「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふァ? たまがわにィ~まりもッ?」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!東京なのに~!)
こんにちは、ネーさです。
多摩川で採取した石から
『モトスマリモ』なる超レアなマリモが発見された、ですって?
我が家の近所の多摩川の支流にも、もしやマリモが……
おっと、妄想の暴走はここまでにして、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの月刊誌を、どうぞ~♪
―― 芸術新潮 2024年9月号 ――
現在発売中のアート系月刊誌『芸術新潮』の特集は、
《祝!画業55周年 萩尾望都》!
『スケッチブックから読み解く、創作のひみつ』と題して、
漫画家・萩尾望都(はぎお・もと)さんの
秘蔵スケッチが初公開されています。
「もとせんせいィ、さいとうじょうゥ!」
「ぐっるるるるる!」(←訳:待ってたのです!)
『芸術新潮 2019年7月号』では、
書き下ろしの美しい表紙画と
特集『少女マンガの神が語る、作画のひみつ』
が大きな話題を呼びました。
5年を経て、
再びの大特集でフューチャーされているのは、
作品が完成するよりもはるか前の、
アイディアが芽生え、
うっすら形を成しつつある段階、でしょうか。
「らふゥ、だけどォ~…」
「がっるぐるる!」(←訳:かっこよすぎ!)
萩尾さんの脳裏に、紙の上に、
物語が生まれる瞬間。
その多くは、スケッチブックに鉛筆、
ものによっては水彩等で彩色した画もありますが、
ラフでありながら、
線は恐ろしいほどシャープです。
ここで公開されているのは、
主に初期のSF作品のスケッチ画や
設定のメモが中心で、
なかには¨幻¨となってしまった未完の作品のラフ画、
完成した作品とは
ずいぶん表情が違うキャラクターの画もあり、
いやもう、
私たち、すごいものを目にしているんですね……!
「とくにィ、えすえふゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:先取りしてます!)
解説(本文38ページ)にありますように、
名作『11人いる!』を萩尾さんが描いたのは、
1975年のことでした。
そして、
映画『未知との遭遇』と
『スターウォーズ』の日本公開が1978年
(注:『スターウォーズ』の米国での公開は1977年、
日本では約1年遅れての公開となりました)。
いかに萩尾さんが¨先頭を走っていたか¨、
よく分かります。
いえ、SFだけではありませんよね。
歴史ドラマも、ファンタジーも、
コメディも、文芸作品も、
あらゆるジャンルで、
萩尾さんはパイオニアであり、
トップランナーでもあります。
「いつもォ~あたらしいィ!」
「がるるっるぐる~!」(←訳:いつだって最高~!)
ヤマザキマリさんによる特別寄稿、
マネージャーさん&アシスタントさんの座談会、
略年譜など、
萩尾さんに関する企画の他に、
高田賢三さんの展覧会の紹介も必見の
『芸術新潮』最新号を、
萩尾さんのファンの方々、
マンガ好き&アート好きな方々は、
ぜひ、じ~っくり読み込んでみてくださいね♪
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