最近、この地域で昔から馴染みのある店が廃業した。大型チェーン店の進出によるものだ。全国津々浦々、どこでも同じような現象が起きていることだろう。ネット販売の浸透もあり、古くからの店は、なかなか存続できない状況である。消費者の立場としては、なるべくいいものを安く、と考えるのは当然だ。しかし、最近の弱肉強食のような、生き残りをかけた争いは、どう考えても行きすぎではないのか。東京のコンビニ戦争もすごいらしいが・・。私は経済のことはよくわからないが、資本主義には、かなり問題点が含まれていると思う。このしくみの犠牲者は、実際、かなり多くなっているのではないか。なにごともほどほどに!馴染みの店で和やかな店主との会話をしながら、ゆっくり買い物を楽しむ。それが価格には表れない付加価値である。そんなゆったりとできた頃が、今となっては懐かしい。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます