暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

真空管式5球スーパー

2017-09-18 20:45:47 | 無線小屋
古くからウチにある真空管ラジオ、サンヨー
のSF-26という5球スーパー。



製造されたのは1962年らしい。

数年前には鳴っていたので、もう一度電源を
入れてみたが、サーッと言うノイズとそこに
かすかなハム音が聴こえるだけだった。

不動品になってしまったのか?
真空管のものはあまり触ったことがないので
復活させられるか、それともゴミになるのか
自信はないけど、まずは裏のパネルを剝ぐっ
てみた。



さらに、ユニットをケースから外してみたの
だが・・・



基盤を使った配線ではなく、真空管のソケッ
トと部品を直接繋いでいるという感じの配線
だ。
汚れが酷いこともあるが、下手に触ると部品
の足が折れたりしそうなので、できるなら触
りたくない。
回路図はないし、球を抜いてみても品番が表
示されていない。

完全に手探り状態だ。

まず電源は入る、ボリュームも効いているよ
うだ。
バンドスイッチを切り替えると、物凄いノイ
ズなので、ここの接触不良は間違いないだろ
う。

バンドスイッチを裏側を見るも、やはり変に
触りたくない状態だ。



本来ならスイッチを外して分解し、接点を洗
浄するところだけど、関係ないところが折れ
たりしそうなので、隙間から禁断の接点復活
剤を吹いてみる。

すると、ガリはかなり無くなり、ダイヤルを
回すと何やら受信しているみたいだ。
アンテナを繋いでみると、しっかりと受信で
きているではないか。
バンドスイッチの接触不良が原因だったみた
いだ。



1440KHzを受信しているが、ダイヤル表示も
ほとんど狂っていない。
SWに切り替えてみると、KBSの日本語放送が
受信でき、7MHz近辺ではCWも受信できた。
BFOはないので、ただボツボツ言ってるだけ
だが、感度も著しく低下してるようでもない。

受信音は低音が効いていない感じだけど、ま
あこんなもんだろう。

50年以上前に作られたラジオだけど、今でも
ちゃんと使えるのだ。




スカイセンサー5900と並んで記念撮影
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ほとんど走行していないタイヤが

2017-09-18 08:58:56 | オイル臭い部屋
今は自賠責が切れたままになっているので、
公道を走ることができないモトコンポだけど
キャブ内のガソリンが腐らないように、時々
エンジンをかけてみるようにしている。

エンジンはいつもすぐに目覚めてくれて調子
は良いみたいだ。
残念ながら走行することができないので、た
だかけているだけでは、あちこちにカーボン
が溜まってくるかも・・・

そして気が付くとタイヤがヒビ割れしている
ではないか。



以前交換したのが、ちょうど10年くらい前な
ので、文句は言えないが、交換してからはほ
とんど走行していない。距離にして数10km
だろう(オドメーターが付いていないので感
覚的なものだが)

一応の目安としてタイヤメーカーでも10年で
交換を推奨しているので、クラック等の問題
がなくても交換したほうが良いのかもしれな
い。

クラックの原因としてワックスの塗りすぎも
良くないらしい。
保護剤になるのかと思いきや、保護になるよ
うなワックスは高価なものだけで、安物は逆
にタイヤに良くないらしい。
これは知らなかった。

普段からタイヤワックスなんてほとんど塗ら
ないので関係ないけど。
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R&P 危なく大惨事

2017-09-17 16:58:21 | R&Pが目覚めるとき
R&Pのアイドリング時に不調となる症状を何
とかしなければいけないのだが、暖まった状
態しかも暖気終了という程度では症状は出な
く、ある程度走行しないと出ないから厄介だ

キャブの調整は何度もやっているので、次は
点火系を点検するしかない。

ポイントやコンデンサは交換していないので
交換すれば治るかもしれないが、それでは芸
がないので、基本的なチェックだけはやって
みることにした。

そしてフライホイール側のカバーを外してみ
てビックリ!



ドライブスプロケットを留めているボルトが
一本無くなっている。
もし二本とも外れて、走行中にスプロケット
が外れていたらと、負荷が無くなるので、エ
ンジンは一気にオーバーレブ。
そしてチェーンは外れることになるが、後輪
から回されてくるので、多分どこかに絡んで
後輪ロックとなる可能性もあった訳だ。

と、想像しただけで恐ろしい話だ。

もともと付いていなかったので、そのままと
したが、やはり緩み止めのワッシャーは必要
だな。

ドライブスプロケットはもう少しハイギヤー
ドにするため交換予定だったので、手間が少
しだけ省けたか。。。

現在の13Tから手持ちの16Tを付けた。
当然チェーンは短くなってしまうのが、手持
ちが無いので、買うしかないか。

そしてポイント点検の方は、点火タイミング
はバッチリ合っていたが、最大に開いたとき
のギャップが0.3mmくらいなので、ヒールも
減っているのかもしれない。

タイミングライトを借りたので、使ってみる
と、ちょっと早いところで光っているが、進
角装置もついているので、こんなもんなのか
もしれない。
回転を上げると更に進むので、進角装置は動
作しているようだ。

あまり回転を上げすぎるとタイミングライト
が点かなくなってしまう。

乾電池式の簡易的なタイプなので、電解コン
デンサへのチェージが間に合わなくなるのだ
ろう。

チェーンとポイントの新品を購入することに
して、部品が届くまでは作業中断となった。




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今年の初ラーツー

2017-09-08 04:51:46 | お出掛け
今年も、スケジュールの合う日が無くて気が
つくともう9月になっていた。
もう日によっては、夕方になると肌寒い感じ
の時もある。
まるで何かの義務を果たすかのように無理や
りラーツーへと出掛けた。



例によって街中はトランポで搬送して、疲労
を減らしてその分距離を走る作戦?だ。
R&Pにとっては、初のお出掛けとなる。



今回は月形町の円山公園にある展望台のとこ
ろでラーメンではなく、カレーライスを作る
ことにした。
展望台は公園内の小高い山の上にある、三日
月を模した小さな台だ。

高さはこのくらい↓



札幌方面と案内はあるのだが、木が繁ってい
て、ほとんど見えなかった。



つまり周りの木より低い展望台!

