暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

ホイールローダー転倒実験

2024-01-29 14:42:59 | 暇つぶしな実験

日立LX70を買った。

とは言ってもミニカーだが。。。。

いくら旧型のLX70と言えども本物なんか買えるわけもないわw

本当なら、仕事で使っているLX80が欲しかったのだが、いくら

探してもLX80のミニカーは無いようなので、LX70で妥協したのだ。

まあ、形はほとんど変わらないのでこれで充分でしょう。

 

ただ、眺めていても仕方がないので、これを使って実験をしてみた。

 

バケットを降ろして通常走行の状態

バケットを最大に挙げた状態

この両者で横転するまでの限界角度を測定してみるというもの。

あくまでもミニカーでの実験なので、実車とは重心の位置や重量

バランスなども違うのでなんの参考にもならないもではあるが・・・

荷としては、乾電池にガムテープを巻いて雪の塊をいっぱいに

すくった状態を想定して、重量の比率を設定した。

実験の方法はミニカーを徐々に傾けてゆき、横転方向に転じた時点

での車輪の高さを測定した。

結果

バケットを下げたときの車輪の高さ ⇒ 34mm

バケットを挙げたときの車輪の高さ ⇒ 27mm

横転の支点となるタイヤの端から端までの長さを53mm

これらを-tanで計算すると

バケットを下げたときの横転限界は32.7°

バケットを挙げたときの横転限界は27°ということになった。

 

あくまでもこのミニカーでの結果で、実車がこのとおりになると

いうことではありません。

しかも静荷重での状態なので、実車のように動荷重となるとまた

違う結果になると思われるが、傾向としては変わらないと思う。

 

結果的には当たり前のことだが、バケットを挙げた状態のほうが

重心が高くなるので、横転限界は低くなるというもの。

実験するまでもないことだと言われればそれまでだが・・・

 

もうひとつ、写真は撮っていないが、車体を山側に折った状態だと

横転限界が少しあがる。

逆に谷側に折ると限界が下がる。

これもバケットの荷重が山側に移動することで横転限界が上がると

いう当然の結果ではある。

ただ、これも止まっている状態での話なので、稼働しているときで

あれば荷重移動も発生するので、また違った結果になるだろう。

 

やる前から結果が解っている暇つぶしの実験でした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタッドレスタイヤの空気圧を下げた方が良いのか?

2023-12-25 13:36:54 | 暇つぶしな実験

冬用タイヤはピーキーな性格より、多少ダルな感じの方が滑った時の

コントロール性が良いと思い、今までずっと基準値より低くして乗って

いたが、実際のところどうなのか比較テストをしたことは無かった。

今シーズンは一度雪が降ってからは、もとまった降雪がないため、道路

に残っている雪が氷と化してしまい、どこもツルツルの状態だ。

そこで、このツルツルの状態を利用して、スタッドレスタイヤの空気圧

の違いによるフィーリングを試してみることにした。

正確な計測ができる訳ではないので、あくまでもフィーリングチェック

に留めることにした。

 

まずは軽量積載時の基準値である前輪240kpa、後輪260kpaで走行して

みる。

ABS、トラコン付きなので、ただペダルを踏むだけの運転になる。

一応ブレーキングポイントを決めて、停止した場所の目印となるもの

をチェックしておくだけのブレーキテスト。

そして坂道発進はトラコン任せで発進加速のフィーリングチェックを

する。

 

テスト車両はエブリイのバンなので、積載を想定した空気圧設定に

なっているため、後輪の空気圧が高い設定である。

しかし、空車で走行していることが多いので、最初は前後輪のかかる

荷重の比率に合わせてみた。

前輪は規定値の240kpa、後輪は220kpaとした。

これは全く言っても良いくらい変化を感じなかった。

 

次に前輪200kpa、後輪180kpaまで上げてみた。

規定値よりかなり低いが、見た感じではほとんど解らない。

走行フィーリングは、ゴツゴツ感が少なくなり、空気圧を下げた

ことが解るが、ブレーキも発進も大きな違いは感じなかった。

 

さらに下げて、前輪150kpa、後輪140kpaにしてみた。

これでも外観上では大きな変化を感じない。

横からみると少し潰れ感が出てきて、立て方向の接地面積が増加

していることが解る。

 

