暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

本日、エンジンをゴミに認定しました

2020-01-25 18:19:38 | ストマジ

今日は久しぶりに、けっこうな雪が積もったので、午前中は除雪

午後からはストマジのエンジンを分解してみた(腰上だけ)

ヘッドを剥ぐってみると燃焼室はカーボンが多量についており、

一部からは漏れたあとがあった。

ヘッドガスケットからも抜けた痕が確認できる。

そしてヘッドには「DAYTONA」と記されている。

純正のヘッドでないことは明らかだ。

ボアを測ってみると標準の41mmに対し45mmもある。

やはりボアアップキットが組まれていたのだ。

そしてピストンはというと酷い状態だった。

しかし、シリンダー側はあまり傷がついていない。

燃焼室のカーボンの付き方から見ても、燃調が薄くて焼き付いた

という感じではないようだ。

多分ではあるが、ポートの面取りがなされていないためにピストン

に傷が入ったような感じがする。

ピストンピンはこの位置より抜けないではないか。

しかも紫色に焼けている。

ピストンピンのニードルベアリングはローラーが全く回らない

状態で、ベアリングとしては機能していなかった。

これならピストンピンが焼けるのも納得ができる。

組み上げる段階での初期潤滑不足ではないだろうか。

 

これらから想像するに、プロが組んだものではなく、DIYで組まれた

もの。しかも、経験の少ないホントの素人さんの作業という感じだ。

 

クランクケース内を上から覗いてみると、コンロッドに錆が・・・

クランクピンのガタも少し大きいような気がするのと

サイドのベアリングは異音が出ているので、やはりこのエンジンは

修理するよりは、別のエンジンを探した方が早いというか費用的

にも安くあがるだろう。

という訳で、ゴミに認定しました。

 

 

 

 

 


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