おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

うな豊

2013年10月30日 | お出かけ
だーいぶ前のことになります。
まだセミがみんみん鳴き時雨れて
灼熱の太陽が降り注いでいた頃
猛暑を乗り切ろうと鰻の滋養に縋りました。
といいますか…単に食べたかっただけ♪




うな豊

瑞穂区にある名店です。
実は15年ほど前までは
ここから歩いて1分のところに住んでました。
鰻の高騰が騒がれる前なので
今よりは安いと言え、
そう頻繁に食べられるものではありません。
味覚と言うより、嗅覚でよくお世話になってました。
あの炭火焼の香りで白いご飯3杯はいけるっ(いけたっ)!





お品書き

老舗なのにこのお値段は良心的。




うな重上

ちょっと贅沢しまして上をオーダー。
炭火でこんがり焼かれた皮目は
香ばしくてパリッとした食感。
中はフワフワと言うよりは
いい具合に締まってジューシーな肉感です。
タレも辛すぎず甘すぎず量も絶妙。
ご飯のパラパラ感も素晴らしいです。
何でも保温機能のないガス釜で炊き
常に炊きたてを提供しているとか
そりゃ美味しいわけだ。




肝吸い

インスタント的な要素は無し。
真っ当な出汁がベースです。




香の物

創業以来守られているぬか床で漬けられたぬか漬け。
当然のことながら不自然な味や色はありません。
乳酸菌が仕事した心地よい酸味がたまらない。


食後感も良く心もお腹も満足。
いいお店ですね~うな豊さん。
またついでがある時に伺います!
なかなかないけど^^;

ご馳走様でした。


炭焼きの店 うな豊

奥三河の幸で至福のひととき

2013年10月29日 | 和食
最近、奥三河ブームがきています。
もちろん、私限定(笑)。
浄水器のお水でご飯を炊くのがイヤで
普通の卵を食べるのがイヤになっちゃったので
台風が来ようが霧に咽ぼうが
奥三河へと足が向いてしまうのです。


で、台風27号が最接近するというその日に
一人トコトコ車で行ってきました。




まずは卵を調達

この日、プレノワールはなく
コーチンと赤鶏の有精卵だけでした。
先日農場のおじさんとお話しする機会があり
現在コーチン卵は孵化用にまわしているので
10月末にならないと商品化しないとの情報。
その月末になったのか、小玉が出てました。
二袋購入。家にも1パックあるのに^^;




朝霧湖

大島ダムのダム湖です。
人っ子一人いない展望公園。
静かすぎて耳が塞がった感じに。
台風により湿った空気が流れ込んでいるのか
もの凄い湿度に身を包まれました。
お肌しっとり、髪クリンクリン。




百間滝そばの湧き水

ここで脱輪したり
エンジントラブルがあっても
だれも助けにきてくれない…
と思いつつ到着。
エンストしたら怖いので
いけないと思いつつ
水汲み中もアイドリング状態に。




あ、生命体…

何だか安心感を覚える^^;



そんなこんなで無事水を汲み
産直で天然キノコを入手して帰宅。




天然エノキ



天然ナメコ




天然キノコのお吸い物

エノキが何とも言えないほど美味。
シャキシャキで味わい深いんです。
買い占めてくれば良かった…




名古屋コーチン卵の出汁巻き




色も味も濃く美味しいよ~。





八名丸さといもの含め煮

愛知県の伝統野菜にも指定されている
新城市の八名丸さといも。
ネットリと柔らかく、臭みも無し。
その名の通りコロコロ丸くて
扱いやすいです。





カボスなます

新城のカボスが5個100円。
その果汁をたっぷり使って
紅白なますにしました。





秋刀魚ご飯

もちろんお水は百間滝の水です。




秋のご馳走ですね。




手羽餃子

これは奥三河に関係無し^^;



しばらく奥三河ブームは続きそうです…

秋のフラスカティ

2013年10月26日 | お出かけ
久々にフラスカティさんへお邪魔しました。
しばらくご無沙汰しちゃってましたが
シェフもマダムもAさんもいつも通りの笑顔。
足を踏み入れてその笑顔に触れた途端
ブランクを感じなくなるから不思議です^^



秋の便り満載のアラカルトメニューを眺め
長時間悩んでようやく本日のお品書き決定。
コースにすれば良いのですが
ついアラカルトメニューで頼みたくなっちゃいます。




鱸のマリネ ナポリ風(だったっけ?)

