アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。
シリンダーヘッドは、もうしばらく灯油に漬
けておくことにして、車体の作業を進めるべ
く、配線の処理をすることにした。
フレームの横を這っているメインのハーネス
から出ている、IGスイッチに行く線が切れて
いるのが見つかった。
修復するため、ハーネスを束ねているビニー
ルテープを剥いでいくと、中の線もビニール
テープで巻いてあるものが3本もあった。
どうやら過去に何かに挟んで切れたのか、他
の原因があったのかは解からないが、直した
跡が出てきたということだ。
ビニールテープを剥がしてみると、きちんと
ハンダ付けしてあったが、別のところで切れ
ている線があるため、すべて再度繋ぎ直すこ
とにした。
ウチに来たときに火花が飛ばなくて、エンジ
ンがかからなかったのは、IGスイッチに入る
線が切れていたのが原因だろう。
ヘッドライト内の配線もギボシには例の導電
グリースを少量塗布して、すべて接続完了し
た。
ついでにフロントフェンダーも付けてしまお
うとしたが、ボルト穴が妙に大きい。
パーツリストを見てみると、セッティングワ
ッシャーなるものを介して留めるようになっ
ている。
そういえばそんなものが転がっていたのは覚
えているがどこに行ったか解からなくなって
しまった。
1個だけは見つかったが、あと2個は消息不明
だ。
多分あとから出てくるというパターンだろう
けど・・・
ネジ箱をあさっていると、使えそうなものが
1個見つかった。
しかし、あと1個がどうしても見つからない
無いものは作るしかないか。
というわけで、調度良い大きさの平ワッシャ
を使って、それなりに作ってみたところ、意
外とうまくできた。
これでフロントフェンダーも無事に取り付け
完了。
燃料タンクも仮付けにして、パチリ。
誰が見てもR&Pって解かりそうなところまで
来た。
やっと燃料タンクの塗装が終わった。
ホル○の缶スプレーで塗っていのだが、他社
の缶スプレーに比べて、少し緩いというか薄
いような気がする。
油断すると直ぐに垂れてしまうのです。
塗り方が悪いと言われればそれまでだが、2
回程垂れた部分を修正したけど、最後には面
倒臭くなってしまい、妥協したところもある。
R&Pのロゴステッカーを入れるかどうか迷っ
たが、シンプルにウイングマークにした。
タンクの形が歪な形なので、左右同じ位置に
なるように貼るのが結構大変だった。
そして最後にウレタンクリアを掛けて完了と
なるはずが、このクリアも厚塗りしていたら
やっぱり垂れてしまった。
これは完全に乾燥したら水研ぎで修正する予
定だ。
ついでにガソリンやオイルが掛かる可能性の
あるサイドカバーとフロントフェンダーも一
緒にウレタンクリアで仕上げた。
当然のように埃やゴミがたくさん付いるのが
残念だ。
そして昨日降ろしたしたヘッドは、カーボン
等の汚れはけっこう酷かったので、一晩灯油
漬けにしておいた。
洗浄はこれからの作業となるのです。
まだボアアップキットは買っていないけど、
そろそろエンジンの方にも手を付けなけれ
ば夏が来てしまう。
今回はエンジンスタンドを使わずに、木枠
が借りたままになっているので、これを使
ってみることにした。
このエンジンは、ウチに来たときからエン
ジンが始動しなかったが、キックを踏んだ
ときの感じが、圧縮が無い感じだったので
どうなっているのか開けて見るのが楽しみ
である。
まずヘッドを剥ぐってみたところ、燃焼室
もピストンヘッドも特に問題はなさそうな
感じだ。
ただ、カーボンやデポジットは凄い状態だ
そして、ヘッドガスケットがなぜかオイル
でベトベトになっている。
ガスケットがダメでオイルラインから流れ
込んだのか?
それともヘッドが歪んでいるのか?
そしてシリンダーを抜いて、ピストンを外
したところで圧縮がない原因が解かった。
トップリングが真ップタツになっていた。
その割には、シリンダーへのダメージは無
く、焼きついたような跡もない。
ピストンリングの溝もリングが焼きついた
ような後もなく、多少のカーボンと、燃焼
ガスが抜けていたと思われる跡がある程度
だ。
フラッタが起きていたと思えるほどリング
と溝のガタもないような気がするのだが、
なぜ折れたのだろう?
