連日、新聞や各種の報道で、なんとか法案についての議論がなされている。相当に危惧の記事が多い。そんな世論の高まりがあっても、ゴリ押しまでして法案を通さなければならない根拠とは、いったい何なのか。一説には、東京オリンピックが絡んでいるという話もある。確かに整備されなければならない領域があることは事実だろう。しかし、この国の物事の解釈には、玉虫色のことが多い。法案が勝手に独り歩きして、拡大適用され、言論の自由への足枷とならないとも限らない。とくに身近なところでは原発問題。政府としては、何らかの制限を加えたいところだろう!とにかく、この国は、選挙で勝つと、数の力に任せて、好き勝手に物事を進めるという傾向が強い。これで民主主義と言えるのだろうか?これだけ異論を唱える人が多い中で、性急に話を進めていくやり方は、やはりまずい。こんな状態でどうして、ウツクシイ国と言えるのだろうか?