サッと湯引きした鱸を
良質のオイルとレモン、
アンチョビ、ニンニクでサッと和えたもの
やや肉厚の鱸が抜群の火入れです。
酸味のある媚びないトマトや
ルッコラ・セルバチカの辛味もいい。
個々の美味さはもちろん、
合わせたときのバランスが素晴らしい。

ワイン棚にDAUROのオリーブオイルが置いてあり
「ノベッロ(=初摘み)」のシールが貼ってあったけど
これに使ったオイルはノベッロなのかな?
ヘンな青臭さや刺すような辛味がなく
ジューシーで美味しかったなぁ。




炭火焼天然鰻

産地を聞忘れましたが天然鰻。
肉厚で弾力があり、臭みはありません。
これから冬眠に入る鰻は
皮が黒くなって硬くなると言いますが
炭火で香ばしく焼き上げた様子は絶妙。
下に敷いてあるピュレがあまりにも美味しいので
マダムに尋ねてみたところ
根セロリとじゃがいものピュレだそう。
ややもすると粉臭く野暮ったくなるじゃがいもを
根セロリがいい具合に丸めて爽やか。
付け合わせのミニ玉葱(ペコロスより大きい)の
丸焼きも甘くて瑞々しくて美味。


グラスで白ワインを2杯頂いた後
赤ワインにシフトします。



Vigna San Bartolo '05

マルケ州の赤でシェフも大好きだと言う一本。
モンテプルチアーノ75%カベルネソーヴィニオン25%
香りは非常に華やかで蜜のようなアロマ。
口に含むと適度な酸味と熟した果実味が広がりました。
時間の経過とともに
特徴的な味や香りが調和していきます。
最初から最後まで変化で楽しませてくれる一本。
いいワインでした。




フレッシュポルチーニと雉子のパッパルデッレ

旬のフレッシュポルチーニがプルンプルン!
香りと凝縮されたアミノ酸が炸裂してます。
咀嚼して飲み込むのが惜しいほど美味しい…

歯ごたえと旨味のある雉子は養殖とのこと。
シェフご一家が高知の農家民宿で休暇を楽しんだ際
この養雉場にも訪れたらしいのですが
山奥で半野性的な育て方をされてたといいます。
身体もガッチリ骨太筋肉質だったそう。
なるほど、噛み応えとミネラル感は
その育て方が由来なのですね。

相変わらずモチモチで
粉の香り豊かな手打ちパッパルデッレと
惜しみなく振り掛けられたパルミジャーノも美味。





仔羊のロースト

ミントバターを表面に塗りまして
じっくりロゼに焼き上げられた塊肉。




素敵な断面♪

羊臭さは感じませんが
羊の存在感はしっかり感じます。
北海道は女満別の
綿羊農場から取り寄せているそう。
美味しいなぁ。




付け合わせの茄子

チーズとトマトで焼き上げられ
これまた主役級の美味しさ。




白インゲン豆

トスカーナで訪れたリストランテでオーダーした
ビステッカ・フィオレンティーナの付け合わせ
白インゲンのフィアスコ煮を思い出すなぁ。





落花生のジェラート

今旬の落花生を使ったジェラート。
っていうか、落花生そのまま!
生ならではのフレイバーが効いて
コクがあるのにしつこくなく美味。
確か昨年も頂きましたが
ピスタチオと並んで大好物です!



コーヒーも美味しく、
全てにおいて満足でした。



帰り際にご挨拶へ伺うと
シェフが2枚のプリントを
おもむろに渡してくれました。
フラスカティの名の由来や、
普段は聞くことのできない
マダムやAさんのこぼれ話やウラ話。
楽しい「月間フラスカティ」でした。
現在2号まで発刊されてますが
3号も読みたくなってしまうではありませんかっ!
それが作戦かしら^^;

また一生懸命働いて伺いますね。


ホントにホントにご馳走様でした!

