陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

ソマリア沖へ護衛艦隊の派遣を急げ

2008-12-25 21:12:32 | 国防関連
 海賊が跋扈(ばっこ)するソマリア周辺海域へ、12月26日シナ艦隊が派遣されるわけだが、我が国はどうしてこの問題に手を拱いているのか。日本の艦船が繰り返し海賊に襲われている事実があるのに、何のための海上自衛隊か。

 民主党が、海自のソマリア沖派遣に党として反対するようであれば、政府は国民へ大キャンペーンを行って、「民主党に日本を守る意思無し」と伝えれば良い。麻生首相始め、政府自体にその気が無いからグズグズしているとしか思えない。「検討」の言葉で、何時まで先延ばしをする気なのだろう。

ソマリア沖に海自派遣へ=海賊対策、海警行動を適用-政府検討

 政府は25日、アフリカのソマリア周辺海域で被害が多発している海賊への対策として、日本の民間船舶の警護などのため、海上自衛隊の護衛艦を派遣する方向で検討に入った。自衛隊法に基づき海上警備行動を発令して現地に派遣する案が有力で、河村建夫官房長官は同日午前の記者会見で「政府内で検討していることは事実」と述べた。

 ソマリア沖などの海賊対策で、政府・与党は、自衛隊派遣のための法整備を検討している。しかし、来年1月召集の次期通常国会でも、「ねじれ国会」の構図は変わらず、新法案を提出しても成立する見通しは立たないのが現状だ。

 このため、新法が制定されるまでの「つなぎ」の措置として、海上警備行動によって海自艦を派遣せざるを得ないと判断した。河村長官は会見で「中国の艦船も26日に出発する。日本としても対応を急がねばならない。現行法であれば海上警備行動だ」と語った。(2008/12/25-12:43)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008122500324&j1

(参考)

 ソマリア沖の海賊船威嚇に自衛艦隊派遣を実現すべき

 テロ特措法を維持し、海賊船から守るために海自艦隊をソマリア沖へ派遣せよ
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