暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

3T2 MR50 後期モデルで良かった

2023-08-10 22:39:04 | モノクロサスが自慢だったMR50

先日、ガソリンタンクの洗浄で復活させたMR50がまた入ってきた。

今度は、タイヤ交換をしてほしいというもの。

気にはなっていたけど、本人は特に何も言っていなかったので、

多分、年間での使用状況からこれで良いと思っているのだろうと

勝手に想像していた。しかし、そうではなくて良く解っていなかった

みたいだ。

 

タンク洗浄が終わって納車したときに、タイヤもかなりヤバいね。

と言ってみたら、交換したいという話になったのだ。

フロントはこんな状態

リヤはひび割れより、減りが酷い状態だった。

 

まずはタイヤの発注からだが、リヤタイヤの3.00-16サイズでは

オフロードタイヤがブリヂストンのTW8しか選べない。

そしてフロントは2.50-18で探したところ、オフロードタイヤが

絶滅状態だった。

オンロードパターンを履かせるのもしっくりこないので、ネット等で

中古も探したが出てこない。

 

あれこれ探しているうちに、後期型の19インチにリムごとASSYで

変えれば良いという情報にたどり着いた。

後期型ってなに?

途中で変更されてるのか?

まだ、現車を取りに行く前だったので、本人に現車を確認してもらう

と、2.50-19という返事がきた。

2.50-19ならまだ手に入るし、70/100-19を含めると結構種類があると

いうことが解った。

リヤタイヤは選択の余地がないので、フロントタイヤ側でTW8に似た

パターンのタイヤを選んで、IRCのGP-1にした。

フロントがIRC リヤはBSとチグハグになってしまったが、

走行上の問題はないでしょう。

 

後で解ったのだが、シンコーからトライアル用パターンで3.00-16

がつくられていた。しかし、このキャラメルパターンだと、今度は

フロント用のタイヤがないので、やはり今回の組み合わせがベター

だろう。

 

タイヤを外してみると、リムの錆はけっこうなものだった。

チューブはパンク修理の跡が一つもないので、ひょっとして今回が

初めてタイヤをはずすこととなったのか?

穴が開いたり、割れたりするようなところまではいっていないので

ある程度錆を落として、いつもの錆転換剤を塗って使うことにした。

 

そんなこんなで、無事に交換は終わったが、フロントタイヤサイズ

が18インチだと思い込んでいたので、もしこのサイズのオフロード

タイヤが絶滅していなかったら、違うサイズを買って慌てていたと

ころだった。

解っているつもりでも確認することが重要であるとあらためて思い

知らされたのでした。

 

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3年間放置のMR50 タンク洗浄完了

2023-07-29 11:11:31 | モノクロサスが自慢だったMR50

汚れの酷いタンクをサンポールに漬け置きして汚れを落とす作戦

に出たが、タンクに穴が開くことが心配だった。

結果的には、汚れはかなり綺麗に落ち、新たな穴があくというこ

ともなかった。やはり汚れがが付いていただけで、錆が深く浸透

しているところは無かったようだ。

 

しかし、一度サンポールを入れたタンクはあっという間に錆が出

はじめる。

表面にでた薄い錆落としと、トリートメントを兼ねて「花咲かG」

でもう一度クリーニングを実施した。

花咲かGの洗浄液は何度でも使用できるということなので、汚れ

の部分を濾して保存することにした。

 

タンクの処理が終わったので、車体に取り付けて新しい燃料を

少し入れて、漏れがないかをチェック。

タンクに穴は無いようである。そして燃料コックからの漏れも

ない。

キャブからのオーバーフローも無いので、いよいよエンジンに

火を入れる。

無事にエンジンがかかったので、キャブ調整に入ろうとしたと

ころで、オーバーフローしはじめたのだ。

燃料の流入口付近に振動を与えたりしながら様子をみていたが

止まる気配が無かったので、再度キャブを外すことに。

ところが、キャブを留めている六角ボルトの位置があまりよろ

しくなく、L型の六角レンチではとても作業がやりにくかった

ので、急遽六角レンチを短く切断して、5mmの平スパナで

回すことができるように加工した。

 

もう一度ニードルバルブ付近の清掃と、念のためフロートの

高さもチェックしておいた。

特にゴミも見当たらず、フロートレベルも基準値だったので

オーバーフローの原因となるものは見つからなかった。

少々不安が残る中、もう一度組み上げて車体に取り付けて、

燃料コックをONのまましばらく様子を見ていたが、オーバー

フローの兆候は現れなかった。

 