ブレーキに関しては、停止した場所の目印チェックでは少し

手前で止まるようになった感じだ。

ただABSが解除になる速度域まで減速して、タイヤがロックした

ときの制動感は強くなった。

ABSがキャンセルできてフルロックなら確実に制動距離が短くなって

いるだろうなと想像できる。

発進についても、トラコンが効いている時間が短くなったので

グリップは良くなっているのだろう。

 

そして更に下げてみた。

前輪、後輪ともに100kpaだ。

ここまで来ると少し潰れた感じがする。

横から見ると”空気少なくね”って感じになる。

接地面積もかなり増えているので、グリップもかなり良くなるのではと

期待してしまうが、路面の段差や窪みを考えると、この状態での走行は

リスクが大きい。そのわりに150kpa、140kpaのときから極端な変化は

感じられないかったので、リム落ち等のリスクを背負ってここまでする

意味はないかもしれない。

 

結論としては、空気圧は下げれば下げるほどグリップは良くなる傾向

ではあるが、段差等でのサイドカットやリム落ち、そして転がり抵抗

の増加で燃費も落ちると思われるので、20%減くらいまでが良いとこ

ろかと思われる。

10%程度減らしたくらいでは大きな変化は感じられないということが

解った。

 

色々な条件があるので、この実験がすべてに通用するものではありま

せんので、あくまでも一例であるということです。

また、コーナリングのチェックは行っていませんが、空気圧を下げると

タイヤ剛性が下がるので、舗装路面ではヨタヨタ感が強くなるので注意

が必要です。

 

今回の実験は165/70-13で行っています。

偏平率60以下の偏平タイヤで空気圧を落とすのはとてもリスキーなの

でおすすめできません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフターアイドリングをしないと

2021-07-20 06:46:50 | 暇つぶしな実験
外気温が30℃を超えているという猛暑の中で
3速ATのエブリイで高速走行をすることとなった。
メーター読みで80km/h程度しか出してはいなが
それでもエンジン回転数が5000rpmを超えている
ときもある。
そんな程度で簡単に壊れることなんかないK6A
だとは思うが、30℃を超の外に出ると、エンジン
にもかなり辛いだろうなと思ってしまう。

エアコンは常に使用している(長い上り坂では
止めることもある)ということも負荷を増やす
ことになる。
燃費マネージャーが表示している水温が通常時
なら87~93度行ったり来たりだが、今日は90度
を下回ることがほとんどない。
サーモスタットも常に全開なのだろう。

こんな状況下で、パーキングエリアに休憩で
入ったときにチョットだけ実験をしてみた。

①駐車エリアに止めすぐにエンジン停止
②IG S/WをONにして水温変化を見る

エンジンは止まっているのに余熱で水温が
どんどん上昇してゆく。

97~98℃がチラチラし始めるころから電動
ファンが回り始める。



電動ファンが回っても冷却水は循環しない
ので水温は上がり続ける。



遂には99℃に達したところで写真を撮った
がその後100℃を超えた。
さすがにこの時点で少し怖くなりエンジン
を始動した。

するとラジエーターで冷やされた冷却水が
回り一気に85℃まで下がった。



どこまで温度が上がり続けるかを見届ける
ところまでは出来なかったが、100℃に達
しても水蒸気が噴き出すこともなかったので
ラジエーターキャップも機能していることが
確認できた。

そのままにしておいても油膜があるので
いきなり焼き付いたりはしないだろうけど
エンジンオイルが酷く劣化した状態ならどう
なるかは解らないかも。

ターボ車じゃなくても猛暑の中で高速走行
したときは多少のアフターアイドルをした
ほうがエンジンには優しいかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

300W発電機でファンヒーターは使えるのか

2021-01-11 09:12:38 | 暇つぶしな実験
ここのところの悪天候続きで、青森では停電になったというニュースが流れていた。
たとえ短時間でも、冬季間での停電はかなりつらいものがある。
胆振東部地震のときは、まだ暖房が必要な時期でもなかったからまだ良かった。

電気を使用しない反射式の石油ストーブはあるものの、一部屋を暖めるのが精一杯
だろう。

ファンヒーターも使用できればかなり助かるが、ファンヒーターの消費電力は点火時
の最大に390Wとなっている。



しかし、ウチの発電機は定格出力が330VAしかない(--;



