暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

K50にあれこれ手をかける

2024-08-04 09:52:28 | コレダの末っ子K50

K50を入手したときから気になっていた点について手を入れること

にした。

まず初めに、ハンドルロックがついていなかったことだ。

これが付いていないと盗難車みたいであまり感じが良くない。

ハンドルロックはかなり前に購入してあったのだが、なかなか

手を掛ける暇とやる気が起きなくてそのままになっていた。

やっと重い腰を上げて取付をしたのだが、ロックを付ける台座

になる部分が曲がっていて、無理矢理あおったような跡になっ

ていた。

過去に何があったのかは不明ではあるが、多分ロックになって

いる状態で鍵を紛失して無理に外したのかと・・・

 

まあ、今は無事にナンバーも取れたので、盗難車の疑念はない

とは言え、感じは良くない。

 

そして次は、メインスイッチの取付状態が緩くて鍵を回すとき

シリンダー自体もグラついている。

リングナットがなく適当なプラスチック製のナットを使って

シリンダーの外側にシールテープやビニールテープを巻いて

締められていた。

そもそもキーシリンダーを収めているボックスの穴が大きく

なっていて固定ができない状態となっているので、いくら締

め付けてもクルクルと回ってしまう。

この穴の三日月状の切り欠きにプラスチックで詰め物をして

除雪機のメインスイッチに使っているリングナットで締める

ことにした。

実はこのナットのネジピッチとキーシリンダーのネジピッチが

合わないのだが、プラスチック製ナットなので無理矢理締め込

んだらネジ山がカジリ込んで固定されているというインチキだ。

でもビニールテープがはみ出ているよりは見た目も良くなった

ので良しとしよう。

 

最後は、740mmという幅の広いハンドルがついていて少し

アンバランスな感じがしたので、手持ちのハンドルに交換した。

スクランブラー風な感じだったのが、普通のオッサンバイクに

なった。

 

これで今まで気になっていた部分はすべて解決できたのではあるが

果たして保険を掛けて乗るのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

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K50 煙の量が多い!?

2023-06-16 10:55:48 | コレダの末っ子K50

排気漏れがほぼ直ったところで、前オーナーが気にしていた排気

の煙りの量が多いというところについて、簡易の確認をしてみる

ことにした。

 

まずは、オイルポンプのケーブルを標準の状態に調整する。

現状ではめいっぱい絞られた状態になっていた。

調整方法は簡単だが、文字にするのは面倒なので、マニュアル

のコピーを添付します。

前オーナー曰く、「クランクのオイルシールが減っていて、そ

こからミッションオイルがクランクケース内し侵入することで

燃焼されるオイル量が過多になり煙が増えている」という推測

だった。

 

2サイクルエンジンなのでミッションをオイルを抜いても、エ

ンジン始動には関係ない。

そこで、ミッションオイルを完全に抜いた状態で、エンジンを

始動すれば、ミッションオイルの混入が無くなることになる。

この状態での煙の量を見れば、オイルシールの問題ではないと

いうことになる。

ものは試しで、ミッションオイルを抜いてクラッチを切った状

態でしばらくエンジンをかけておいたが、特に煙の量が減った

という感じにはならなかった。

正確に煙の量を測ることはできないので、なんとも言えないが

そもそも、オイルが侵入するほどシールが減っていたら、一次

圧縮も漏れるので、エンジンが掛からないか、掛かっても調子

が悪い状態となるような気がするが・・・

 

そんなこんなで、エンジンは調子よく吹けるし、煙もこんなも

んと言えばこんなもんのような気がするので、問題なしとした。

本来なら、ポンプからの排出量も測ってみるべきなのだが、そ

のための器材がないので、パスすることにした。

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K50 排気漏れはなんとかなった

2023-06-14 09:49:45 | コレダの末っ子K50

部品待ちしているあいだに、発電機の修理依頼が入ってきたため

後回しになっていたK50の排気漏れ修理を開始した。

排気漏れよりもヘッドガスケット交換の方が重要項目であった。

 

ヘッドのナットが錆びていて、今にも舐めそうな感じだったので

一緒に注文したのだが、届いたナットはサイズが違っていた。

返品云々していると更に時間がかかるし、そのまま持ってい

ても何かに使えるので、持っていることにした。

結局代わりのナットをネジ箱から探して調達したので、初め

からそうしていれば、余計な費用がかからなかった・・・

 

ガスケットを組む前に、シリンダーの具合を確認しておいた。

今まで手掛けてきた2サイクル車はかなりの確率でシリンダーや

ピストンに傷があったが、これはとても綺麗な状態だった。

クロスハッチもまだ残っているくらいなので、一度ボーリング

しているのかもしれない。

そしてその時に、手作りガスケットを組んでいた可能性が非常

に高い。

 

