テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

冬至お仕度。

2008-12-20 22:11:47 | その他
 夕焼け空をパチリ、してみました。
 この色合いだと、明日も晴れそうです。
 
「ネーさ、あしたはァ、さむくゥなりまスかッ?」

 明日12月21日の東京地方は好天で、
 気温も高くなるそうですよ、テディちゃ。
 冬至といえば寒いはずなんですけどね~。

「とうじィ!
 たいへんッ!
 かぼちゃをォ、ひゃッこォ、しいれなくッちゃッ!」

 ??? 100個? なぜ100個??

「ゆずもォ、にひゃッこォ!」

 200って……どんなユズ湯にするつもりなのっ?!?

「ネーさ、だいはァしょうをォかねるゥ、のでスよッ♪」

 ……えーと、なにか重大な誤解が……?

「がんばッてェ、およぐぞォ!!」

 プールにユズを入れちゃいけませんっ!
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名作劇場《クリスマスにクリスティーを》!③

2008-12-20 12:36:27 | ブックス
 お日さまが元気な東京は多摩地方から、こんにちは、ネーさです。

「おなかのォ、むしがァ、げんきィなテディちゃでスゥ!
 ぐゥーぐゥー!」

 本日は《クリスマスにクリスティーを》企画再び!
 御紹介いたしますのは、はい、こちらで~す!



             ―― おしどり探偵 ――  


 
 著者はアガサ・クリスティーさん、原著は1929年に発行されました。
 英原題は『PARTNERS IN CRIME』、ですね。

 クリスティー作品中の名探偵、
 マープルさんの長編、ポアロさんの短編集、
 番外編としてセイヤーズ作品の貴族探偵ピ-ター卿、
 と御紹介を続けてまいりましたが、
 今回はふたりで一組の夫婦探偵、
 『トミーとタペンス』作品の参戦!となりました。
 
「ぴィーぴィーッ! なかよしィ!」 (←口笛を吹いております)

 仲の良いふたり、トミーとタペンスが世に登場したのは、
 『秘密機関』という作品でのことでした。
 第一次世界大戦後の不況下、
 ふたりは探偵術に開眼、
 いえ、活路を見出します。
 幸運にも、それなりの評価も得ちゃいました。

「らッきィ~♪」

 数年が経ち、
 うずき始めたのは、タペンスさんの退屈の虫。

「おなかのォ、むしッ?」

 いいえ、あくまで退屈の虫、です。
   ――何か起きてくれないかな――
 スリルと無縁の日々に、タペンスさんはもう飽き飽き。
 そんなところへ
 『秘密機関』当時の上司さんがやって来たんですから、
 持ち込まれた計画に喜んで飛び付いちゃいました。

  《国際探偵事務所》を
  本来の持ち主に代わり、偽装運営!

  明日から、いえ、今日から私は優秀な所長秘書の、
  ミス・ロビンソンよ!

「ぴょえェッ、だいじょうぶゥなのでスかァ??」

 タペンスさんには勝算があるようです。
 
 この事件は……ホームズ流で当たりましょう。
 これはポアロ風、これはブラウン神父風にね!
 偉大なる名探偵が、私たちのお手本よ!
 
「な、なんとォ、おそれおおいィッ!」

 原著が書かれた当時に人気だった名探偵さんたちを踏み台に、
 畏れを知らぬふたりで一組の探偵業は好調に快進撃!
 でも、《国際探偵事務所》の秘密に
 気付いた者が……

「いわんこッちゃないィ、ッてことなのでスよゥ」

 ポアロさんやマープルさんほど名は売れていないけれど、
 仲良し若夫婦の探偵譚は
 クリスマスシーズンに最適の娯楽ストーリーです。
 軽快な短編ミステリをお探しの御方に、
 お奨め!いたしま~す♪
 
「たいくつをォ、ふきとばそゥッ!」 
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