ファンヒーターの力率が1としても390VAが必要ということだ。

ものは試しで、実際に発電機を使用してファンヒーターを焚いてみた。

まず50Hz無負荷時の電圧は108~109Vだった。



そして点火スイッチをONにすると、一瞬は99Vくらいまでドロップするが、大きな
回転の変動まではしなかった。



そして点火してしまうともとの電圧に戻るが、燃焼時の最大消費電力は98Wなので
ファンヒーターだけなら余裕で使用ができる。
テレビは47Wなので、テレビを見ながら暖をとることも可能だ。
室内照明は概ねLED化しているので、暗くて不安な思いをすることもなさそうだ。

ただ、給湯ボイラーは点火時700Wなので、お湯を使うことはできない。
最低でも1.2KVAくらい出力があれば大きな不自由もなく生活できるのだが・・・

昨年に貰ったエンジンウエルダーは22KVAなので、電子レンジも使える出力を持っているが
何たって2サイクルエンジンなので、騒音が大きい。
これで周囲の家にまで電気を供給できるのなら文句も言われないだろうけど、ウチだけ
となれば周りは我慢できないだろう。
かといって22KVAでは、分けてあげたとして1件がいいところだ。

使用する頻度はとても少ないが、もう少し出力の大きい低騒音の発電機が欲しいところだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オイル漏れ修復剤は効くのか

2020-08-10 18:12:13 | 暇つぶしな実験
オイルシール類の劣化でオイル漏れとなると、普通はシールの交換と
なるのだが、場所によっては結構な手間となるものもある。
そこで気になるのが、オイル漏れを修復するというケミカルだ。

ほんとうに効くのか・・・
という疑問から、単純な方法で効果を試してみた。
効果を試すというよりは効能書きが本当なのかを試してみたという
方が正しいかも。



ここにある、シールを膨張させてオイル漏れを防ぐ的な記載。
シールが本当に膨張するのか?、膨張するということは、シールが
ヘロヘロに解けて更にオイル漏れが悪化するのでは?
実際にどうななるのかを確認するため、試験用オイルを作って
2週間オイル漬けにしてみた。



R社の添加剤を入れたオイルとW社の添加剤を入れたオイルを
作った。
添加剤の量は夫々のメーカー指定分量を混ぜたものだ。
使用したオイルは鉱物油の20W-50という少し固めのオイルだ。

そして比較のためにオイルだけのものにも浸しておうくことに
した。

2週間ちょっとが過ぎたので、どのくらい膨張しているのかを確
認してみた。



目で見た感じや触った感じは特に変化を感じない。
それならどのくらい膨張しているのかを測定してみた。

初めに、新品のOリングの直径をノギスで計り、ジョーに引っ掛か
らないギリギリのところで固定する。



次に、オイルだけのOリングを固定したノギスのジョーに咥えさ
せてみると、引っ掛からないで抜けてしまう。
新品と直径は変わらないということだ。



そして、W社の添加剤入りのOリングは抜けないで釣り上げること
ができた。明らかに新品時よりは膨張して直径が大きくなってい
るということだ。



最後にR社の添加剤入りのもの。これも釣り上げることができた。



この実験のやり方が正しいのかどうかは解らないが、効能に書か
れている、シールを膨張させるという働きがあるのは間違いない。
それが、どの程度オイル漏れなら修復できるのかということまで
は解らないが、ジャジャ 漏れじゃない限り使ってみる価値はある
と言えそうだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルクレンチを解剖

2020-05-21 21:13:27 | 暇つぶしな実験
今日は、仕事が休みだったので、エブリイの右ロアアームの交換
作業を行った。
最後のタイヤ取付でトルクレンチを使用したのだが、ラチェット
が舐めるような感じだったので、分解してみた。



原因はラチェットのツメが欠けていることだった。
どうせ緩める方向ではトルクレンチとしては必要ないので、反対
側のツメを流用しようかと思ったが、形が違うので流用はできな
かった。
もう15年以上も使っていたし、もともと安物だったので、もう
少し精度の高そうなものが欲しかったところでもある。

どうせならゴミにする前に、中の仕組みでも見てみようかと思い
解剖することにした。



これがどうして規定トルクでカチッ!となるのか


  締め付ける前は↑のようになっているものが
設定トルクになってスプリングの力を超えると、斜めカットに
なっているところにローラーとピンが入っているので、このピン
をかわすようにズレるためにスプリングを押し込むことになると
いう仕組みになっている。↓


