陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

<空き菅蹴り遊び>国会は何とも惨め

2010-08-05 15:53:42 | Weblog
 国会の衆・参議院の予算委員会で、菅内閣が初めての答弁を行った。野党側からは、国家戦略室機能を縮小した背景、米軍普天間飛行場の移設に関して混乱した理由、菅首相の国歌軽視問題などに厳しい質問が出され、菅直人首相はひたすら姿勢を低くして、しどろもどろになりながら、答弁を重ねた。

 思い付きで財務を語ったり、国家安全保障に確とした見解を持たない菅首相を人々は「空き菅」とか「鈍菅」と言って揶揄しているが、予算委員会で小突き回される首相を見ていて、何となく小さい頃やった「空き缶蹴り遊び」を思い出した。

 3日の衆議院予算委員会で、平沢勝栄委員(自民)から、国歌斉唱時の不起立、斉唱に参加しなかったことを問われて、遂に首相の「イラ菅」状態が暴発、事実無根と大声を出していた。


菅首相が「証拠出せ」と激高

 「こういう場でそこまで言うなら、きちんと証拠を挙げていただきたい」。菅直人首相が3日午前の衆院予算委員会で、自民党の平沢勝栄氏から「2002年のラジオ番組で、君が代斉唱を拒否した」と指摘され、声を荒らげて反論した。

 平沢氏が番組関係者から聞いた話としてこのエピソードを紹介すると、首相は険しい表情で「違う」と何度もやじを飛ばした。答弁では「小中学校時代から、国歌を斉唱しなかったとか、そういう態度をとったことはありません」と、“事実無根”を強調した。(共同)
 [2010年8月3日11時36分]
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080301000467.html


これに関するニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11623959





動画を見るために、登録が必要。


 菅首相は、明らかに「君が代」が嫌いと言っている。

 これからは、首相の資格要件として、まず国歌と国旗が好きで、それらに敬意を表する人物であることを国会決議してもらう必要がある(笑)。

 野党の<菅蹴り遊び>は、これからもなお続きそうである。国家の方向を定めるべき議論の内容が全く不毛であり、討議を見聞していて、これが首相の答弁かと呆れた。問う方はうんざりしているだろうし、答える方は惨めそのもの、次第に私自身が寂しい気持ちになった。
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