でも方角によっては、良く見えているので展
望台としては機能しています。(念のため)

早速カレーを作る。
作るといっても、レトルトだが外で食うとい
うだけで何故か美味しい。



このあと帰り道でR&Pのミッションから異音
が発生。
しかし、一旦エンジンを止めてかけ直すと異
音は消え、その後は症状が出ない。
原因は不明のままだ。
オイルドレンのネジ山も潰れていることだし
これを機にエンジンごと載せ替えるのが手っ
取り早いかも。
走行距離132kmでした。
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R&P ウインカーが点かない

2017-09-03 18:48:44 | R&Pが目覚めるとき
走行中にウインカーが点いたり点かなかった
りという症状が発生した。
戻って調べてみると、ハンドルを切ると点く
が、中心付近では点かないようだ。
左右ともに点かない状況だ。

ハンドルを切ると点いたり点かなかったりと
いうのは、ちょっと厄介だ。

ハーネスを繋ぎなおしている跡があったので
その修理部分の接触不良が怪しいところだが
どこで接触不良となっているのか探し出すの
が大変だ。

点灯しない状態を作っておいて、各部を順に
電圧チェックをしてくしかない。



リレーから来る灰色の線に電圧が出ていない
このハーネスのビニールテープを剥いでいく
と、切れそうになっているところが見つかっ
た。
まさに皮一枚で繋がっているという状態だ。



これを直して新たにテーピングでハーネスを
まとめてこれでOKと思いきや
前後のウインカーは点滅しているが、インジ
ケーターが点いていないではないか。。。

回路図を見ながら配線を追っかけ、せっかく
巻いたテープをまた剝がす。

すると、一度直したのか、ギボシで繋いであ
る部分が怪しい。
ギボシ端子と配線のカシメ部を揺さぶってみ
ると、インジケーターが点くところがある。

ギボシ端子の接触不良ではなく、カシメ部分
で中の線が断線しているようだ。
配線を引っ張ると案の定ビニール被服が伸び
てきて切れた。
中の線が繋げっていれば切れないはずなので
間違いない。



ここはテーピングでまとめるので、ギボシで
繋ぐ必要はない。
短くなった線を延長してハンダ付けで完了と
した。

ウインカーもインジケーターもバッチリと点
灯するようになった。

ハーネスの至るところで繋いだ跡があるが、
いったいどのような使われ方をしていたのか

また新たな接触不良等が発生するかもしれな
い。

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R&P シェイクダウン

2017-09-02 17:45:01 | R&Pが目覚めるとき
すっかり秋になってしまい、バイクに乗れる
のも、あと一ケ月と言ったところだが、走ら
なければキャブのセッティングもできないの
で、しかたなく自賠責をかけた。

掛けるのが遅ければ、切れる時期も遅いので
結局はいつかけても同じことなのだが、今か
らけるのはなんだか勿体無いような気がする。



ステッカーを貼るところで気が付いたのだが
このナンバーには自賠責ステッカーを貼る場
所に凹みがない!。

別に無くても何の問題もないけど、いつから
このようなナンバーになったのか?

というわけで、近所の道でシェイクダウンと
なった。

まだ高回転までは回せないが、常用域におい
てはトルク感もあり、まずまずといったとこ
ろだ。

スプロケットを交換しているにも係わらず、
まだローギヤードな感じだ。
もっとハイギヤードの方が、各ギヤの伸びも
良くなって、乗りやすくなるだろう。

レジャーバイクとしては異例ともいえる5速
ミッションだけど、ちょっとクロスしすぎな
感じだ。
もっと高回転を常用するような走り方ならこ
のくらいの方が良いかもしれないが、街乗り
での回転域ならシフトアップしても回転数の
変化が非常に少ない。

そして、ダンパーの弱いリヤサスは、ノーマ
ルのモンキー・ゴリラほどではないが、多少
ボヨンボヨン感が否めない。

そんなことを感じながら走行を続けていると
エンジンが不調になってきた。

アイドリングからの吹けが良くないのと、低
速が不調だ。

ある程度回転を維持しながら戻ってきて、調
べてみるとまさかのオーバーフローで、キャ
ブからガソリンが漏れている。

たぶんニードルの当たりが悪いのだろう。

もう一つある22φのキャブは、チョークレ
バーが短くて使えないのだが、これを使うし
かなにので、チョークレバーを抜いて付け替
えてみた。



カシメを戻したりしたので、ネジ山が潰れて
しまったが、タップとダイスでネジ山を修正
してなんとか使えるようになった。



オーバーフローは無くなったが、アイドリン
がちょっと不安定なのと、そこからの吹けボ
コ付く。
低速が濃い感じだが、スロージェットの手持
ちはないのと、走り出せば不具合は感じない
のでとりあえずこのままということになりそ
う。

ポイントも古いものを磨いて使っているので
そのうち新品にしたいところだ。










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