メーカーによってはカムのようなものでスプリングを押していた
り、リンクのようになっているものもあるようだ。
ただ、スタビレーのトルクレンチはスプリングがコイルバネでは
なく板バネを使用しているらしい。

トルクレンチが無くなってしまったので、次はTONEのデジトル
クでも買ってみようかな
でも、トルクレンチのカチッ!っていう音も捨てがたいんだよなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長期間保存のオイルは使えるのか

2020-05-17 20:16:58 | 暇つぶしな実験
15年くらい前に購入したエンジンオイルが未開封のまま
置いてあったが、これは使えるものだろうか?

年数こそ経ってはいるが、未開封なので酸化も進んでい
ないから使っても問題ないのではないかという疑問から
実際に使ってみた。

使ったオイルはアメリカ製の鉱物油で20W-50という少々
固めのオイルで、1qtのプラボトルに入ったもの。

見た目には変色しているとか、変な臭いがするというこ
ともないし、糸が引いているというようなこともない。



流石にクルマやバイクに入れてみる勇気はなかったので
発電機のエンジンに入れてみた。

そしてしばらく(10分くらい)エンジンをかけておいて
一旦エンジンを止めてオイルゲージを抜いてみた。

すると、何か変!



写真では解りにくいが、レベルゲージに何やら小さな
ブツブツが付いているではないか。

始めは何か解らなかったが、よく見ると泡のようである。

そこで、すぐにオイルを抜いてみると、まるで水が混入
したかのごとく白濁したオイルが最初に出てきた。

空冷エンジンなので水が混入することは絶対にない。
しかもかけていた時間は、たかだか10分程度なので、
エンジン内部の結露も考えられない。

しかし、この白濁したものは水ではなく泡だった。
そして、入れたばかりのオイルなのに、濁ったように
も見えるが、すべて泡のようである。
つまりオイルシェイクが出来上がったのだ。



エンジン内で掻き回されるようなものだから泡立っても
不思議ではないが、今までに数えきれないくらいにエン
ジンを暖めた後にオイルを抜いているが、こんなのを見
たことはなかった。

試しに、昨年末に買った比較的新しいオイルを入れて同
じことをやってみた。

しかし、出てきたオイルに泡のようなものは全く混じっ
ていなかった。



これが普通だろう。
15年以上経ったオイルは消泡性が無くなってしまったと
いう判断をしても良いだろう。

泡が混じっているということは、空気が入っているとい
うことだから、油膜が保持できないということになる。
この状態で使い続けると、エンジンに支障をきたすこと
になるのは間違いないだろう。

その他にも性能劣化している部分はあるだろう。

普通に考えると15年以上経ったオイルを使おうと思う人
はいないと思うが、古いものは未開封でも劣化している
ということが解った。

ただ、何年くらいで劣化してしまったのかは不明である。

今回のオイルは自分が購入したのは15年前だったとして
もメーカーの倉庫に眠っている期間や販売店の倉庫に眠っ
ている期間もあるはずなので、実はもう少し経っているの
かもしれない。

それらを考慮すると購入したらすぐに使い切れる量を買う
のが一番なのだろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEAでカーボン洗浄してみたが

2019-06-27 04:28:06 | 暇つぶしな実験

カインズブランドの添加剤にピストンを浸

けて置いたら、カーボンが少し溶けたみた

いで、液体の色が透明から少し茶色に濁っ

た。でもピストンヘッドが綺麗になった訳

ではない。

 

それならと言うわけで次にフューエルワン

に一晩浸けてみた。

やはり溶けいるようではなかった。

その後、歯ブラシで軽く擦ってみたがそん

なことでは落ちなかった。

洗剤のような使い方をしてもダメというこ

となのか、それともやり方が悪いのか?

