陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

2次補正予算の閣議決定(12/20)

2008-12-25 01:15:36 | 国内政治:内閣



 定額給付金を含む2次補正予算が閣議決定された。来年早々にも、国会審議入りするのだろう。それにしても、2兆円のカネのばら撒きは、勿体無いような気がする。電線地中化工事推進などに用いて、地方にカネが流れるようにすれば良いのにと思う。

 財政投融資特別会計から転用して2次補正予算の財源にするようだが、この特別会計と言う存在も実態が良く分からない。幾つかの特別会計があって、その総額は通常の国家予算に近いと思うが、個別の特別会計については、国会審議も詳しく行われているのか。また、その一部は「埋蔵金」などと呼ばれて予備費のようにも思われる。特別会計をもっと透明化、国民に分かりやすい形に変えて貰いたい。

景気対策に4兆8480億 政府、2次補正案を閣議決定
2008.12.20 10:18

 政府は20日、2兆円の定額給付金を柱とする追加経済対策と緊急雇用対策にあてる計4兆8480億円の景気対策費を盛り込んだ平成20年度一般会計2次補正予算案を閣議決定した。主な財源はいわゆる「埋蔵金」と呼ばれる特別会計の資金でまかなう。一方、当初53・6兆円を見込んでいた国の税収は、景気悪化の影響で7兆1250億円減額修正した。歳入不足の大半を赤字国債で穴埋めする。

 追加経済対策を中心とした経費には4兆6880億円を計上した。1人あたり一律1万2000円、65歳以上と18歳以下の子供のいる世帯には8000円を上乗せして支給する定額給付金のほか、高速道路料金引き下げの5000億円、介護従事者の処遇改善費1491億円、学校耐震化費786億円などを盛り込んだ。

 緊急雇用対策費は1600億円。製造業の減産などの影響で雇い止めされた非正規労働者らを社宅から退去させずに無償で貸与する企業を助成する費用などを入れた。

 財源は、財政投融資特別会計からの4兆1580億円や、地方公営企業等金融機構の納付金3000億円、建設国債などをあてる。義務的経費の増加などがあったものの、経費節減などで割り引いた予算額は4兆7858億円になる。

 大幅な税収不足は、景気後退で企業業績が悪化し、法人税収が当初より5兆5520億円も減ったのが主因だ。減った分は6兆6890億円の赤字国債を出して補う。

 2次補正後の新規国債発行額は、当初より7兆8200億円増加し、33兆1680億円にのぼる。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/081220/fnc0812201019007-n1.htm
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