Dinner for My Birthday

2013年10月24日 | イタリアン
プレ誕生日パーティに引き続き
誕生日当日のディナーをご紹介します。
例によって作者・自分。
誰か作ってよーっ!
ってわめいたところで何も出てこないので
自分の食べたい物を作ります。
基本的に献立ありきで作ることはありません。
スーパーにて素材と対峙してから決まります。




新子

新子が一ザルだけありました。
新子と言うよりは小鰭サイズかな?
鱗もピカピカで鮮度よし。




新子のSushi風アンティパスト

新子を三枚におろして塩で〆て塩を洗い
三種の柑橘果汁で30分漬けました。
国産レモン、宮崎のへべす、蒲郡の酢橘。
引き上げてキッチンペーパーに包み
冷蔵庫でしばらく馴染ませます。
飾り包丁を入れて食べやすいように2つに切り
貧乏人のキャビアを載せたチコリボードへon。


貧乏人のキャビアは茄子を半割にして
格子に包丁を入れてニンニクを処々に挿し
オイルを回しかけてじっくり焼き
皮を剥いて叩いたところへ塩こしょうし、
刻んだ赤玉葱とバジルを少しだけ入れたもの。
アンチョビやオリーブを入れることも有りますが
新子の味を打ち消しそうなので止めました。
キャビアの所以は茄子の種でしょうね。
最近の茄子は種の主張が弱いですが
白樺湖で買ったこの茄子は黒くてプチプチ。





中はこんな感じ

フィンガーフードとして
アミューズにも使えますね。




生牡蠣

何の芸もありませんが
ズッシリ重い牡蠣と出会ったので。
こじ開けるときのワクワク感もたまりません。
もちろんオイスターナイフ完備。





キノコのヴルーテ

シメジ、黄金たもぎ茸、舞茸を
バターで水分が飛ぶまでじっくり炒め
鶏のガラからとったフォンで煮上げます。
濃度を付けるために途中でキタアカリも投入。
キタアカリがトロッととろけはじめたら火を止め
ミキサーで滑らかにして鍋へ戻し
生クリームを少しだけ入れて完成。
黄金タモギ茸の存在感が強過ぎ…
美味しいんだけど、
独特のアク(?)が舌に残ります^^;





ラザーニャ

ボローニャのマンマの味ですね。
ボローニャのカフェで食べた味が忘れられません。
牛肉のボローニャソースとベシャメルソースを作り
茹でたラザーニャとモッツァレッラとともに
交互に重ねて焼き上げます。




これは6階建て。

ちなみにモッツァレッラは長野の長門牧場製。
非常に優しい味なので
最後にパルミジャーノ・レッジャーノでコクをプラス。
鍋を三つも占領して面倒くさいですが
手をかけた分、応えてくれるお料理です。



といった誕生日の夕べとなりました。
カヴァ1本と赤2/3本飲み干して
速攻zzz…になったことは
言わずもがなですね^^;



プレ誕生日パーティ

2013年10月23日 | フレンチ
無事〇〇才のお誕生日を迎えることができました。
たくさんのメールやメッセージを頂きまして
感謝感激雨あられです♪
古の賢人は「☆十にして惑わず」とおっしゃいましたが
私の場合、天命を知ることもなく、あの世へ召されそう^^;
だって、何も悟れてない、何も極めてないどころか
何も分かってない…
だからこそ毎日が新鮮で驚きの連続なのかな~。
ということにしておきます(笑)


さて、数日前のこと。
一番上の姉が里帰りしていましたので
文字通り姦娘三人+母が集まって
うちでディナーをとることに。
前日の夜決まったので煮込みなどは無理。
当日チャチャっとできるものを
スーパーで素材を見ながら決めました。




鯒のマリネとラ・フランスのサラダ

ラ・フランスは痛みかけを半額で手に入れたものを使用。
洋梨に関しては見た目なんかどうだっていいのにね^^
黄色く熟れた状態のものをさいの目にカットし
オイル・塩・酢橘・茗荷でマリネしました。
それに塩とオイルでマリネした鯒を合わせただけです。
お食事に果物を合わせるのは
素材によっては苦手ですが
洋梨や無花果は好きです。




プティ・エッグベネディクト

最近新城産の有精卵にはまっておりまして
冷蔵庫には大家族並の卵が眠っております。
だったらディナーに出してしまえと、
エッグベネディクトを作りました。
プレノワールの有精卵をポーチドエッグにしまして
オランデーズソースにももちろん卵使用。
澄ましバターはカルピスバター、と材料は贅沢^^
客人たちは話に満開のお花が咲き乱れ
味そっちのけで平らげてましたが…
私的には美味しかったと思います。





