暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

MR50 3T2型 クラッチオーバーホール完了

2015-02-22 10:45:28 | モノクロサスが自慢だったMR50
雪融けも進んで春っぽい景色になってきたけど
まだ2月、これからまだまだ雪が降ることも充分
考えられる。
本当にバイクに乗れるのは、やはりゴールデン
ウィークあたりからだけど、預かりものなので
さっさと完成させておかないといけない。

分解と部品洗浄は済んでいるので、あとは組付
けるだけ。



クッションラバー→ディスク→プレート→
クッションラバー→ディスクの順でハウジング内
に収めていく。
カバーをつけて、スプリングを介したボルトで
規定トルクで締め付ける。

規定トルクは4~8NMなので、少し力を入れた
くらいのところでOKだと思うが、他人から頼ま
た修理なので、トルクレンチで締めることにした

4本のうち2本の様子がおかしい...
いくら締めていってもトルクレンチがカチッと
言わない。
どう考えても、これ以上は折れてしまうという
感じのところまできたので、一度緩めてみた。

するとボルトが伸びているではないか!

本当にあと少しで折れていたところだった。
こんなものが折れた時には、また面倒なことに
なっているところだった。



4本とも抜いて状態を調べてみたところ、やはり
1本は完全に伸びて細くなっている状況。
そしてもう1本は心なしか細くなっているような
感じだったので、伸びはじめの状態だったのか
もしれない。

この2本を別のボルトに交換してことなきを得た

最後にレリーズの調整をして完成。



オイルは10W-30のMAを入れれば良いかなとも
思ったけど、ギヤシフトのフィーリングが良く
ないといけないので、ここは純正のギヤオイル
を入れることにした。

試走したいところでけど、まだ中小路は雪が
あるので、エンジンを始動して滑りと切れの
チェックだけで完了とした。
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MR50 3T2型 クラッチオーバーホール2

2015-02-14 19:44:38 | モノクロサスが自慢だったMR50
いよいよクラッチの分解にとりかかる。
クラッチの入っている側のクランクケースカバー
を外してプレッシャープレートをとめている4本
のボルトを外すと簡単にクラッチディスクとプレ
ートが外れた。

モンキー系のクラッチに比べるといたって簡単に
分解できた。

出てきたクラッチディスクはというと、みごとに
ツルツルになっていた



それ以外はクラッチハウジングにも変な磨耗は
見当たらないので、そのまま新しいディスクと
プレートを組めばOKだろう。



とりあえず今日はパーツクリーナーでケース内を
洗浄したところで作業中断した。
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MR50 3T2型 クラッチオーバーホール

2015-02-13 18:45:40 | モノクロサスが自慢だったMR50
先月に部品が届いていたMR50のクラッチだが
Z50のスラップ音と戦っていたので、すっかり
後回しになってしまった。

それにしても今でも部品が出るのには少々
驚きである。
多分YSRあたりと共通なのかもしれないが

まずはオイルを抜いてからということでドレン
を外してビックリ(((((((・・;)



出てきたのは墨汁かと思うくらいの色になって
いて、更にシャブシャブになっている。
いったいいつからオイル交換をしていないのだ
ろうか。
ひょっとしたら新車から一度も交換していない
のかもしれない。

そして何と表現したら良いのか解らない悪臭が
漂ってくる(>_<)
こんな状態でも走っていたのだから、改めて
日本製の素晴らしさに感心させられた。
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Z50Jエンジン異音との戦い終了

2015-02-11 17:14:01 | オイル臭い部屋
組上がってエンジン始動というところで初爆
のみ確認したがエンジンがかからず、そのまま
にしていた。
初爆があるということは、エンジンはかかる
はず。

エンジンといっしょに預かったキャブに問題が
あるのか?

KAIBAOと書いてある怪しいキャブだ
JAPAN の文字があるので日本製かと思いきや
TECHNOLOGY OF JAPANと書いてある。



本当に日本の技術が入っているのかは不明。

結局キャブに問題はなく、スクリューの調整
だけで始動した。

そしてスラップ音はというと、完全には解消
されていないが、エンジンが暖まると小さく
なるので、やはりピストンクリアランスが大き
いみたいである。

ただ、以前よりは改善されたし、油膜切れ
対策も施したので、一先ずこれで様子を見て
もらうことにした。
油膜切れ対策は何をしたかというと、それは
企業秘密である。
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組み立て完了

2015-02-08 19:57:30 | オイル臭い部屋
とりあえず組上げが終わった。
これでスラップ音が消えてくれれば良いのだが
ピストンクリアランスが大きくてスラップ音が
出ているのなら、こんなことをやっていても音
は消えないだろう。

少し固めのオイルを入れて、プラグをつけずに
しばらくクランキングしてみた。

すると !? 何かカチカチと音がするではな
いか。
このゆっくりとしたクランキングで音が出ると
いうことは、エンジンを始動するとかなりの音
になるのでは・・・

ゆっくりと手で回すと、インテークバルブが開
くときにカチと言っているように聞こえる。
ロッカーアームを押さえてクリアランスがない
状態にしてもやはりカチッと音が出る。

何コレッ!

インテークじゃなくて、ひょっとしてエキゾー
ストが閉じるときの音かもと思い、ポートから
オイルを少し流してみると、それから音は出な
くなった。
やはり、バルブが閉じたときにシートに当たる
音だったようだ。

とりあえず、キックでクランキングしている分
には変な音は出ていない。

いよいよ火入れの準備だ。



IGコイルと配線、そしてキャブとマフラーを取
りつけた。
これでベンチテストが可能な状態になった。
火花もちゃんと飛んでいる。
キャブには、何用か不明だが、短めのスロット
ルワイヤーがあったので、仮付けしておいた。

あとは始動させるだけ。
試しにキャブクリーナーを吹いてキックすると
ポコポコと初爆があった。

エンジンは無事に始動しそうであると思いきや
次なる障害が・・・
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