東京交響楽団演奏会

2013-11-10 19:16:25 | Weblog
東京交響楽団演奏会に行く。前日にママが子供たちと聴いてよかったというので、出かけてみた。オールチャイコフスキープログラム。メインは、バイオリンコンチェルトと交響曲第5番。指揮は飯森範親さん。ソリストは、ベルリン留学中の湯本さん。以前にもこの楽団は聴いているが、ここの持ち味はキレ味のよさ。洗練されたサウンドというよりも、ここ一番というときに楽器群が渾然一体となり、ダイナミックな音楽が聴ける。弦よりも管の方が耳につく。飯森さんも楽団のよさをよく引き出していた。前進する音楽という感じを受けた。何よりも驚いたのは、エマ氏のクラリネット。とくにピアニシモが空中に消え入る感じ。あれは世界でも通用するレベルなのではないだろうか?東京交響楽団の躍動感と盛り上がりは、本当によかった。いい演奏会だった。