渡り蟹のリングイネ

渡り蟹の旬は雌と雄で異なります。
雌は春から初夏に抱卵して旬を迎えますが
雄は交尾後に太った今が旬。
小さい渡り蟹でしたが身はパンパンでしたよ♪
オイルで炒って白ワインで蒸した後
チマチマ身をほじくり出す作業が大変ですが
トマトソースと合わせて
グラニャーノのリングイネに和えたら
苦労が報われる味になること間違い無し!
これには姉たちも一瞬黙りました。
良かった。喜んでくれて^^




豚ヒレのロースト ブラッドオレンジソース

いろいろ作業をしながら作っていたら
完全に火を入れ過ぎました…あーあ。
三人とも美味しいと言ってはくれましたが
私的には全く納得いってないです。
ソースはブラッドオレンジのコンフィと
バルサミコビネガーを合わせて
ビガラードソース風に仕立てました。
豚と柑橘系は合うと思います。


ワインはカヴァとイタリアのタウラージ。
写真は撮ってません^^;


誰の誕生日だか分からないぐらい
席に座っている時間は少なかったですが
母あっての私、姉あっての私と考え
精一杯ご奉仕した夕べでした。


歯に衣着せぬトークバトルで
途中不穏な空気が流れたりしましたが
最後は笑ってバイバイを言えるのも
家族ならではのことでしょう。
これからも三女はおもてなししますから
銀さんファミリーみたいに
年を重ねても集まりましょうね^^





天然キノコづくし

2013年10月22日 | 和食
白樺湖で購入したりいただいた
天然キノコを使って
キノコづくしの夕餉を調えました。



採取したものをいただいたクリタケと、
産直で購入したハナイグチ、シモフリシメジ

シモフリシメジはcaieさんと粘ってゲット(笑)
先日長野で購入したキノコの本を参照して
下ごしらえをしてから調理します。
砂や虫、アクを取るのがけっこう大変^^;




ハナイグチともって菊の三杯酢

サッとゆでこぼしたハナイグチと
酢を入れた湯で茹でたもって菊を
三杯酢に漬けて出来上がり。
シンプルですが非常に美味です。
菌床ものではこの味は出ないなぁ。




シモフリシメジとクリタケご飯

キノコは少し炒めた方が旨味が出るので
下ごしらえしてから炒り煮して炊き込みました。




シモフリシメジのアミノ酸、凄いです!
香りと旨味が炸裂する幸せご飯♪
あっという間に平らげてしまいました。




キノコ汁

ハナイグチ、クリタケ、
シモフリシメジのオールスター。
出汁は二番出汁で十分です。
異なる食感と香りが融合して
何とも贅沢なお吸い物になりました。


白樺湖から帰るや否や調理開始して
翌日に持ち越すことなく全て食べ尽くしちゃった…
いいのです。一番美味しい状態で食べたかったから。
来年は採取から参加して
もっとたくさんの種類を頂きたいな。




吉田ポークヒレのロースト

kiyokoさんのバゲット・ポークで余ったヒレを
ロゼに焼き上げましていただきました。
吉田ポーク、前はあまりいい印象が無かったけれど
サンヨネさんと養豚場さんの努力の賜物か
非常に滑らかな肉質で臭みもなく美味しくなってました。
2日ぐらいマリネしてあったからかもしれませんが。




かずくんキンピラ

山荘で調理した副産物・野菜の皮や余り野菜で
かずくんがチャチャーッと作ってくれました。
梅干しと生姜が効いてて美味しい!
かずくん、相変わらず女子力高いわ(笑)
っていうか、普通の女子をとっくに越えてる^^
料理に関してはね♪




インカのめざめのアルプカーゼ焼き

白樺湖の産直で買ったインカのめざめ。
それを蒸しまして山塩で味付けし
アルプカーゼのチーズで焼きました。
このインカのめざめ、
私が食べたことある北海道産より味が濃い。
ナッティでネットリして美味しいです。
村のじゃがいもに次いでじゃがいもランキングNo.2!



