インマニとキャブの付け根から二次空気を吸っていることが解り
再度エンジンを降ろすことになったピープルのエンジン。
もともと付いていたものと同じサイズのOリングを付けてみたが
症状が改善せず、少しキツめのOリングを入れてみた。
つまりはその間にエンジンを2回脱着したことになる。
しかし、なんとかアイドリングはするようになったが、完調と
まではいかなかった。
まだ薄い感じで、スロットルを開けるとストールしてしまう。
また、パーツクリーナーをあちらこちらに吹きかけながら調べ
たところ、燃料タンクの下についている負圧コックのホースが
あやしいことが解った。
しかし、このエンジンはオートチョークということもあって
バキュームホースがたくさん付けられている。
試しに他のホース差し込み部分にパーツクリーナーを吹いて
みるとエアを吸っていそうなところが見つかった。
40年以上を経過しているのでホースも劣化していることに
加えてホースバンドの付いていないところもある。
排気量の小さなエンジンなので、ほんの少しエアを吸うだけで
エンジンに変調をきたすのだろう。
またエンジンを降ろして、ホースを全交換してみるか・・・
それにしてもエンジンを搭載したままでの作業がほとんんど
できない構造なので、全くもって面倒だ。