休日限定エンジニアリング

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

TH45G 修理に挑んでみるが・・・

2017-02-26 20:43:27 | 無線小屋
以前、使用可能かを点検した際にケミコンが
不良で一旦作業を中止したものだが、なんと
か復活できないものかと思い、ケミコンすべ
てを交換してみることにした。

しかし、基盤の裏を見ると、ケミコンからの
液漏れで腐食した跡があった。



かなり広範囲にわたっていたが、とりあえず
綺麗すればなんとかイケルかと思って清掃を
していると、チップの部品が一個剥がれてし
まった。

これは最悪である。

こんな小さなものを再度ハンダ付けするなど
ということは限りなく不可能に近い。

今日のところは諦めて、次回もう一度チャレ
ンジしてみるか。

そしてR&Pの作業はどんどん遅れるのでした。
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ダイワ LM-140M 復活

2017-02-19 16:08:46 | 無線小屋
ダイワの安定化電源LM-140Mの電圧が上がら
ないということで持ち込まれた。

すでに生産中止モデルであり、当然ながら回
路図も無い。

状態を確認すると、電圧調整ツマミを回して
も11Vくらいにしかならない。

定格では1から16Vの可変のようである。
下は1Vまで下がるが最大が出ないという状態
だ。

直るかどうか解からないが、まずは蓋を開け
てみる。

トランス→ブリッジ→パワーTRと順に電圧を
チェックしてゆくが、そこらへんに問題はな
さそうである。

メインの基盤についている半固定抵抗を適当
に弄ってみる。
「MAX A」「METER」「VOLT」の3つあるうち
「VOLT」というのが最も関係がありそうなの
で、これを回してみると、ガリっているよう
で、出力電圧が13.5Vくらいまで上がること
もあり、不安定になっていることが解かった。



試しに交換しようと思うも、同じ値の部品が
ない。
仕方がないので、禁断の接点復活剤を少量つ
けて接点部分を拭いてみたが、変化はなかっ
た。

どうやら最大電圧に調整するあたりの接触不
良が酷いようなので、これはもう交換してみ
るしかない。
5Kの半固定だが手持ちは10Kでしかも中古品
しかないが、テスターをあててガリの感じを
見ると、最大電圧にするあたりの抵抗値には
接触不良が見られないので、これに交換した。



結果、MAXで16V近くまで上がるようになった
ではないか。
よしっしゃこれで行こう。

パネルの電圧調整ツマミはセンタークリック
付きなので、このクリック点を13.8Vに合わせ
て、可変範囲をチェック。



1V~16Vまでちゃんと可変できました。
電圧計もウチのデジタルテスターと比較する
と低い電圧で若干の差があるが、コンマ差程
度でセンター部分ではドンピシャなので良し
とした。

そして負荷試験を行うのに、55Wのヘッドラ
イト球を使った。



ところが、電球では突入電流が大きいのか、
オーバロードの保護回路が作動して、電圧が
落ちてしまう。

しょうがないので、HF機に繋いで、少しづつ
パワーを上げていき、保護回路の作動する電
流値を確認すると、定格の14Aで作動するこ
とが確認できた。
定格出力に全く余裕がない作り方だ。
12.5Aくらいで止めておくのが良いみたいだ。

電源を入れると少しではあるがトランスが唸
っているが、送信してもハム音はないので、
問題はないでしょう。

産業廃棄物をひとつ減らすことができた。





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R&P 新しいタイヤが届いた

2017-02-13 21:02:27 | R&Pが目覚めるとき
ボロボロだったスノーマスター8に代わる
新しいタイヤとしてチョイスしたのは、
ダンロップK180 DIRT TRAKというタイヤだ



サイズが130/90-10という今風のサイズ表示
である。
このサイズ、ズーマーのリヤタイヤと同じ
ものらしい。

純正サイズの5.4-10と比べると幅で1cm弱
細くなるが、外径は同じくらいなので、あ
まり違和感はないだろう。

実際のところ、純正と同じタイヤにするか
バンバン用のREやモトラ用のタイヤなんか
も選択肢としてはあって悩んだあげく、パ
ターンが変わっていたのと、DIRT TRAKと
いう名まえが決め手となった。
(DIRTという言葉に弱い)
バンバン200の標準タイヤがこれとおなじ
パターンのようである。