多分、燃料タンクに残っていた小さな汚れカスが流れ込んで

ニードルバルブに引っかかっていたのだろうと、勝手に推測

している。

再発を防ぐため、燃料フィルターを付けることにした。

あとはキャブの調整が残っているが、外は猛暑なので窓を

開けている家も多い。

この状態で、2スト車のエンジン調整は近所迷惑以外の何

ものでもない。

 

そんなとき活躍するのが、蛇腹の排気筒だ。

2スト車のエンジン調整には必須アイテムとなっている。

ただ、スクーターのように出口が細くで短い車種にはうまく

挿すことができないという弱点もあるが、スクーター系は

排気音がスポーツモデルに比較すると静かなので、屋外での

調整でもなんとかなると、勝手に思っているのでした。

 

 

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3年間放置のMR50 3T2 

2023-07-26 10:12:50 | モノクロサスが自慢だったMR50

MR50のエンジン修理依頼が入ってきた。

このバイクは2015年に一度クラッチオーバーホールで手掛けた

ことのある車両なので、そのときの記事とひとまとめにして、

新しいカテゴリーをつくりました。

 

状態はというと、3年程車庫内で保管していたところエンジンが

かからなくなったとのこと。

保管中は全くエンジンをかけていなかったとのこと。

まあ、どうなっているかは想像がつくが、結果も想像どおりと

いったところだ。

 

ハスラー125は台にのせることなく作業ができたが、MR50は

小振りなので、台に載せないと作業性が悪い。

というわけで、久々にペケ台の登場となった。

 

想像どおりにガソリンは異臭を放っている状態だ。

しかも、ほぼ満タンだ(- -;

↓ 抜いたガソリンと新しいガソリンを比べてみた。

3年もののウイスキーか?

 

タンク内も当然のごとく酷く汚れている。

錆ではなく、腐ったガソリンが付着したといった感じだ。

 

パイプ洗浄剤を入れてしばらく放置してみたが、そんなもの

では溶ける気配もなく、サンポールを使用することに・・・

給油口ギリギリまで入れて、しばらく放置することに。

その間にキャブを外して分解すると、こちらも想像どおりの

状態だった。

もちろんジェットは詰まっていたが、キャブに固着している

ことはなく、簡単に外れてくれた。

これだけでも助かった。

 

キャブもバラバラにした状態で、キャブクリーナーに漬けて

しばらく放置となった。

 

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MR50 3T2型 クラッチオーバーホール完了

2015-02-22 10:45:28 | モノクロサスが自慢だったMR50
雪融けも進んで春っぽい景色になってきたけど
まだ2月、これからまだまだ雪が降ることも充分
考えられる。
本当にバイクに乗れるのは、やはりゴールデン
ウィークあたりからだけど、預かりものなので
さっさと完成させておかないといけない。

分解と部品洗浄は済んでいるので、あとは組付
けるだけ。



クッションラバー→ディスク→プレート→
クッションラバー→ディスクの順でハウジング内
に収めていく。
カバーをつけて、スプリングを介したボルトで
規定トルクで締め付ける。

規定トルクは4~8NMなので、少し力を入れた
くらいのところでOKだと思うが、他人から頼ま
た修理なので、トルクレンチで締めることにした

4本のうち2本の様子がおかしい...
いくら締めていってもトルクレンチがカチッと
言わない。
どう考えても、これ以上は折れてしまうという
感じのところまできたので、一度緩めてみた。

するとボルトが伸びているではないか!

本当にあと少しで折れていたところだった。
こんなものが折れた時には、また面倒なことに
なっているところだった。



4本とも抜いて状態を調べてみたところ、やはり
1本は完全に伸びて細くなっている状況。
そしてもう1本は心なしか細くなっているような
感じだったので、伸びはじめの状態だったのか
もしれない。

この2本を別のボルトに交換してことなきを得た

最後にレリーズの調整をして完成。



オイルは10W-30のMAを入れれば良いかなとも
思ったけど、ギヤシフトのフィーリングが良く
ないといけないので、ここは純正のギヤオイル
を入れることにした。

試走したいところでけど、まだ中小路は雪が
あるので、エンジンを始動して滑りと切れの
チェックだけで完了とした。
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MR50 3T2型 クラッチオーバーホール2

2015-02-14 19:44:38 | モノクロサスが自慢だったMR50
いよいよクラッチの分解にとりかかる。
クラッチの入っている側のクランクケースカバー
を外してプレッシャープレートをとめている4本
のボルトを外すと簡単にクラッチディスクとプレ
ートが外れた。

