謹賀新年

　明けましておめでとうございます。
　本年も、どうぞよろしくお願いをします。

　当地の元日は、晴れで時折雪が降りましたか、三が日は穏やかな日が続きました。国内では、さして大きな事件も無く、新しい年を迎えました。世界でも、イスラエルのガザ空爆を除けば、ひとまず平穏な新年を祝ったようです。

　しかし、今年は昨年以上に各国は激変の事態を迎えると想像します。経済問題が引き金になる事は言うまでもありません。米国はドル安政策を続けるか、または噂されている「北米連邦」（米国＋カナダ＋メキシコ）を立ち上げ、共通通貨「アメロ」導入に踏み切るかどうか、オバマ新大統領の施政方針に興味が引かれる。

　シナ大陸では、＜春節＞前後に何か大きな動きが起こるように想像します。この年、建国６０年を迎える中共は、「農民工搾取生産モデル」の破綻で、全国的な暴動が激化すると思われる。中共のごまかし的な５７兆円の景気回復策を当てにして、Ｖ字型景気回復を声高に言う経済評論家達がいますが、彼らは先が見えていない。

　ロシアは、北方領土を返す気になるのかどうか。これも、経済動静が影響する事でしょう。私は、プーチン＜皇帝＞に微かな期待を抱いています。

　＜吉田ドクトリン＞を信奉し続け、国家のあるべき姿を忘れた自民党は、次の総選挙で議席をかなり減らすでしょう。が、民主党が政権を取るまでには至らない。でも、仮に民主党が自民党の議席数を上回ったら、日本は終りだと断言しておきます。国内政治の面でも、経済問題に引きずられて、今年は大きな変化が見られそうです。

　まずは、皆様のご多幸とご健康をお祈りします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茶絽主