暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

土砂禁ダンプってなんだ?

2023-12-29 08:37:06 | 物置

今、アルバイトで行っている除雪の仕事は、排雪作業もセットになって

いることから、ダンプに乗ることもある。

このダンプが2台ありベースは4t車なのだが、最大積載量は2600kg

と2500kgしかない。

その割には車両の全長が7.5mくらいあり、ほぼ大型ダンプ並みだ。

荷台のあおりも高いので、容積的にも大型ダンプ並み。

俗にファームダンプとか深ダンプと言われているタイプのものだ。

このファームダンプって詳細は知らなかったのだが、荷台の容積は

大きいけど、重たいものを積む用途では使えないらしい。

ファームダンプと呼ぶだけあって、牧草や飼料等の他、プラスティック

製品のようにかさばる割には軽いものを運ぶためのものらしい。

車検証にも「土砂等以外」とハッキリ記載されている。

荷台の容積に合わせて土砂を積むと、間違いなく過積載だろう。

土砂等を積むことが禁止なので土砂禁ダンプと呼ばれるということが

解った。

今まで、全く聞いたことがなかった言葉だ。

減トンされていることによって、車両総重量が8t未満になっている

ため、大型並みに長いのに中型8t限定免許で運転ができる。

というか、8t限定で運転できるように積載量を調節して車検を

取っているということだろう。

あおりが高いこともあって、排雪用にはよく使われているのを見るが

締め固まった雪や湿った雪だと簡単に過積載になりそうである。

事業所側からは、あおりの上まで出るような積み方は厳禁とされて

いるので、過積載での運搬はしていないと思うが、せっかく大きな

荷台でも沢山積めないのなら、4tベースではなく2tか3tでも同じだけ

積めることなので、車両が小さい分運転も楽になると思うが・・・

 

 

 

 

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スタッドレスタイヤの空気圧を下げた方が良いのか?

2023-12-25 13:36:54 | 暇つぶしな実験

冬用タイヤはピーキーな性格より、多少ダルな感じの方が滑った時の

コントロール性が良いと思い、今までずっと基準値より低くして乗って

いたが、実際のところどうなのか比較テストをしたことは無かった。

今シーズンは一度雪が降ってからは、もとまった降雪がないため、道路

に残っている雪が氷と化してしまい、どこもツルツルの状態だ。

そこで、このツルツルの状態を利用して、スタッドレスタイヤの空気圧

の違いによるフィーリングを試してみることにした。

正確な計測ができる訳ではないので、あくまでもフィーリングチェック

に留めることにした。

 

まずは軽量積載時の基準値である前輪240kpa、後輪260kpaで走行して

みる。

ABS、トラコン付きなので、ただペダルを踏むだけの運転になる。

一応ブレーキングポイントを決めて、停止した場所の目印となるもの

をチェックしておくだけのブレーキテスト。

そして坂道発進はトラコン任せで発進加速のフィーリングチェックを

する。

 

テスト車両はエブリイのバンなので、積載を想定した空気圧設定に

なっているため、後輪の空気圧が高い設定である。

しかし、空車で走行していることが多いので、最初は前後輪のかかる

荷重の比率に合わせてみた。

前輪は規定値の240kpa、後輪は220kpaとした。

これは全く言っても良いくらい変化を感じなかった。

 

次に前輪200kpa、後輪180kpaまで上げてみた。

規定値よりかなり低いが、見た感じではほとんど解らない。

走行フィーリングは、ゴツゴツ感が少なくなり、空気圧を下げた

ことが解るが、ブレーキも発進も大きな違いは感じなかった。

 

さらに下げて、前輪150kpa、後輪140kpaにしてみた。

これでも外観上では大きな変化を感じない。

横からみると少し潰れ感が出てきて、立て方向の接地面積が増加

していることが解る。

 

ブレーキに関しては、停止した場所の目印チェックでは少し

手前で止まるようになった感じだ。

ただABSが解除になる速度域まで減速して、タイヤがロックした

ときの制動感は強くなった。

ABSがキャンセルできてフルロックなら確実に制動距離が短くなって

いるだろうなと想像できる。

発進についても、トラコンが効いている時間が短くなったので

グリップは良くなっているのだろう。

 

