陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

早くも資金枯渇か、AIG ; 米政府融資枠8兆4000億円を1ヶ月で使用済み

2008-10-21 15:37:36 | 財政・経済問題
 9月中旬、資金不足のため破綻寸前となった保険会社AIG、米国政府が850億ドル=8兆6000億円の融資枠を決め、資金注入をするとして難を逃れた。それから1ヶ月、早くもこの融資枠を殆ど使い切った。まるで、ドルのブラックホールのようだ。この金額、日本の年間防衛費の1.8倍である。

 日経新聞によると、

AIG、借り入れ8.4兆円に 当初融資枠、ほぼ使い切る

 【ニューヨーク=財満大介】資金繰り難に陥った米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が政府支援を受けて1カ月。米連邦準備理事会(FRB)によると、AIGは16日までに829億ドル(約8兆4000億円)を借り入れ、当初の融資枠850億ドルをほぼ使い切った。

 AIGはデリバティブ(金融派生商品)取引の相手方への担保差し入れなどで、引き続き多額の現金が必要。9日にはFRBから378億ドルの追加枠の提供を受け、総枠は1228億ドルに膨らんだ。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081020AT2M1801419102008.html

 <ヘリコプター・ベン>バーナンキFRB議長も随分気前が良いが、こんな事をやっているとFRB自身が破綻してしまうのではないか(笑)。FRBのドル札輪転機が、その内壊れてしまうのでないかと危惧する。

 「テロ支援国家指定」解除を急ぎ、北朝鮮との融和に踏み切ったのは、金正日が抱える高精密偽ドル札を大量入手し、なおかつ下請けでドル札を緊急印刷させるためかと勘繰ってしまう(笑)。あの偽札は、日本製の精密鑑別機で無いと検知不可能である。
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