テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

超巨大釣果おやつ?!

2008-12-19 22:30:39 | 美味
 腹ペコのみなさま、こんにちは、ネーさです。
 本日お披露目いたしますのは、美味しい鯛焼き――

「ちがうゥ~ッ、ちがうゥでスよッ、ネーさ!
 こんなにィ、どできゃいィ、たいやきィがァ、ありまスかッ」

 だってテディちゃ、
 あるんですからしかたがないじゃありませんか。
 幅16cm×縦10cm×厚さ4cm……
 まあ確かに、『鯛焼き』よりも
 『鯛の魚拓焼き』に近いかしらね~。

「できゃッ! もぐもぐッ」 (←ちゃっかり実食開始)

 巨大な、分厚い鯛焼きくん、
 テディちゃ&ネーさの地元・八王子の
 『鯛八』さんというお店で販売中なんですよ。

「んまんまッ♪
 あんこもォ、たッぷりィ~♪」

 体育会系男子高校生のおやつに、
 どーんと一匹!

「まんぷくにィ、なるのでスゥ!」
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名作劇場《クリスマスにクリスティー》以外も!

2008-12-19 12:41:35 | ブックス
「……ネーさ、きょうのォ、だいめいィ、まちがッてるゥでスよッ」

 いいえ、テディちゃ、間違ってはおりません。
 《クリスマスにクリスティーを!》の合言葉のもと、
 アガサ・クリスティーさんの2作品を御紹介してまいりましたが、
 他の作家さんの作品もこの機に!
 というわけで、本日はこちらの御本を、どうぞ~!


 
           ―― ナイン・テイラーズ ――


 
 著者はドロシー・L・セイヤーズさん、
 英原題は『THE NINE TAILORS』、原著は1934年に発行されました。
 
 物語の始まりは、クリスマス……を過ぎた、
 大晦日の夜。
 つまりこれは、『年越しのものがたり』に当たります。

「あややッ、くりすますゥ、おわッちゃッたのでスかァ……」

 クリスマスは終わってしまったけれど、
 特別な時期であることに変わりはありません。
 『十二夜』という風習もありますしね。

 そんな大晦日の夕刻、
 ピーター・ウィムジィ卿は舌打ちしました。
 やってしまった!
 車が道路脇の深い溝にはまってしまい、
 どうにも動かせなくなったのです。
 
「うわァ、それはァ、ひさんッ」

 近くのパブに救いを求めて赴いたピーター卿の名を、
 パブに居合わせた教区牧師さんは御存知でした。
   車が壊れたとな?
   それは大変!
   今夜は私の牧師館に泊まっておいきなさい――

「ありがたいィ、もうしでェでス!」

 有難い牧師さんの申し出は、しかし、
 ピーター卿から休息と睡眠を奪う羽目になりました。

 転座鳴鐘に御参加下さらんか!

 真夜中から朝の9時まで、みっちり9時間、
 一緒に教会の鐘で曲を奏でましょう!

「ひゃふゥ! 9じかんッ???
 くれいじィーでスよゥ!」

 日本人には驚きの鳴鐘奏術も、
 英国では珍しくないのでしょう。
 ピーター卿は、牧師さんの懇願を受け、
 鳴鐘に参加いたします。
 雪の野を渡る鐘の音が、
 やがて悲劇の弔鐘となるとも知らずに……

「うわゥ……こわいィ……!」

 著者セイヤーズさんのストーリーテリングは、
 重厚にして雄大です。
 意外にあっさりと新年を迎えるのが英国風?
 意外極まりない《鳴鐘》なる音楽奏法、
 さらに意外な事件の展開は――?

 クリスマスにクリスティを読み終えたら、
 その勢いでこちらもぜひ!
 ミステリ好きさんは必読の名作ですよ~♪

 ちなみに『ナイン・テイラーズ』とは、
 『死者を送る鐘』を意味しています。

「むッ! まざー・ぐーすゥ、みたいィ!
 いぎりすのォ、ふんいきィ、たッぷりィ、でス!」
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