そして更に下げてみた。

前輪、後輪ともに100kpaだ。

ここまで来ると少し潰れた感じがする。

横から見ると”空気少なくね”って感じになる。

接地面積もかなり増えているので、グリップもかなり良くなるのではと

期待してしまうが、路面の段差や窪みを考えると、この状態での走行は

リスクが大きい。そのわりに150kpa、140kpaのときから極端な変化は

感じられないかったので、リム落ち等のリスクを背負ってここまでする

意味はないかもしれない。

 

結論としては、空気圧は下げれば下げるほどグリップは良くなる傾向

ではあるが、段差等でのサイドカットやリム落ち、そして転がり抵抗

の増加で燃費も落ちると思われるので、20%減くらいまでが良いとこ

ろかと思われる。

10%程度減らしたくらいでは大きな変化は感じられないということが

解った。

 

色々な条件があるので、この実験がすべてに通用するものではありま

せんので、あくまでも一例であるということです。

また、コーナリングのチェックは行っていませんが、空気圧を下げると

タイヤ剛性が下がるので、舗装路面ではヨタヨタ感が強くなるので注意

が必要です。

 

今回の実験は165/70-13で行っています。

偏平率60以下の偏平タイヤで空気圧を落とすのはとてもリスキーなの

でおすすめできません。

 

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ホイールローダーデビュー

2023-12-13 13:55:04 | 除雪機と戯れる

冬期間の除雪オペレーターとしてアルバイトをすることになった。

スキッドステアローダーを使っての除雪しか経験がなかったのだが

とりあえず資格があれば良いということだったので、ものは経験と

思いやってみることにした。

使用できる機械はコマツWA100と日立LX80という少し

古めの機械の2台に乗ることができる。

檻の中で運転するようなスキッドステアローダーと違い、視界

がとても良いのが印象的だ。

で、早速稼働となった。

積雪は5cm程度だったが、丁度良い練習になった。

やはり、スキッドステアローダーよりは作業性も良くパワーもある

ので、どんどん進んでゆく。

しかし、作業時間が決められていて、しかも終了時間厳守。

1分たりとも遅れることができないという要求事項?があるのが辛い。

 

1日目はなんとかなったが、もっと積雪量が多いとかなり難しい。

そして、今週末は大荒れの予報が出ている((( ;゚Д゚)))

 

 

 

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技能講習終了証が一枚にまとまった

2023-12-07 23:05:07 | 物置

各種技能講習をバラバラの登録教習機関で受講していたため修了証

が何枚にもなってしまった。

カードケースに収めているのでこのままでも特に不便はないのだが

これらを一枚に纏めてくれる事務局があるということを知ったので

申請してみた。

学生時代に取ったガス溶接が、昭和の時代だったので発行事務局に

登録されているデーターベースがなく、このままではガス溶接だけ

ビットを付けることができない。

かなりの時間が経過していることもあり初めは諦めていたのだが

ダメもとで取得した学校に問い合わせてみたところ、卒業生の不利

益にならないように配慮するということで、終了証明書を発行して

くれることになり、現在所持している技能講習修了証すべてを纏め

ることができた。

作業に従事中は終了証を携帯しなければいけないのだが、この

証明書でも原本の代りになるようなので、この1枚ですべてOKと

いうことになる。

原本を持ち歩く必要がないので、汚したり紛失したりする心配も

なくなった。

裏面には取得した教習機関名と取得日、修了証番号などが記載さ

れている。

しかし、講習の種類は略称でしか記載されていないので、知らな

い人が見るとなんなのかよく解らないものになっているのが残念

なところだ。

 

この他に、特別教育の分もあるのだが、これは同じ教習機関で

受講したもの以外はまとめることができないらしい。

そもそも、社内で教育すれば良いだけのものであり、記録さえ残

しておけば修了証の発行義務もないものだけに、外部機関で受講

したものでは修了証こそ発行してもらえるが、データーベースに

登録されるものではないようだ。

今後、特別教育を受けるときには修了証の枚数が増えないように

過去に受けた機関で受講して追加記載するようにしたいものだ。

 

 

 

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