Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

エネルギッシュ

2014年10月16日 | Weblog

 

オートバイで、足かけ6年もかけて世界をたった一人で走り周っている元気な古希
オジサンがいる。Edより二つ若いだけの71才の松尾清晴さんである。走りながら
数日置きにブログを更新しているのでづっと読ませてもらっている。


一ヶ月15万円位の予算で旅を続けているらしいが、相当切り詰めた宿泊費と食事
代ではあるけれど、なかなか豊かな内容で素晴らしい経験を積み重ねていらっしゃ
る。なかなか真似の出来ることではない。小柄な体の一体どこにそんなエネルギー
が隠されているのだろうか、と思えるくらい頑健で、性格も明るい。


医者の日野原さんとか冒険家の三浦雄一郎さんとか、世間一般より突出している
人のことは承知しているけれど、自分とほぼ同年代の方で、しかも同じオートバイ
趣味の人である。こういう並はずれた”元気”に接すると圧倒される。^^!


中でも一番驚くのは彼の食事である。殆ど地元のマーケットや商店で買った野菜
や果物とハム、ベーコンの類を安宿で自炊(と云っても、火を使う調理は極めて少
ないのだけれど・・)である。しかも必ずしも衛生的とは言えない国や地域もあるの
に、病気一つしないみたいなのだ。夕飯では必ずアルコールをたっぷり呑むようだ
から、消毒されるのだろうか・・・(笑)


時々レストランで暖かい食事にありつくと本当に美味しいと感じるのだろう、その
喜びが伝わってくる。旅の楽しみの一つは何と言っても食事だろうから、その土
地でしか食べられない珍しいものや美味はきっと忘れられない記憶として残るに
違いない。


仮にもし、今の自分が彼のように独りで見知らぬ外国をバイクで走ることを想像し
てみると、多分次から次へと心配事が出てきて毎日おちおちしていられなくなるよ
うな気がする。次の目的地までのルートは間違っていないか、ガス・スタンドはあ
るのか、今晩泊まる場所は見付けられるのか、バイク修理のショップはあるのか、
次の訪問国のビザは何処で・・・等々きりがないのだ。


そういう日々の諸々を、淡々と乗り越えてしまう松尾さんという人は身体だけでなく
精神も豪胆なのであろう。年齢を少しも感じさせないその気力には脱帽である。
常人にはとても真似はできない。^^!

 

  (上の写真は二枚とも松尾さんのブログから転載させて頂きました)



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