どうせこのピストンもシリンダーの使わな
いのでどうでも良いが・・・
明日はヘッドをバラすことにしよう。
今日は振休で仕事が休みだったので午前中か
ら作業にかかることができた。
まずはフロントタイヤの取り付けと、ハンド
ル周りの組み上げが進んだ。
ハンドルスイッチ類は、内部を軽く洗浄して、
可動部にシリコングリースを付けたのでスイ
ッチ操作がスムーズになった。
接点は大丈夫そうだったので、今回は手を入
れなかった。
大丈夫という根拠は特になのだが・・・
ブレーキとクラッチのレバーには、何用かは
解からないけど、パワーレバーがあったので
それを塗装して使うことにした。
黒く塗って後から気がついたのが、スイッチ
はアルミ色のままだということ。
付けてみるとやはり違和感がある(--)
再度塗り直しで、シルバーにすると、違和感
は解消された。
次にメーターとIGスイッチの取り付けだが、
ハーネスについている、ウインカーインジ
ケーターとニュートラルランプの球はかなり黒
くなっていた。
球が黒くなっているのは、中のタングステン
蒸発してガラスに付着したものだ。
つまりはタングステンが細くなっているとい
うことで、いつ切れてもおかしくないという
状態だ。
あとで交換するのは面倒な場所についている
ので、この際だから新品し交換してしまおう
手持ちは2個しかなかったが、メーターラン
プの方は、まだ黒くなっていないので、その
まま使用だ。
メーターランプに3W消費させるのはもったい
ないので、何れはLED化するかもしれない。
フロントタイヤもついたので、かなりオート
バイの形になってきた。
そろそろエンジンの方にも手をかけなければ
夏が来てしまう。
フロントウインカーを付けようとしたが、や
はりそのままという訳にはいかなかった。
結構汚れて曇っていたので、クリームクレン
ザーでゴシゴシしてみた。
クレンザーで擦ると傷だらけになるかと思っ
たが、意外にと傷は付かず、メッキが綺麗に
なった。
磨く前のものと比べると、その差は歴然だ。
そして、配線のギボシ端子には、腐食と接触
不良の防止ペナトロックスを塗っておくこと
にする。
これは導電性グリースで、ナガラ電子工業と
いう会社で販売しているもの。
本来はアンテナに使うアルミパイプの指し込
み部に塗布して、接触不良を防止するための
ものだが、これを配線のカプラなどに使わな
いてはない。
ペナトロックスは結構古いもので、今はテナ
メイトという名称に変わったみたいだ。
4輪でもバッテリーターミナルなボディアー
スの端子部などにも使える。
でも、泥や埃が付きやすい場所には塗りすぎ
に注意しないと、逆に接触不良となるかもし
れない。
ナガラ電子工業は無線のアンテナを製造販売
している会社なので、このテナメイトはハム
ショップなどで買うことができる。
リヤサスは社外の新品に交換したいところで
はあるが、まだ部品を購入していない。
でも、できるところから組み上げて、形にし
ていきたいのだが、リヤサスがないと形にす
ることができない。
とりあえずノーマルを一旦付けて、後から交
換するということでも良いのだが、一度付け
てしまうとなんだか面倒くさくなりそうな気
もする。
その前に、このノーマルサスは使えないもの
なのかをチェックしてみることにした。
外観上はオイルが滲んでいるのと、コイルに
錆が結構出ている状態だ。
ダンパーの状態は分解してみないと解からな
いので、まずはコイルを外す作業に入る。
サスコンがないので、またホースバンドで締
め込もうかとも思ったが、フロントサスの時
みたいに机の下に押し込める方法でやってみ
た。
高さを合わせて、シザースジャッキで押し上
げていくと、簡単にサスが縮んでいってくれ
る。
コイルが縮んだ状態のままタイラップの太い
やつで対面に2箇所締め上げて準備完了。
あとはロッキングナットを緩めて、アッパー
メタルを外せば分解完了となる。
2本ともオイルの滲みがあったので、ダンパー
はスカスカになっているかと思いきや、それ
ほどでもなかった。
1本は減衰力は落ちてはいるようだが、まだ
なんとか行けそうな感じ。
もう1本は縮み側はかなり緩いが、伸び側は
充分な感じだ。
まったくダメって感じでもないので、とりあ
えず磨いて使用してみることにする。
今日は、フレームにワイヤーハーネスを通す
ところで、カプラ類の接触不良が起きないよ
うにと思い、接点を磨くためレクティファイ
アを外そうとしたら、腐食していて簡単には
抜けてこなかった。
そこで隙間にマイナスドライバーを入れて抉
ってみたところ、平型端子が折れた!