マフラーからの漏れは、エキパイとマフラー部の連結は、部品

が廃盤なので、マフラーバンテージで対応した。

フランジのガスケットは交換しなくても漏れがなかったので

そのまま続投とした。

メタルパテのようなもので、かなり派手に修正されているエ

キパイは、ピンホールがあるのか、若干の漏れが確認できた。

ここはアルミテープとマフラーパテで塞ぎ、上からバンテージを

巻いてインチキすることにした。

これで排気漏れはなくなったので、次はマフラーから出る煙の

量について確認する作業が残っている。

2サイクルなので、ある程度の煙は仕方がないところだと思うが

前のオーナーが言うように、少し多すぎるよいうな気もする。

 

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K50排気漏れはマフラーだけじゃなかった

2023-06-01 10:16:49 | コレダの末っ子K50

マフラーからの漏れは、エキパイとマフラーを繋ぐコネクターが

あれば解決なのだが、既に廃盤のようなので、市販のマフラーパ

テやテープでごまかしてみることにした。

エキパイ側にひと巻きしてマフラーに差し込んだだけで、この

部分からの排気漏れはほぼ治まった。

壊れているエキゾーストガスケットの代りには、同じような

大きさの銅パイプを曲げたようなガスケットがあったので、何

用かは解らないが、漏れが止まれば良いと思い取り付けてみた。

これも、漏れは治まったのだが、相変わらず音は大きく、しか

も何やらパンパンという音まで出ている。

よく見ると、ヘッドとシリンダーの隙間から排気ガスが出てい

るではないか。

今まではエキパイからの漏れが酷かったので、ヘッドからの漏

れには気づかなかったのだ。

とりあえず、ヘッドのナットを締めてみると、下側2本が完全

に緩い状態だった。

これは、もうヘッドを剥ぐって見た方が良いと思い、一度締め

付けたナットを外そうとしたが、錆が進行していて、チョット

ヤバい感じだった。

何とか、舐めることもボルトが折れることもなくヘッドを外す

ことができた。

かなり漏れた跡がある。

ナットの緩かった下側の漏れ跡が酷く、周りもオイルでベト

ベトというよりゴテゴテになっている。

ヘッドガスケットが入っていない!?

と思ったら、シリンダーにへばりついていた。

外したガスケットは、やたら薄い板で、色からすると銅

ではなくアルミと思われる感じがする。

そして非常に柔らかい。

そして良く見ると、ピストン部分が真円になっていない

さらに、ボルトの入る穴の部分がめくれ上がっていて、

まるでバーリング加工のようになっている。

これは誰かが、作ったものでしょう。

しかも、サイズがピッタリと合わないにも関わらず、無理矢理

に取り付けたという感じだ。

これでは漏れても仕方がないが、良くエンジンがかかっていた

ものだとある意味感心してしまった。

 

というわけで、部品待ちとなった。

ついでに、純正のエキゾーストガスケットも一緒に注文した。

 

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K50 次なる試練は

2023-05-23 20:15:01 | コレダの末っ子K50

チョークワイヤーの交換が終わったところで、エンジンをかけてみる。

すんなりと掛かってはくれたのだが、エキパイからの排気漏れが酷い

エキパイとマフラーの繋ぎ目はパテのようなものが盛られているが

あまり効いていないようだ。

エキパイのクランプナットを外してみると、潰れたガスケットが

二枚入っていた。

そして、エキパイ自体は、メタルパテのようなもので、修正された

跡がある。

エキパイを交換したいところだが、新品だと一万円を越えている。

そして、肝心なエキパイとマフラーのコネクターは廃盤になった

ようなので、長期在庫品など探さなければ手に入らない。

だからマフラーパテで隙間を埋めてあったのか・・・

 

一旦作業中断で、どう処理するかを考えることに。

そんなことをやったいるうたに、別の作業が飛び込んできた。

 

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K50 チョークワイヤーを交換していて思ったこと

2023-05-20 20:41:09 | コレダの末っ子K50

部品が届いたので(実は何日も前に届いていた)ワイヤーの取付

作業を行った。

それほど面倒な作業ではないが、キャブがクランクケースの

カバー内に入っているので、作業性はよろしくない。

よく、スズキのKシリーズはロータリーディスクバルブと

思われがちみたいだが、実はリードバルブ方式なのだ。

本来ならこの形であればロータリーディスクバルブ方式が

採用されると思うが敢えてリードバルブを取付たのはなぜ

だろう?

