Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

立会い検査

2013年02月24日 | Weblog

                  

22日(金曜日)は仕事を休む予定だった。が、顧客(メーカーの一社)がどうして
もその日でないと困るというので、その日出張で不在だった担当者の代りに応対
することになった。

当日、顧客は10時半ころに来社するとのことだったので、普段通り出社すれば
よい。ところが前の晩目覚ましをセットせずに寝てしまった。いつもなら大抵目覚
ましが鳴る前に4時半ころ目が覚めるのに、その朝に限って寝過ごした。

目が覚めたら5時半、びっくりして飛び起き、身支度だけ整えていつも通り6時丁
度に家をでた。寝過ごしてはいけない日に限って寝過ごすとは、皮肉なものだ。

しかし電車はいつも通り順調に動いていたから勤務先へは普段と同じ時間に
到着出来てホッとした。来客の準備は前日すべて済んでいたから、何の心配
もなく、11時から顧客立会いのもと作業開始。

オイル漏れのため返却されたトランスミッションの原因調査である。ケース内部
に0.35気圧の内圧をかけて、何処からオイルが漏れたか場所を特定するつも
りだった。しかしオイルで汚れている部位と、漏れがあったと思われる2箇所と
の関連がうまく説明できない。

というより、最初顧客が疑っていた部分、つまり後部オイル・シールからは全く漏
れは見付からず、はっきり云えばオイルが漏れた箇所・原因とも不明という訳で
ある。

こういうとき日本のメーカーは、担当者が「原因不明」という報告をするると、担当
者を無能扱いするので、皆「不明」報告は出したがらず、こじつけでも無理やり原
因をでっち上げたりする。^^!

この担当者も、漏れた兆候があった2箇所は、実際にオイルで汚れている部分
からはやや離れているのに、推定原因として報告するらしい。(笑)Edは不明だ
とする方が素直で理にかなっていると思うのだが・・・

その次に立会いを求められたことは、在庫の新品トランスミッション9台について
メイン・シャフトのエンド・プレイ(軸方向の遊び)を測定する、というだった。最初に
1台を準備して計ったら、規定より遥かに少なく、リミット・アウトの状態。

変だと思い、シャフトを回してみたらギアが入っている状態である。エンド・プレイ
はギアがニュートラル(中立位置)でないと測れない。ところが中立にするための
装置が充電不足らしく作動しない。仕方なく3時間ほど充電してトライしたけれど
復旧せず、今日の測定は諦めてもらった。

メーカーさんには申し訳ないが、折角の立会い検査だったけれど予定通りには
ことが運ばなかった。^^!

                   



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