と、こんな夕餉を調えました。
秋満喫。キノコ満喫で大満足!
豊穣の大地に心から感謝します。


奥三河の清冽な湧水と瀑布を愛でる

2013年10月21日 | お出かけ
今まで調理に使うお水は
不純物や農薬、カルキを除去する
浄水器を通したものに限定していました。
スーパーなどで安価に汲める水も有りますが
浄水器を通したものとの違いをあまり感じないし
面倒くさいので利用を止めてしまいました。

しかし…
やはり天然水は何もかもが違う。
飲んで美味しいのは当たり前。
ご飯を炊いてもお茶を入れても美味しいんです。
最近お世話になっているのが
奥三河の百間滝手前にある湧水。




これです。

これでご飯を炊くと絶品なのです^^


その前に、腹ごしらえ。



茶寮 本陣

長篠城址近くにありまして
天然鮎を食べさせてくれるというお店。




天然鮎定食



鮎の塩焼き




稚鮎の酢漬け




フライ

これだけ鮎を食べられて2100円は安いです。
でも…多分冷凍物でしょう。
落ち鮎ではなくシーズン中に獲ったものを
腸抜いて保存していたみたい。
不味くはないですが
鮎らしい香りは感じませんでした。
そして天然鮎の提供も、
今シーズンはもう終わりだそうです。
初夏に訪れてみたいな~。



そして、腹ごなし。



湯谷温泉手前の井代にある愛宕山

参道を彩る赤い幟が目印の山です。
かつては菅沼氏の山城でした。
軽く汗をかく程度の運動量で
戦国武将気分が味わえますよ。



その後、水汲みに大島ダムのその先へ。
いつものようにタンクへ水を注いでますと
辺りの光景が違うことに気づきました。
あ、、、百間滝への通行止め柵が除去されている!
これはいくしかない、とずんずん進みます。



あった!

ここから滝までは250mほど。
階段を下りて川沿いの遊歩道を歩きますと



道が寸断されてる…

台風が通り過ぎた翌日だったので
かなり増水して遊歩道も川になってました^^;
右の岩場に飛び乗りまして先へ進みます。




あ、見えてきた!












凄い迫力。
増水したお陰で雄々しく猛々しい瀑布が拝めました。
最近まで崖崩れのために道を閉ざされていたので
しばらく人の目に触れることが無かったのでしょう。
下界で人が何をしていようが我知らず、という堂々たる姿。
滝壺付近に降りると飛沫で足蹴にされている気がして
近づいてはならぬ神々しさを感じました。
これは一見の価値ありです。


奥三河の清流に育まれた鮎を頂き(味はさておき)
こんこんと湧く清水を分けて頂き
神々しい姿を眺めさせて頂き…
清流に癒された一日となりました。
考えてみれば産湯に浸かって以来
人生の半分以上お世話になっている豊川水系。
これぞ母なる水ですね。


海も好きだけど、山もいいなぁ。

白樺湖畔キノコの会/ブランチ

2013年10月20日 | 旅(国内)
強硬手段の移動が身体にこたえたのか
前夜の宴は日が変わる頃に脱落。
熟睡して翌朝は疲れがさっぱり取れておりました。
ノソノソと起き上がって階下へ向かうと
もう皆さん朝食の準備をされてます!
パワーに圧倒されてしまいますわ^^;


お料理の紹介をする前に
かわいこちゃんをご紹介



オーナー様の愛猫・ショコラちゃん

抱っこもさせてくれる人懐っこい子です^^





パンパニャ



caieさんが焼成したサーモンと
kiyokoパン&プースさんのパン競演。
前日に頂くはずだったけれど
皆様製作料理の全体量がボリューミーだったので
翌朝へと持ち越されました。
レモンとオニオンが効いたサーモンと
オイルをたっぷり吸ったパンが美味しい!
ボリュームはあるけど全くしつこくありません。




蓮根餅

caieさんの創作料理。
辻豆腐のお揚げさんに
すり下ろした蓮根の具を入れて焼成。
モッチリ&サクサクの食感が絶妙。








こちらも前夜から持ち越し。
レシピは先述通りです。




胡瓜の紫蘇の実漬け

即興で私めがご用意。
揉んでしんなりさせた姫胡瓜と
塩した紫蘇の実を併せて和えただけです。
生の野菜が恋しかったので。




巨大ムール貝

岩牡蠣かと見紛うほどの大きさ!
横須賀の長井漁港で購入されたそうです。




酒蒸しに




ドーン



大きな身がゴロンっ!