リードバルブの採用については、低速域での吹き返しが無

いことや、吸気比が高いなど、一般車としては適している

のは解るが、クランクケース廻りの形がロータリーバルブ

と同じであれば、エンジン幅が大きくなるという欠点はそ

のまま引き継がれてしまう。

このロータリーディスクバルブ風リードバルブのメリット

は何なのか?と思ったが

調べてみると、同系のエンジンを積んだスポーツモデルの

AC50はロータリーディスクバルブが採用されていた。

そしてその後のGA50やハスラー50もロータリーディ

スクバルブ。バンバン50はリードバルブなので、スポー

ツモデルはロータリーディスクを採用し、ビジネスバイク

やレジャーバイクには低速域で扱い易いリードバルブを採

用していたということのようだ。

ただ、クランクケースは両方に使いまわしていたというこ

とか。

 

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チョークワイヤーが切れた

2023-05-07 23:53:05 | コレダの末っ子K50

2年ぶりにK50に火を入れてみようと思いチョークレバーを引いた

ところ、途中からレバーがスカスカになってしまった。

もしや・・・

レバーを戻すと、ワイヤーが弛んでくる始末。

やっぱりかあ

これまた2年ぶりの登場となった、ペケ台に載せてゆっくりと

修理をすることにした。

ロータリーバルブ風のエンジンのため、キャブはクランクケースの

横についている。

カバーを外してみると、奥の方にフランジを締めるナットが見えるが

こんなのどうやって緩めるんだ!

と思ったら、クランクケースの前側にサービスホールがあった。

このサービスホールの蓋が、どこかで見たことのあるような・・・

4輪ドラムブレーキ時代のスズキ軽四輪に付いていたブレーキ調整穴

を塞ぐ蓋にそっくりだ。

キャブを外したついでに、中を洗浄することにしたのだが、ほとんど

汚れていなかった。それでも一応キャブクリーナーとエアブローで清掃

をした。

問題のチョークワイヤーは部品待ちということで、作業は一旦休止です。

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K50のオイル漏れをケミカルで・・・

2021-09-25 20:49:34 | コレダの末っ子K50
クランクのオイルシールからミッションオイ
ルがクランクケース内に漏れているため排気
の煙が多いと言われているK50だが
確かに煙は結構吐いているけど、こんなもん
と言えばこんなもんではないかという気もす
る。
実際のところミッションオイルがどの程度
入り込んでいるのかを調べる術がないので、
多分そうだろうという見解でしかない。

ミッションオイルが入るとすれば、クラッチ
側のシールからということになる。
ジェネレーター側はオイルに浸っていないの
でこちら側から入ることはない。

エンジンを分解してシール交換をしている
時間が取れないので、実験の意味を含めて
オイル漏れ防止剤を入れてみることにした。



シールを膨張させてオイル漏れを防ぐという
やつだ。
ミッションオイルに規定量を混ぜて、撹拌
するべくギヤを入れた状態でエンジンをし
ばらくかけておいた。



外でエンジンを掛けっぱなしにするのは騒
音で近所迷惑になりそうなので、作業場内
にいれて、以前作った排気ホースを久々に
使用した。

オイルが撹拌されて、オイルシールにも充
分に添加剤が浸されたことを祈って、しば
らくは放置することになる。

そもそもどの程度ミッションオイルがクラ
ンクケース内に入り込んでいるかが解らな
い以上、改善されたのかどうかの判断もで
きないというのが実際のところだ。

取り敢えず次にエンジンをかけてみるのが
楽しみだ。
※でも、いつになるか解らないのです。
 それまでにオイルシールが膨張して
 くれればいいのだが・・・
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別のコレダがやってきた

2021-08-15 12:00:38 | コレダの末っ子K50
K125はどうしても欲しいという人が現れたので
譲ることにした。
もともとスズキのバイクが好きらしく、過去に
スズキ2サイクルの大型車に乗っていたとのこ
とで、大切にしてくれそうな方でした。

そしてその代わりにという訳でもないのだが、
新たに別のコレダが入ってきた。



今度のはK50だ。
本当ならK90が欲しいところだが、世の中は
そううまくはいかないのだ。
もっと言えばVanVan90が今は一番欲しい車種
だ。

このK50はエンジンは掛かるし、一見これと
言って悪いところが無さそうなバイクだ。
でも、煙の量が多すぎるということで、前の
持ち主はクランクケースのオイルシールから
ミッションオイルが侵入しているという判断
をしたらしい。
過去にもスズキの2サイクル車で同じような
ことを経験しているので間違いないと言って
いた。
まあ、充分に考えられることではある。

前車の時はバイクショップで修理したようだ
が結構な費用がかかったらしいが、クランク
ケースを割っての作業になるので、工賃が高
くても仕方がないところだと思う。

かと言って自分で修理しようとすると、自信
がなかったり、ベアリングプーラーなどの特
殊工具やその他スモールパーツも必要となる
ので、結局は自分では無理という結論になる
ようだ。

もともとこの状態で貰ったものらしく、あま
リ費用はかけたくないらしい。
簡単言うと余してしまったというところか・・・

ちょうどよいオモチャが入ってきたが、残念
ながら今は自宅にいる時間が少なすぎるので
これをじっくりと弄る時間はない。

作業開始は何時になることやら。






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