でも、以前動画で見たのは、燃料漏れでつ

いた汚れに対して、フューエルワンをペー

パーに付けて吹いたら綺麗になっていたの

で、かなり強力な洗浄効果があると思って

いたのだか…

 

もう少しあれこれやってみたいところだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEAでカーボン清浄

2019-06-25 18:40:24 | 暇つぶしな実験

強力な燃焼室の洗浄効果があると言われて

いるポリエーテルアミン配合の燃料添加剤

として、有名どころはWAKO'Sのフューエ

ルワンがある。添加剤のほとんどのものが

プラシーボ効果のようなものだが、このポ

リエーテルアミン配合の添加剤はメーカー

純正のものも多数あることを考えると、そ

れなりに効果があるのかもしれない。

 

それならカーボン落としに直接浸け置きし

たらカーボンが溶けるのか実験してみた。

実験に使ったのはカインズホームで売って

いる自社ブランドの添加剤とフューエルワ

ンだ。

成分にはしっかりとポリエーテルアミンと

イソプロピルアルコールと記載されている。

 

これをピー缶に入れてデポジットの付いた

バルブを浸けて一晩置いてみた。

この添加剤は、無色で臭いはアルコール臭

なのでプロパノールがほとんど、PEAの配

合量は少ないのかも。

本来PEAは黄色いようなので、それからす

ると濃度はかなり薄い?

 

一晩置いた結果は

カーボンが溶けている気配はなく綺麗な透

明のままだった。

 

次にフューエルワンをピー缶の蓋に取り、

こっちに一晩浸けて見ることにした。

フューエルワンは黄色の液体で少し粘度も

あり、臭いも表現のしようがない臭いだ。

これはイケルかもと期待し一晩置いたが…

やっぱり溶けていない。

浸けておくだけではダメか。

燃焼室内のように高圧にさらされなければ

剥がれ落ちないかも?

 

デポジットは諦めて、ピストンについてい

るカーボン程度なら溶けるかもと思い今度

はピストンを浸けて見ることにした。

 

結果は後日。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電撃丸効果か?

2015-08-30 22:37:51 | 暇つぶしな実験
午前中に電撃丸を入れて充電していたら、蟹の
ように泡を吹き出したバッテリーだが、その後
2時間くらいおいて充電を再開した。

過放電の状態でどれだけ放置されていたのかも
解らないので全く期待していなかった。
ところがなんと、比重が上がり始めたのだ。



初めは1.1くらいだったのが、1.22くらいまでに
なっていて、しかもセル毎のバラつきもない。

これはイケるかも。
午後から4時間くらいの充電で1.25になったと
ころど一旦中止した。
後は明日もう少し充電すれば完全復活となるか
もしれない。

これって電撃丸の効果なのだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バッテリー復活ならず

2015-08-08 08:17:30 | 暇つぶしな実験
電撃丸なる薬剤を入れて充電を開始して15分
くらい経った時、比重計で液を吸い上げてみて
驚いた。
初め茶色に濁っていた液が透き通っているでは
ないか。
第3セルは比重計の目盛りを読み取るのが大変
くらい濁っていたものが、綺麗になっている。



どういう作用したのかは解らないけど、これ
は行けるかもと思い、それから2時間程充電し
たが、比重は一向に上がる気配なし。

これで諦めればよいものを、いったん液を抜
いて、希硫酸を入れてみた。
これでどうだ!って感じだったが、まったく歯
が立たず、しばらく放置すると比重が下がっ
ている始末だった。

こりゃ電極から剥がれたもので電極がショート
してる状況かも。
さすがにここまで無駄なことをやれば、もう
諦めるしかないわ。

結果としてはバッテリーが回復することは無
かったが、これは電撃丸の効果が無いという
ものではないので、誤解のないように。
多分、サルフェーションの初期程度のものな
ら効果が現れるものでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バッテリー復活実験

2015-08-07 14:15:40 | 暇つぶしな実験
いつから放置していたか解らないカブのバッテ
リーの充電を頼まれた。

状態は無負荷で1.85Vと放電終止電圧を完全に
下回っていて、普通なら充電してみるまでもな
く廃棄処分行きのバッテリーだ。

これをあえて充電してみたが、結果はやはり駄
目であった。

7時間充電した結果のデーターが次のとおりで
ある。



無負荷電圧 5.89V
比重 第1セル 1.1以下で測定不能
   第2セル 1.2
第3セル 1.1

充電に使った電気代を無駄にしたようなものだ
が、無駄にしたついでに更に実験してみること
にした。



電撃丸なるラムネ菓子みたいな錠剤を入れたら
どうなるのかという試みである。

謳い文句はサルフェーションを起こした極板に
作用して正常な硫酸鉛に戻すと書いてある。
しかし、細かい説明書きは無く、各セルに1個
入れるとあるだけ。

4輪用バッテリーを想定していると思われるので
そのとうりに入れるのは無理がありそうだ。
そこで2個を粉に砕いて3つに分けることにした



なんとも怪しい感じになった。
説明書きでは、投入後の指示は一切ないが、こ
れでホントに良いのか?