朝ご飯とは思えないラグジュアリー感。
忘れられない味となりました♪




ムール貝から出てきた真珠

といっても米粒大ぐらいですけどね(笑)



キノコ汁

クリタケやナラタケなど
様々なキノコから濃いお出汁。
最後の味付けは私がさせていただきましたが
天然のアミノ酸が炸裂しているので
塩と少々の醤油だけで決まりました。
美味しかった~。




ハナイグチの三杯酢

ハナイグチを茹でこぼして
三杯酢に漬けたものです。
これがオツな味わい!
家に帰って早速真似させていただきました。




バゲット・ポーク


kiyokoさん謹製のバゲットに
吉田ポークをローストしたものをin。
それをcaieさんが縛って
焦がしバターを大量にかけて焼成します。
こちらも前夜から持ち越されたもの。
ポークは私が焼かせていただきました。
一日塩とニンニク、タイムでマリネ。
再焼成を考慮しまして
中心温度は55度ぐらいにとどめています。
お陰でロゼに仕上がって美味でした^^
これを食べて太るんだったら本望です!




蓼科牛魯山人風すき焼き汁の混ぜご飯

前夜に魯山人風すき焼きをした炒り酒の
灰汁をとことん除去して澄んだ汁でご飯を炊き
蓼科牛を濃いめの味付けに炊いた具で混ぜご飯。




絶妙な味わいでした。
しっかり火入れした蓼科牛も柔らか。
モモ肉なのに凄いわ。
このご飯で日本酒が飲めます^^


朝から作ったり食べたり作ったり食べたりして
結局、気づいたらお昼になってました(笑)


よく食べてよく飲んでよく笑った一泊二日。
素敵な会に参加させていただけて
私はとっても幸せです。

オーナー様、何から何までお世話になりまして
本当に有り難うございました。

ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました♪
また宜しくお願いいたします!



その後、皆バラバラに帰路につきました。
「さよなら~」っと帰ったはいいけれど
ビーナスラインをかなり下った時点で
Mさんからのメッセージに気づく…

「mieさん、カメラ忘れてますよ~!!」

またやっちゃった。
カメラを持つ資格無しだわ。


 ~完~

白樺湖畔キノコの会/夜の宴

2013年10月17日 | 旅(国内)
長門牧場から帰りますと
すでにキッチンスタジアムでは
料理人の皆様が立ち働いていらっしゃいました。
圧巻の光景に目を奪われながら
まずは身を清めようと温泉へ…
山荘から徒歩数分で辿り着けます
「すずらんの湯」で湯浴み。
サッパリとしたところで
エプロンのヒモと気持ちをグッと締め
いざ、キッチンスタジアムへ…


ぴーーーっ!終了!


戦わずしてタイムリミットの17時^^;
オーナーから途中でも何でもいいから
宴は17時開始と言い渡されていたのです。
我々愛知チームは宴開催中に
キッチンに立つことにしました。


さて、ザッと料理をご紹介します。
多過ぎるので名前だけ。一部は写真だけ。







月餅



牛タンの赤ワイン煮込み



鮃の薄造り



名前忘れちゃった

中近東の牛生ハムでしたよね?caieさん^^;




鮃のカルパッチョ



あおり烏賊のお造り



サゴシのお造り



あおり烏賊の握り



肉まん



秋刀魚の有馬煮

かずくん謹製。別名秋刀魚のアルマーニ。



ナワキリの塩焼き



鯵の押し寿司



チキンカツとサルサソース



チーズとベーコンのキッシュ



チーズいろいろ



ホオヅキのチョコレートテンパリング

オーナー謹製。旨し!



サーモンのオードブル



Gさんのダブルマグナム登場!



贅沢にたっぷりと注がれ…至福。




原木生ハム登場!

男性らによる自家製です^^
これは白ブタさん。




原木生ハム登場!

これは黒ブタさん。



たまらん!




kiyokoバゲット作成開始!



美味しいよ~♪



蓼科牛のモモ魯山人風すき焼き

I夫妻謹製。返しではなく炒り酒で。上品!



