今どきの小学生

2015-12-03 18:29:26 | Weblog
ある人が言った。小学校は、世の中の理不尽さを学ぶ場所だ!と。確かにそういう要素はあると思う。しかし、現状をみる限り、今どきの小学生は、あまりにも殺伐としていて、子供らしい無垢な感じがしない。学ぶという領域を、既に逸脱してしまっているのではないだろうかと思われるふしがある。最近、こんなことがあった。うちは共稼ぎなので、いつもは留守宅である。娘が早く帰ってくる日は、隣家の祖父母宅にみてもらったりしている。すると、そこに数人の女の子集団が自転車で乗り付ける。家に上がるや否や、すぐにお菓子のありかを見つけ出して、すごい勢いで食べ始めるらしい。そこを注意をするものならば、クソじじい、ババアと悪態をつくのだそうだ。うちの娘は、強い方ではないので、注意をできずに、周囲の機嫌ばかりとっているようだ。こんなことが、度々続いている。果たして、こんなことが許されるのだろうか?友人のS君の娘さんは、小学生時代、クラスに女の友達がいなくて、男の子とばかり話していたという。また、Eさんの娘さんは、授業中、先生の質問の答えをわかってはいても、わからないと答えていたそうだ。答えると、いじめられるかららしい。とにかく、今どきの小学生は、つまらない人間関係に煩わされていて、ロスが甚だしい。我が家も、娘の友人関係の愚痴をこれまでどれくらい聞かされてきたのだろうか。こんなに苦労するのならば、お金がかかってでも、私立に入れた方がよかったのでは?という話まで出る始末。ホフマンが言っているように、人間は8才から12才までが何かを最大限に習得できる時期だ。それなのにつまらない人間関係で神経をすり減らしていくのは、あまりにあまりにもったいない。もっとそのエネルギーを有効に利用するべきではないだろうか。

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