「こんにちわァ、テディちゃでス!
やきいもォのォ、しーずんッなのでス!」
「がるる!ぐるがるるぐるぅ!」(←訳:虎です!いや焼き栗でしょ!)
こんにちは、ネーさです。
いややいや、お鍋の季節よ!といいたくなるほど
木枯らしが身に沁みる一日でしたね。
あったかなお部屋でしっかり防寒したら、
さあ、読書タイムです♪
本日は、こちらの絵本作品を、どうぞ~!
―― いらないねこ ――
著者はヒグチユウコさん、2017年9月に発行されました。
この作品が特集された雑誌『MOE(2107年10月号)』を
以前に御紹介いたしましたが、
今日は、あらためてお喋りいたしましょう~♪
「にゃんこォしりーずゥ、さいしんかんッ!」
「ぐるがぅるるる!」(←訳:あのニャンコが!)
「おとうさんにィ?!?」
御本の主役は、
或るお家に暮らすニャンコ――
あ、ニャンコくんはね、
猫ではないんです。
ヌイグルミのネコちゃんで、名前がニャンコ。
そのお家の坊っちゃんに、たいそう大事にされ、
愛されていて、
ヌイグルミとしては幸福この上ない毎日を過ごしております。
なのに、
出会ってしまったのでした。
「あれはァ、なんだろうゥ?」
「がるるぐるるる?」(←訳:茶色いかたまり?)
ある日、ある場所で。
ニャンコくんは草の間に茶色いかたまりを見つけます。
嫌な予感をおぼえつつ、
近付いてゆくと……
ああ、やはり。
茶色いかたまりは、生まれたばかりの仔猫でした。
3つの、かたまり。
温かく、やわらかいはずのかたまりは、
すでに、冷たい……。
「うむッ? ちょッとまッてェ!」
「ぐるるる!」(←訳:この子は!)
ひとつのかたまりが、すこし動いた?
まだ息がある!
動かない2匹の仔猫に
置いて行かざるを得ないことを心から謝りながら
ニャンコは走ります。
急いで、家へ。
仔猫の生命を救ってくれる誰かを求めて。
誰か、誰か――
「きんきゅうゥじたいィ、でスからッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:ためらうなかれ!)
小さなひとつのいのちをまもるために、
ニャンコくんと、
周囲のヌイグルミたち猫たちは、
知恵を絞り、チカラを尽くします。
猫よりも小さなヌイグルミのニャンコくん、
そのニャンコくんよりもさらに小さな、
赤ちゃん猫の命は、どうなるのか。
「たすかりィまスかッ?」
「ぐるるがるる?」(←訳:大きくなれる?)
『ふたりのねこ』『せかいいちのねこ』に続く
ニャンコくんのものがたり第3作は、
もちろんこの『いらないねこ』から読み始めても、
ニャンコくんの愛らしさ、健気さに
胸を打たれますが、
『ふたりのねこ』から読み進めてゆくと
特別な感慨が味わえます。
書店さんでは、
児童書・絵本のコーナーに配されているこの作品を、
大人さんもチビっ子ちゃんたちも、
男性も女性も、
どうか、手に取ってみてくださいな♪
「おすすめェでスよゥ~!」
「がるるぐるるるがる!」(←訳:犬派の皆さまもぜひ!!)
やきいもォのォ、しーずんッなのでス!」
「がるる!ぐるがるるぐるぅ!」(←訳:虎です!いや焼き栗でしょ!)
こんにちは、ネーさです。
いややいや、お鍋の季節よ!といいたくなるほど
木枯らしが身に沁みる一日でしたね。
あったかなお部屋でしっかり防寒したら、
さあ、読書タイムです♪
本日は、こちらの絵本作品を、どうぞ~!
―― いらないねこ ――
著者はヒグチユウコさん、2017年9月に発行されました。
この作品が特集された雑誌『MOE(2107年10月号)』を
以前に御紹介いたしましたが、
今日は、あらためてお喋りいたしましょう~♪
「にゃんこォしりーずゥ、さいしんかんッ!」
「ぐるがぅるるる!」(←訳:あのニャンコが!)
「おとうさんにィ?!?」
御本の主役は、
或るお家に暮らすニャンコ――
あ、ニャンコくんはね、
猫ではないんです。
ヌイグルミのネコちゃんで、名前がニャンコ。
そのお家の坊っちゃんに、たいそう大事にされ、
愛されていて、
ヌイグルミとしては幸福この上ない毎日を過ごしております。
なのに、
出会ってしまったのでした。
「あれはァ、なんだろうゥ?」
「がるるぐるるる?」(←訳:茶色いかたまり?)
ある日、ある場所で。
ニャンコくんは草の間に茶色いかたまりを見つけます。
嫌な予感をおぼえつつ、
近付いてゆくと……
ああ、やはり。
茶色いかたまりは、生まれたばかりの仔猫でした。
3つの、かたまり。
温かく、やわらかいはずのかたまりは、
すでに、冷たい……。
「うむッ? ちょッとまッてェ!」
「ぐるるる!」(←訳:この子は!)
ひとつのかたまりが、すこし動いた?
まだ息がある!
動かない2匹の仔猫に
置いて行かざるを得ないことを心から謝りながら
ニャンコは走ります。
急いで、家へ。
仔猫の生命を救ってくれる誰かを求めて。
誰か、誰か――
「きんきゅうゥじたいィ、でスからッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:ためらうなかれ!)
小さなひとつのいのちをまもるために、
ニャンコくんと、
周囲のヌイグルミたち猫たちは、
知恵を絞り、チカラを尽くします。
猫よりも小さなヌイグルミのニャンコくん、
そのニャンコくんよりもさらに小さな、
赤ちゃん猫の命は、どうなるのか。
「たすかりィまスかッ?」
「ぐるるがるる?」(←訳:大きくなれる?)
『ふたりのねこ』『せかいいちのねこ』に続く
ニャンコくんのものがたり第3作は、
もちろんこの『いらないねこ』から読み始めても、
ニャンコくんの愛らしさ、健気さに
胸を打たれますが、
『ふたりのねこ』から読み進めてゆくと
特別な感慨が味わえます。
書店さんでは、
児童書・絵本のコーナーに配されているこの作品を、
大人さんもチビっ子ちゃんたちも、
男性も女性も、
どうか、手に取ってみてくださいな♪
「おすすめェでスよゥ~!」
「がるるぐるるるがる!」(←訳:犬派の皆さまもぜひ!!)
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