ超の雑誌を
一人で企画立案し
ライティングし
編集している自分を
自画自賛し
鼓舞し
カツを入れ
何とか頑張ります。
暗いトンネルから
早く出たいよぅ
ららら~♪

撮影に明け暮れ/鯛頭

2010年02月16日 | 和食
昨日はブライダルのメイン特集撮影。
モデルさん二人にそれぞれ4着のドレスを着させて
4パターンのヘアスタイルに仕上げます。
キュート・エレガント・ロマンティック・クール
結婚式という特別な日に
普段と違うイメージでゲストを魅了する。
そういう意図の特集です。
当たり前ですが、私ではできません。
ドレス・カメラマン・美容院・フラワーショップなど
それぞれにご協力をいただいて
やっと成り立つ特集。
熱っぽく趣旨を話したところ
皆さん快くご協力を承諾してくださいました。
しかも・・・ムリョウ!
感謝感激雨あられです。

ですから普段気が利かない私が
あっちへ行き、こっちへ行き
気を遣いながら
ドレスの魅力とヘアスタイルのポイントを取材。
一般のモデルさんなので疲れてくると顔に出ます。
道化にもならなくてはなりません。

何とか無事終了しました。
根回しと気を遣ったかいがあるというものです。

しかし、、、、疲れた。
これがあと2回あると思うと
深~いため息連発です。


疲れても鯛の頭は私の帰りを
今か今かと待っています。
お魚仮面に変身できるほどの大鯛のお頭。
骨蒸し一本だと飽きてしまうので
カマと頭に切り分けて
カマは鯛飯、頭を骨蒸しにしました。
鯛飯激ウマです。
コラーゲンが米一粒一粒をコーティングし
ツヤツヤで旨味凝縮。
カマの肉だから脂もタップリ乗っています。
骨蒸しは橙と醤油で作ったポン酢で。
旨過ぎます。
余すところなく頂戴したので
鯛クンも成仏してくれたことでしょう。

でも、これまた疲れた。
湯引きして鱗をとったり
血合いを除いたり
鯛飯の炊きあがりに骨から外してほぐしたり。
目玉を嫌がるパートナーの為に
タジン鍋で蒸し上がった後
即原型を止めないよう捌いたり。。。

美味しい料理は手間ひまかかりますね。
しかし疲れた身体を
最後には癒してくれました。
海の恵みに感謝です。

さ、そろそろ指のウォーミングアップ終了!
執筆ガンバリます。

楽しい夕べ/鯛の頭

2010年02月15日 | お出かけ
土曜日はMさん宅にお呼ばれして
楽しい夕べを過ごしました。
寄せ鍋と大活躍のタジン鍋
そして美味しいお酒と
楽しい会話。
もうこれ以上何が必要でしょう。
あまりに楽しみすぎて
最後は記憶がショート気味だったようです。
まさに倒れ込むように
着たきりスズメ(むしろ獣)で寝ていました。
いつまでたっても“ほどほど”が分からない私。
パートナーに飽きれるを通り越して
面白すぎる生き方、
と褒めとも貶しともとれる評価をいただきました。
箍の外れた味噌ダルのような私です。ばらばら~

昨日は名古屋でブライダルの展示会があり
その帰りに少々セレブなスーパーへ立ち寄りました。
スーパーの評価は魚売り場で決まります。
昨日は大物が見つかり高評価。
三重県産の天然鯛のかぶとです。
その大きさは何と大人の私がかぶれるくらい。
半魚人に変身可能なフィッシュマスクとでもいいましょうか。
カマにもお肉がたっぷりついていて
魚好きには垂涎のしろものです。
もちろん買いました。
骨蒸しにして4人前はあるでしょうか。
2人前半は私一人でいけるでしょう。
でも、パートナーは…。
大の大人の男でありながら
魚の目玉が怖いんですって。
もちろん目玉も特大級。
裏返して私が目の周りのゼラチン質を
先に食べてから給します。

三重にもあんな大物がいるんだ
春ののっこみシーズンになったら
釣に行きたいなぁ。
それまでに仕事片付けなくちゃ!

容姿は心の鏡

2010年02月12日 | つぶやき
一昨日見たアバター。
拙宅ではまだまだその話題で持ち切りです。

CM等でご覧になったことがあると思いますが
アバターに登場するナヴィの国の人(宇宙人)は
爬虫類とピューマや豹など
ネコ科の動物とも何とも言えない容姿。
その小国の姫と主人公が恋をするわけですが
上映開始早々は気味が悪い生物…
としか思えなかったものが、
物語が進むにつれ、
とてもチャーミングで美しく見えてくる。

何故か。
それは彼女が純粋でとてもまっすぐだから。

美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる。
だれが言い始めた言葉か知りませんが
それはちょっと違います。
容姿はその名の通り容れ物でしかありません。
接するうちに見えてくるのはその人の心。
心がキレイならば美人は更に美人に
心がブスならばブスはブスのまま(表現キツイ?)
要は中身次第で見え方は変わってくるということ。
だからナヴィの姫が美しく見えたのでしょう。

そこでパートナーに質問。
私がジャイ子みたいだったらどうする?と。
性格が良ければ問題ないとのこと。

う~ん。本当だろうか。。。
別に自慢できるような容姿ではないけれど
初めは今の私で途中から何らかの理由で
ジャイ子顔になったのと、
初めからジャイ子顔では
スタートラインが違う。

わたしがまだ若かりし頃のこと。
かわいい子紹介して、
と友人男性に依頼され
容姿・性格総合判断でおすすめ!
と判断した女の子を
満を持して紹介すると
「女の子の言うかわいいって、あてにならないよね」
という捨て台詞をよく聞いたものです。
世の男性皆々様、実際のところどうなんですか?

そこで私なりの結論。
容姿はあくまでも入り口でしかなく
その人を知ろうとする気持ち
そして知る時間が必要なのですね。
知ってもらって好意を持ってもらえるような
そんな女性になりたいです。

こんなことを改めて考えることができたのも
アバターの産物かな。