キノコのおこわ

私めがお作りいたしました。
山荘周辺、及び近隣の山で採れた
クリタケ、ナラタケを使わせていただきました。
よく考えたら夜の宴でキノコ料理、
これだけだった気が…
他には白ネギと生落花生の塩ゆで、
鶏肉が入っております。
キノコの風味を活かしたかったので
香辛料等は使っていません。
予め取った鶏がらスープと
醤油・酒・みりんのみ。
竹の皮の香りが移りまして
少しオリエンタルな風味もあります。

撮影漏れしたお料理も数点。
いやー。よく食べました。飲みました。




グランヴァンの面々

Gくんのお陰様様で
オーナーがすんごいワインを
ポンポン開けてくれました!
こんなにいいワインばっかり飲んで…
罰が当たっても文句は言えません^^;
名古屋アル中友の会、バンザイ♪



皆様の料理に対する姿勢を目の当たりにし
正直タジタジで出る幕ありませんでした。
オーナーに期待されたのに役立たずでスミマセン!
いつか120% の力を発揮したいと思います。
120% 出しても皆さんの60%ぐらいかもしれませんが(涙)

ご馳走様でした!


朝食へとつづく…

白樺湖畔キノコの会/買い出し~長門牧場

2013年10月15日 | 旅(国内)
大型の台風が勢力衰えることなく近づいてますね。
関東直撃とニュースでは防災勧告をしておりますが
予想ルートが少しズレれば我々の住む中部圏も危ない…
稲架掛けされた稲を奥三河のあちこちで見かけましたが
あれらはもう、降ろされたのでしょうか?
心配だ…


さて、テーマの件に移ります。
白樺湖畔の某氏の山荘で
キノコの会が開催されました。
秋の恒例行事だそうですが
お招きいただくのは初めてです。
いろいろと障害がありましたが(涙)
万障繰り合わせて参加することができました。




皆さんは三連休初日の夜に山荘入りされましたが
私は日曜日に参加するのが精一杯。
でも、皆が動き出す時間に出発していては
大渋滞に巻き込まれかねません。
朝5時には出ようと4時に目覚ましをセットするも
2時半に目が覚めてしまいました…^^;
二度寝したらマズいので、
早いに越したことは無いと4時過ぎに出発。
高速を長時間運転すると眠くなる体質に加え
ただでさえ寝不足なので
思い切って飯田まで下道で向かいました。
最短ルートですしね。




夜逃げではないです。旅です。

お布団が無いかもしれないという
最悪の事態に備えて一式持参。
釣り用の最強クーラーと簡易クーラー、
登山用のコートや長靴、
美味しい天然水があったら汲めるようタンクもw


私の車はセミマニュアルでギアが切り替えできるので
シフトレバーをガンガン上下させながら
ワインディングロードを平均時速〇〇kmで走り
家を出て2時間後に飯田山本インターから中央道入り。
白樺湖畔には8時前に到着しました。
自分にノルマを課すドM運転で休憩は無し。
流石に着いた途端、眠気に襲われて
ご挨拶もそこそこに仮眠しましたzzz…
失礼をいたしました。



1時間ほど仮眠して行動開始。
皆さんはキッチンスタジアムで朝食づくりされてます。
私は勝手が分からずオロオロするばかり。
おいしい朝食をいただきましたが写真は撮ってません^^;


その後、ボーッとしながらも
夜の宴に備えて買い出しへGO!
山荘オーナーのご案内で産直を巡りまして
天然キノコを見つけてお目目ぱっちり!
ゲンキンな人間だこと。やだわ…私。





遅めの昼食をとりに長門牧場へ


雲ひとつないお天気に恵まれました。
しかし高原を吹き抜ける風は下界に比べて冷涼です。
ロウゲージの分厚いカーデガンを着ても寒いくらい。
暑さに辟易していた私には嬉しい気温ですが^^



ピッツァ・マルゲリータ

長門牧場のモッツァレラを使ったピッツァ。
石窯で焼かれた生地も美味しいです。
お腹ペコペコだった私は
3枚あっという間に平らげました。
ご馳走様でした!




長門牧場のソフトクリーム

caieさんが購入されたものを
少しだけ味見させてもらいました。
ミルクというか、バターのようなコク。
おいすぅぃいではないですか…
夜の宴を気にしなければ
私も絶対食べていたはず。
今度伺うときはこの分も腹計算に入れて
積極的に食べることにしよう…



信州北白樺高原 長門牧場


キッチンスタジアムに帰ります。

夜の宴につづく…