暑い日が続いていて、バイクに乗る気にもならないけど、寒くなる
とそれはそれで乗りたくないので、エンジンにオイルを回すために
走らせてはみたものの、走っていても全然涼しくない今年の猛暑。
更には信号待ちなどの停車中は地獄だ。
そんな中でもR&Pは当初快調に走ってくれていたのだが、家から
出て20Kmくらい走ったところの緩やかな登りで、アクセルを少し
開けたときに、一瞬の息付きが起きた。
その後しばらく走ったところで、低速域が不調になってきた。
信号待ちでのアイドリングもしなくなり、低速走行では息をつき
ながら走るような状態になった。
高負荷域では不調が感じられず、スピードも出るといった症状だ。
取り敢えず一度止めてエアスクリューを弄ってみたが、改善はせず
発進することすら厳しい状態になってしまった。
低速でボコつく感じで、プラグも燻っており、あきらかに燃料が
濃い状態だ。
それでも何度かエアスクリューを調整しているうちに、なんとか
回転が持続するようになってきたので、家まで戻ることはできたが
その途中も、ある程度以上スロットルが開いている状態では問題が
ないが、中速以下ではギクシャクした走りになり、アイドリングも
常にアクセルを煽っていないと持続しない状態が続いていた。
帰宅後、その日はそのままにし、翌日の夕方に気温が下がってきて
から、キャブの清掃を行った。
しかし、これといった汚れは無かった。
組み立ての途中でエアスクリューをよーく見ると、傷のようなもの
がついているのが見つかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d6/85e564e978811b37346edd9dbeaa0a78.jpg)
初めは、段付き摩耗かと思ったが、何かがへばりついた状態に
なっていたのだ。
そういえば、エアクリーナーのエレメントが腐ってボロボロに
なっていたので、網だけにしてスポンジは付けないままになって
いたので、何か小さなゴミを吸ったのだろう。
そしてスクリューのところで引っ掛かってエアの通路を塞いで
いたのが、スクリューを締めたり緩めたりしているうちに潰れて
へばりついたものと推測できる。
潰れたことで、隙間ができて多少はエアが吸えるようになった
ことで何とかギクシャクしながらも走行できたのだろう。
かなり目の細かい網がついていたので、ダート走行することも
ないので、大丈夫だろうと思っていたのが間違いだった。
汎用のエアフィルター用スポンジがあったので、早速作って
装着したので、もう心配はないだろう。