15~6年程前に、中古で購入したダイワの電源をずっと使っていた。
特にトラブルもなく使用していたのだが、最近になって電圧調整の
ボリュームに少しガリがあることに気づいてしまった。
頻繁に電圧を変える使い方はしないので、実用上ほとんど問題は無
いのだが、とても安価なスイッチング電源を見つけたので思わず
買ってしまった。
ぶつはアルインコのDM-330MV 最大32Aなので100W機には
充分な出力容量である。
これが新品で半額近い価格になっていた。
今すぐに必要と言う訳でもなかったのだが、
「あと2台しかないよ」と言われると「今買っておかなければ
後で後悔するオバケ」が自分の中に現れて即決してしまった。
スイッチング電源と言えば、ノイズの発生が気になるところで
ある。
今時の電源なので充分に対策されているだろうと思いながらも、
一応聞いてみたところ、HF帯でもほとんど気に
ならないということだった。
「ほとんど」ということは少しはノイズがでるのか?
家に戻ってから、FT-817を使って実験してみたが、確かに若干
ではあるがノイズレベルが上がるようである。
ほとんど気にならないという表現は正しく、電源からのノイズ
よりは生活ノイズの方が大きいので、実用上は問題ないものだ。
これなら無線機のすぐ傍に置いても問題なさそうなので、
IC-7300の上に載せて使うことにした。
7300はほとんどFT8専用に使用しているので、多少ノイズが出た
としても、解らないだろうということもある。
大きな電源をラックから降ろしたこともあり、全体的にラックの
レイアウトを見直したことで、お蔵入りになっていたFR-101と
昨年ジャンクから復活させたFT-301をラックに収めてあげること
ができた。