陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

スポーツや芸術で国際的に評価される日本人

2008-02-17 14:42:42 | Weblog
 ウィンタースポーツの花、フリースタイルスキー・ワールドカップ(福島県猪苗代)で、ベテランの上村愛子選手(28)がモーグル部門で優勝した。まずは目出度い。上村選手は、高校生(18歳)の時<長野五輪>(1998)に出場し、7位になった。<ソルトレーク五輪>(2002)では6位、<トリノ五輪>(2006)では5位。どうやら、彼女はオリンピックに弱い(笑)のだろうか。一方では、ワールドカップで今回を含めて3回も優勝している実力者なのに。

 フリースタイルスキーは、日本人選手が得意とする競技分野だが、上村選手や里谷多英選手の後に続く有力な選手がいないのを寂しく思う。

2008/02/16-17:41
上村が3季ぶり優勝=男子の上野も2位、里谷は予選落ち-W杯モーグル

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)猪苗代大会第2日は16日、福島県猪苗代町のリステルスキーファンタジアで男女モーグルが行われ、女子の上村愛子(北野建設)がスピードに乗った滑りで優勝を遂げた。男子の上野修(リステル)も自己最高の2位と健闘した。

 上村は2005年2月のノルウェー・ボス大会以来3季ぶりの通算3勝目で、国内では初のW杯制覇。今季は12月の開幕戦(フランス・ティーニュ)に続く2度目の表彰台となった。男子はデール・ベッグスミス(オーストラリア)が今季2勝目、通算14勝目を挙げた。上野は今季初の表彰台。

 女子で2年ぶりにW杯に出場した里谷多英(フジテレビ)は予選14位に終わり、決勝に進めなかった。 (了)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date2&k=2008021600221


 女子フィギュアスケートは、このところ我が国の選手層が厚く、各選手の国際的な活躍が目立つ。韓国で開催された四大陸選手権では、浅田真央さん(17)が得意技<3回転半ジャンプ>を披露し、初優勝を飾った。日本人として大変嬉しく思う。厳しい目を持つ韓国観衆も、彼女の華麗な演技には熱烈な声援を送ったとのこと。

2008/02/16-21:33
浅田真が優勝=安藤は3位に終わる-四大陸フィギュア女子

http://www005.upp.so-net.ne.jp/nojomama/index.html

【高陽(韓国)16日時事】フィギュアスケートの四大陸選手権最終日は16日、当地で女子の自由演技を行い、ショートプログラム(SP)首位の浅田真央(愛知・中京大中京高)が自由でも1位となり、合計193.25点で初優勝を果たした。SP2位の安藤美姫(トヨタ自動車)は自由は3位で、合計177.66点で3位だった。

 浅田真はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させるなど132.31点の高得点をマーク、SPのリードをさらに広げて逃げ切った。安藤は4回転サルコーに挑んだが、2回転の失敗ジャンプとなった。

 SP3位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が安藤を抑えて2位。過去3度優勝の村主章枝(avex)は10位に終わった。 (了)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date2&k=2008021600325


 浅田選手は若いし、天才的な面があるから、次の冬季オリンピックでも大活躍するだろう。体調に気をつけて、地道な努力を重ねて欲しい。

 さて、国際男子テニスでも、10代の若者、錦織圭氏が大活躍している。

松岡修造以来16年ぶり 錦織決勝進出 男子テニス
2008.2.17 12:23

 男子テニスのデルレービーチ国際選手権は16日、米フロリダ州デルレービーチで行われ、シングルス準決勝で世界ランキング244位の18歳、錦織圭(IMG)が同62位で第3シードのサム・クエリー(米国)に4-6、6-2、7-6で競り勝ち、決勝に進んだ。

 1970年に現行の男子ツアー制度が始まってから、日本勢が決勝に進出したのは3人目。92年6月のステラアルトワ・グラスコート選手権で松岡修造が準優勝して以来16年ぶりとなった。

 錦織は最終セットのタイブレークで4度のマッチポイントをしのぎ、逆転勝ちした。決勝では世界12位の第1シード、ジェームズ・ブレーク(米国)と対戦する。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080217/oth0802171223002-n1.htm


 決勝戦の結果が待たれる。準優勝は間違いないのだから、これを機会に精進を積んでより大きな国際大会で活躍されることを祈りたい。

 スポーツではないが、ベルリン国際映画祭で熊坂出監督が「最優秀初長編作品賞」(新人作品賞に該当)に選ばれた。立派な業績を得られた事にお祝いを申し上げる。これからも益々活躍して下さい。

 それとは全く別だが、日本の映画界が良いとする作品と、国際的に評価されるものとでは大きな乖離があるように思えてならない。

ベルリン新人賞に熊坂監督 「母べえ」は受賞ならず
2008.2.17 08:51

 第58回ベルリン国際映画祭の授賞式が16日夜(日本時間17日未明)、ベルリン市内であり、最優秀新人作品賞に「パーク アンド ラブホテル」(熊坂出監督)が選ばれた。同賞は2006年に新設され、日本人の受賞は初めて。

 コンペティション部門で期待された山田洋次監督、吉永小百合さん主演の「母べえ」は受賞を逃した。

 「パーク-」は、都会のラブホテル屋上につくられた公園を舞台に、オーナーと集まってくる孤独な女性たちの交流を描いた。主演は歌手・俳優のりりィさん。

 熊坂監督は1975年、埼玉県生まれ。立教大卒。短編「珈琲とミルク」で2005年の「ぴあフィルムフェスティバル」に入選した。最優秀新人作品賞は、出品部門を問わず優れた長編デビュー作に贈られる。

 ■熊坂出監督の話 このような賞をもらって本当にうれしい。(作品を)認めてもらったからこそ、自己批判と反省をして次の作品に進みたい。もっと素晴らしい映画を作って、ベルリンに戻ってきたいと思う。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080217/tnr0802170851000-n1.htm

(追記:2月23日)

 錦織選手は、大いに頑張って、このツアーで優勝した。良くやったと心からお祝いを申し上げる。なお、精進して世界のトッププレーヤーになるよう期待して止まない。

「テニスの王子様」誕生! 18歳の錦織、松岡以来のツアー制覇
2008.2.18 09:08

 男子テニスのデルレービーチ国際選手権は17日、米フロリダ州デルレービーチでシングルス決勝が行われ、世界ランキング244位の18歳、錦織(にしこり)圭(IMG)が、同12位で第1シードのジェームズ・ブレーク(米国)に逆転勝ちし、日本男子として史上2人目のツアー制覇を果たした。

 錦織は第1セットを3-6で落としたが、第2セットを6-1で奪って勢いに乗り、続く最終セットは相手のサービスゲームを破って優位に立つとそのまま6-4で押し切った。

 現行の男子ツアー制度は1970年にスタート。日本男子の優勝は92年4月の韓国オープンに勝った松岡修造以来、16年ぶりの快挙となった。ツアー大会出場がわずか6度目、予選勝ち上がりでの栄冠だった。

 松江市出身の錦織は、13歳で米国の名門アカデミーにテニス留学。2006年には全仏オープン・ジュニア男子ダブルスで日本男子初の四大大会ジュニア制覇を達成するなど、世界と戦える逸材として期待され、昨年10月にプロに転向した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080218/oth0802180908002-n1.htm
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