モンキー系のクラッチに比べるといたって簡単に
分解できた。

出てきたクラッチディスクはというと、みごとに
ツルツルになっていた



それ以外はクラッチハウジングにも変な磨耗は
見当たらないので、そのまま新しいディスクと
プレートを組めばOKだろう。



とりあえず今日はパーツクリーナーでケース内を
洗浄したところで作業中断した。
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MR50 3T2型 クラッチオーバーホール

2015-02-13 18:45:40 | モノクロサスが自慢だったMR50
先月に部品が届いていたMR50のクラッチだが
Z50のスラップ音と戦っていたので、すっかり
後回しになってしまった。

それにしても今でも部品が出るのには少々
驚きである。
多分YSRあたりと共通なのかもしれないが

まずはオイルを抜いてからということでドレン
を外してビックリ(((((((・・;)



出てきたのは墨汁かと思うくらいの色になって
いて、更にシャブシャブになっている。
いったいいつからオイル交換をしていないのだ
ろうか。
ひょっとしたら新車から一度も交換していない
のかもしれない。

そして何と表現したら良いのか解らない悪臭が
漂ってくる(>_<)
こんな状態でも走っていたのだから、改めて
日本製の素晴らしさに感心させられた。
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MR50 3T2型 新たな破損箇所

2014-12-23 20:39:54 | モノクロサスが自慢だったMR50


チェーンケースの取り付け箇所が破損している
のを見つけてしまった。
プラスチックが割れているので、そこを直すの
はチョット無理である。

破片はボルトで締め付けられたまま残っていた
ので接着剤で付けることも考えたが、そんなこ
とをしても一時的なものにしかならないだろう
から別の方法で直すことにした。

しかもこのバイクのオーナーは林道散策に使っ
ているようなので、ハードな使い方に耐えられ
るようにしておく必要もありそうだ。

と言うわけで、チョット見た目が良くないけど
ステーを新たに付けることにした。



これで少々のことで外れることも無いだろう。
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MR50 3T2型 バッテリー充電

2014-12-20 11:51:58 | モノクロサスが自慢だったMR50
クラッチ滑りの修理で入ってきたMR50だが
部品が届くまでの間に他の不具合がないかと
見てみると、ヘッドライトとテールライトの
球がきれていた。
そしてメーターのインジケーターランプも。

バッテリーが死んでいると思って聞いてみたら
なんと今年新品を付けたとのことだ。

BY製はやっぱりダメかと思いながらも充電
のため外してみるとなんと配線が切れている
しかもヒューズもついていない!?



この状態で積まれていたということは、
バッテリーが無いのと同じこと球がきれて
当然のことだ。

勿論、バッテリーも完全に放電している。
とりあえず充電をしてみたが、比重が
1.25くらいにしか上がらない。
まあ、無いよりはましなのでこのまま載せる
ことにした。
そしてヒューズだが、管ヒューズ用のホルダー
が無かったので、ブレード用を付けた。



今ならこっちの方がヒューズの入手も簡単
だろう。
球は在庫がないので今は付けることが出来ない。
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MR50 3T2型 クラッチ調整

2014-11-20 05:10:46 | モノクロサスが自慢だったMR50
部品が手に入るのかまだ分からないので、
その間に調整をしてみることにした。

ワイヤーはすでに目一杯緩められているので
レリーズ側での調整しかない。



プッシュロッドのロックナットを緩めてプラス
ドライバーでロッドの調整をするのだか、ほと
んど遊びが無い状態になっていた。
これを緩めたところから締め込んで固くなった
所から半回転くらい戻してみる。
そしてロックナットを締める。

レバーにも遊びが出来たので、これはイケるか
もしれない。

早速エンジンをかけて滑りのチェックをした。

回転を上げ1速に入れてブレーキをかけたまま
クラッチを繋ぐとちゃんとエンストしてくれた
ので、次は実走行テスト。

平地なら全開でも滑りは感じないがレバーの感
じからは限界ってとこだろう。
登り坂なら滑るかもしれない。
やはりクラッチ板は要交換だろう。
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MR50 3T2型 クラッチ滑り

2014-11-09 14:08:56 | モノクロサスが自慢だったMR50
MR50のクラッチ滑りということで修理を
依頼された。
TYに続いてヤマハが2連チャンだ。

乗ってみると確かにやっと走れるくらいの
状態だ。
部品はまだ入手できるのだろうか?

来春までに完了すれば良いということなので
のんびりと進めるか。

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