そして折れた端子はカプラの中に入ったまま
取れない状態だ。
まずこのレクティファイアだが、足が二本で
ダイオードのマークが記されているので、単
に整流しているだけのものだ。
同じものは手持ちには無いが、整流用のダイ
オードを使えば問題ないだろう。
ひとつ問題は、どのくらいの容量があれば良
いのか?
ゴリラのサービスマニュアルを見ると、発電
容量は1.5Aくらいのようなので、同じような
ものだろう。
ギリギリの容量だと発熱して熱破壊しても困
るので、余裕をもって3Aのダイオードをパラ
で使うことにした。
そして、ハーネスのカプラにそのまま挿せる
ように基盤には平型端子をL字に取り付けて
みた。
まだ動作確認はできないけど、多分大丈夫だ
ろう。
次にウインカーリレーも結構腐食が進んでい
るので外そうとしたら、こちらも当然の如く
折れた。
これと同等なリレーで手持ちのものは、L字
の端子ではなく、配線が直付けになっている
ものしかないので、これを使うことにした。
ハーネス側の平型端子も交換しなければなら
ないが、レクティの方で使った分が最後とな
り、手持ちが無くなってしまったので、ギボ
シで付けることにした。
これだと、また壊れたときにハーネスが合わ
なくなる可能性が大だけど、そう頻繁に壊れ
ることもないだろう。
後ろ半分のハーネスが付いたので、リヤキャ
リアをつけてみた。
それにしてもデカい。まるでビジバイのよう
な大きさだ。これなら結構な搭載量が期待で
きそう。
とは言っても、キャリアの取り付け方を見る
とあまり重量物は積めなさそうな感じだ。
本来30kgしか積んではいけない原付なので、
これで充分なのかもしれないが・・・
災害時や仕事用で重量物を運ぶには向いてい
ないかもしれない。
所詮はレジャーバイクなのだからこれでいい
のだ。
昨日(5/3)は朝から天気が良くてこれは
これは絶好の塗装日和だと、午前中から作業
を開始した。
気温は7月上旬なみの23.6℃まで上がったよう
でサクラも満開になったとか。
日もかなり長くなってきて19時くらいでも薄
明るい感じだ。
暖かいというよりは暑いくらいで、塗装の乾
きも早くて良かったのだが、なにぶん外での
作業しかできないので、埃が結構付いてしま
うのが難点だ。
でもまあ、所詮は缶スプレー塗装だし、細か
いところを望んでもしょうがないか・・・
それでも離れたところから見ると、結構綺麗
な仕上がりにはなった。
色はR&Pのイメージカラーともいえるオレンジ
にするか、イエローにするかで悩んだが、自
分の誕生月から風水的にはラッキーカラーが
イエローということが理由のひとつ。
そして缶スプレーだとラッカーのオレンジは
あるが、ボディペイントで樹脂バンパーにも
対応できるものにはオレンジなんか無い。
ここで妥協して普通のラッカー缶でプラスチ
ック部を塗って、後で塗装割れができるのも
いやだったので、樹脂バンパーにも対応して
いるものから、ホンダの純正色であるカーニ
バルイエローにした。
S660やシビックなんかにもに使っていた色で
すね。
後は燃料タンクが残っているけど、これは最
後にウレタンクリアを塗らなければいけない
ので、後回しにした。
このウレタンクリアのスプレーが高いんだよ
なあ。
しかも使い切らなければいけないので、とて
も不経済。
どんどんお金がかかります(--;