米国発の金融危機で始まった<経済カタストロフィー>は、予想外の現象を伴って益々深化しつつある。アイスランドは国家破綻したし、なお東欧や南米で同じ状況に追い込まれそうな国々がある。
今年3月のベア・スターンズ救済劇は、<経済カタストロフィー>の前兆であった。9月のリーマン・ブラザーズ破綻は、フレディ・マックやAIGの救済に発展、金融筋のみならず実体経済を担うビッグ・スリーが経営危機に追い込まれ . . . 本文を読む
12月16日のFOMCでは、現在1%のFF金利を0-0.25%とすることを決定した。これで、日本と米国の政策金利は殆ど同じレベルになった。この金融緩和を受けて、ダウ平均は359.61ドルの大幅な上昇、終値は8924.14ドルと9000ドルの大台に迫った。
円は、1ドル=88.93円へ急上昇する一方、1ユーロ=124.94円で対ユーロではむしろ値下がり気味。ユーロ/ドル比は、1.40を超えた。 . . . 本文を読む