先月から手掛けている正体不明の真空管ラジオ。
同じような球を使っているラジオの回路図をいくつか見つけたので
これを参考に修理へと進むことにしたが、その前にラジオ本体から
スピーカーに繋がっているハーネスの被覆が経年劣化でボロボロに
なっているので、これを先になんとかしないと電源を入れた瞬間に
煙が・・・という事態になりそうだった。
昔の布被覆を被った配線なので、これを活かしたかったのだが、
布被覆の中の線はそのビニール被覆も硬化してポロポロになってた。
どこまで詰めていっても使えそうな部分がないので、この配線の
使用は諦めて6芯ケーブルを使うことにした。
使用するのは6本のうち3本だけだが。
配線の処理をおえて電源を入れてみると、パイロットランプと
ヒーターが灯った。
取り敢えず電源が入ることは確認できたのだが、なんだかグツグツ
と何かが沸いているような変な音がする。
もしやと思い電源のケミコンを触ってみるとかなり発熱していた。
これはまずいと思い電源を切った瞬間にケミコンがパンクした。
他のコンデンサも多分ダメだろうから、一個々チェックしてみる
こととするか。
でもダメだとしても、高耐圧のコンデンサなんてほとんど手持ちが
ないので、どこかから調達する必要があるが、持ち主は部品代をかけ
てまで直すつもりなのだろうか・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます