Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

2014年03月26日 | Weblog

        

桜前線は東京近郊には今月末ころにやって来るらしい。予報では今年急に暖
かくなったために一斉に咲き揃うので散るのも早いとか。どうやら、予め日取り
を決めても思い立った時に出掛けないと、一番の見頃は逃すかも知れない。


庶民が桜の花の下で宴を張るようになったのは江戸時代からだと何かの本で
読んだことがあるけれど、Edが物心ついたころから極貧乏な我が家でもやって
いたから、正月に次ぐ大人たちの愉しみだったに違いない。


家から歩いて2、30分の所に多摩川上水が流れていて両側の土手には桜が
植えられていたから小平、小金井近辺では花見の名所だった。花見の季節に
なると毎年のように酔って川に落ちて死ぬ人がいた。(・・・変なことを憶えてい
るなあ^^!)


江戸時代に飲料水として多摩川の水を引くために開削された人工の川だから、
水面までは深く掘り下げられ、すり鉢状の断面をしている。落ちたら最期、両岸
は赤土で掴むものは無く、土手の上からでは手も届かない。橋の上から下を覗
いて子ども心に「コワイ」と思った。


愉しみが殆ど無かった時代だったから、年に一度の花見は大いに呑める数少な
い機会で大人たちは破目を外したのだろう。そのころに較べれば今は本来の「花
を観て愉しむ」方に重心が移ってきたようで、大分落ち着いてきた気がする。


一頃、会社の夜の花見宴会のために新入社員が朝から場所取りをさせられる
のが流行っていたけれど、今でもやっているのだろうか・・・^^!


Edの勤務していた会社は乃木公園のすぐ傍だったから、仕事が終わってから
同僚と夜桜を眺めながら軽く一杯飲って、その後二次会に繰り出すのが恒例に
なっていた。勤務地が川越に移ってからもう7年以上経つ。元同僚たちが今で
も乃木公園で「花見」をやっているのかどうかは知らない。


         



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