やはり入れただけでは何の変化もなかった。
それどころか5.89Vあったものが5.86Vに下がっ
てしまった。

この状態から充電して、どこまで回復するのか
見てみることにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴリラの発電装置をチェック

2015-07-08 11:10:27 | 暇つぶしな実験
6Vの弱点である、ヘッドライトの暗さをなんと
かしたい。
手っ取り早いのは12V化キットを組むことだが
キットを使わず、自分でレギュレーターを何と
かしようと思って回路図とニラメッコすること
しばし。
ヘッドライトと電装系は別系統になっている。
ヘッドライトは単独のコイルから供給されてい
て、しかもダイオードも通さずに直接だ。
と言うことはACのまま点灯させているという
ことだ。
当然ながらバッテリーにも繋がっていない。
エンジン回転が上がっても球が切れないのだ
から、高回転時の発生電圧もそう高くないの
だろう。

と言う訳で早速検証することにした。



まずライト用発電コイルの発生電圧から。
これは無負荷で12Vくらい発生していた。
これで球が切れないということは、たいして
容量は無いのだろう。
案の定、ライトのスイッチを入れると半分
くらいまでドロップした。
そのまま回転を上げても電圧は上がらない。

何ともインチキ臭い感じだけど、単純ながら
うまく出来ているとも言えるのかも。

そして、供給されている電流をオシロで測定
してみたら、見事にACだった。



回転を上げても、電圧が大きく上がることも
なく、周波数が変わるだけだった。

もう1系統の方も波形を測定してみた。
こっちは整流器が入っているので綺麗な半波
の脈流となって出てきている。



これにバッテリーを繋ぐと平滑されて山と谷
が緩和されることになる。



波形を見ると、若干山が出ている程度なので
ほぼDCと言える状態になっていた。
まさに教科書通りという結果だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凍ったバッテリー

2014-01-19 21:56:59 | 暇つぶしな実験
除雪機のバッテリーを外したまま使用
していたが、スターターで楽にエンジ
ン始動したいのと、作業灯が暗いので
バッテリーを付けることにした。

新たに購入するのもなんだか勿体ない
気がして、マイクロカーMC-1に付いて
いるものを流用してみようかと考えた
が、長い間使っていないこともあり当
然のごとく上がっている。

外して充電しようとしたら、ターミナ
ル部分が腐食してナットにスパナをか
けると舐めかけた。
これ以上やると完全に舐めてしまう。

試しにスナップオンのフランクドライ
ブを使ったら舐めることなく外れた。

流石スナップオン!



外したバッテリーだが、ケースが少し
膨らんでいるではないか。

上がったまま放置していたので、液が
凍結してしまったのだ。

いままで自分でバッテリーを凍らせた
経験は無かったので、これは良いチャ
ンスとばかりに実験してみた。

まずこの状態での発生電圧を測ると、
6.68Vの電圧がでた。



氷は電気を通さないはずなので、これ
はチョット意外だった。
多分、不純物が混じっていることによ
って微弱電流が流れるというものだろ
う。
あくまでも無負荷電圧なので、負荷を
掛ければ一気にドロップするだろうと
思い、アナログテスターの電圧計を一
緒につないだだけで、6.34Vまでドロッ
プした。
これでは電球も点かないだろう。

次に電流計を通して充電器にかけてみ
たが、やはり電流は流れない。
微弱は流れているかもしれないが、デ
ジタルテスターでは0.00Aと表示した。



液が融けるはじめれば電流がながれる
はずである。
ドライヤーであぶっていると5分くらい
で0.01Aと表示した。
氷が少し融けて電流が流れ出したのだ。
ここでドライヤーをやめて、あとは充
電電流の変化を観察した。
充電による反応熱でどんどん融けて電
流も増えるはずである。

6時間充電を続けて0.6Aまで流れるよう
になった。
しかしまだ液は完全に融けてはなくて
シャーベット状態。
ここで一旦充電を中止した。

完全に融かしてから再度充電すること
にした。
でも、一度凍結したバッテリー 復活
するのか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする