高校の同級会

昨年の夏に指名された同級会の幹事。横浜在住のＳ君と一緒に務めた。会場は、地元の温泉宿をとった。１４人が参加。８４歳の恩師も出席。５０を過ぎるとほとんどが中間管理職になっていて、銀行の支店長も２名いた。S君はＷ大を出て７回のヘッドハンティングを経て、今はフランス系企業に勤めている。そんな立場の違いこそあれ、一旦、会が始まってしまうと、みな高校時代そのままの様子である。みなベロベロに酔っぱらってしまい、一人ずつ布団の上にダウンしていった。困ったのは深夜。Ｓのイビキが半端なくうるさくて眠れず！ようやく、朝方に寝付けたかと思ったら、今度は電話のベル。時間を見たら、朝の５時２５分だった。Ｓが昨夜予約したタクシーの電話だった。S君。実は、朝イチの新幹線で東京に戻って仕事があるらしかった。そんなことも忘れて、熟睡している。さらに困ったのは、起き出したＳが昨夜みんなから集金したお金をどこに置いたのかを忘れてしまったといい出し、朝から大騒ぎ。結局、隣室の小型バッグに入っていて事なきを得たが、最
後までハラハラとさせられた同級会であった。