ダンロップではあるがインドネシア産のよ
うだ。

リヤスプロケットも届いたし、あとは現在
注文中のハブシールとハブダンパーが届け
ば組立てに入れる。



リヤスプロケは中古だが、37Tのもので
標準の43Tよりかなりハイギヤードになる
が、これはボアアップに対応させるための
作戦だ。


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R&P ホイール塗装完了

2017-02-12 13:01:47 | R&Pが目覚めるとき


スプレー塗りではあるが、まあまあ綺麗に見
える。
でも近くで見ると、下地処理の適当さがモロ
に解かってしまします。

適当とは言いながらも、色が剥がれ落ちるこ
とのないように、要所々は処理したつもりな
ので、剥がれて斑になることもないだろう。

タイヤも準備できたので、ブレーキプレート
の塗装と、ハブシールなどが揃えば、足回り
の組立てにかかれるところまで来た。

もう2月も中旬に入ってきたので、ピッチを
上げなければ。
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R&P ハブの塗装

2017-02-06 19:40:54 | R&Pが目覚めるとき
ここのところ、無線機の点検ばかりをやって
いたので、R&Pの作業が止まっていた。

まだ2月とはいえ、陽射しは春っぽくなって
きている。

まだまだ手を入れなければならない作業が沢
山あるので、少しでも進めておかなければ、
2月だからと思っていると、あっと言う間に
月日が過ぎてしまうだろう。

スプレー缶のホイールカラーを使って、ハブ
の塗装をした。



ホイールカラーは下地処理が適当でも色載り
が良く、剥がれにくいので、足回りには最適
だ。

薄く何度も塗り重ねるようにしたが、フロン
トハブは缶を離しすぎたようで、表面がザラ
ザラした感じになってしまった。
一度ペーパーをかけて、再度塗るしかないか。
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無線機点検 周辺機器編 HL-60U

2017-02-05 19:32:19 | 無線小屋
今日は休日ということもあり、朝からずっと
無線機の点検をやっていた。

ひとどおり点検は終わったので、次はTH45G
をどうするかという課題がある。

そして、トランシーバー以外のものあるのだ。



みるからにリニアアンプであるが、フロント
パネルの表書き?が付いていないので、何者
なのかも、何のスイッチなのかも解からない。



後ろのシリアルナンバーは付いていたので、
HL-60Uだということは解かった。

60UということはUHF用の60Wということか

まずはネットからHL-60Uの画像を探して
何のスイッチやLEDなのかを調べる。
まあ、電源と受信ブースターのスイッチな
ので調べるまでもなかったが・・・

早速電源を入れてみると、スイッチのガタ
が多くて接触不良が起きている。
とりあえず、なんとか電源ONの状態で、エ
キサイターを繋いで、アンプが動作するか
をチェック。

5Wくらいでドライブすると30W程度。
10Wでドライブすると50Wでている。
60Uというからには定格出力は60Wのはず
だが、メーター誤差等もあるので、良いと
こ出ているものと判断できる。

次に受信ブースターだが、Sメーターは上
がるので動作はしているようです。

送受の切り替えはキャリコンで行っている
ようだが、ハンディーのローパワーくらい
の出力(0.5W)ではキャリコンが動作しな
いみたいで、スルーのままだ。

これが正常なのかどうかは解からないが、
今までの経験からは0.5Wあればキャリコ
ンが動作しても良いはずのような気がする

回路図も無いし、下手に弄るよりこのまま
でも問題はないだろう。

という訳で、動作品であることが確認でき
たので、不良部分の電源スイッチを交換す
ることにしよう。

底蓋を開けると、昔のつくりで中はスカス
カです。
これならスイッチ交換も楽勝!



ジャンクのなかから使えそうなスイッチを
持ってきて取り付けると、少し大きさが合
わなくて、基板に接触してしまうではない
か。



スイッチを外して比べてみると



確かに高さが少し違う。

他に何か無いかと探したところ、以前QRP
送信機を作ろうと思って集めた部品の中に
新品のスイッチがあったので、これを使用
することにした。

交換作業は難なく終わり、ついでにテプラ
でフロントパネルのレタリングを入れた。



テプラの色がパネルと合わないけど、何も
無いよりは良いだろう。


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無線機点検 IC-901

2017-02-05 18:07:19 | 無線小屋
モービル機3台目はICOMのIC-901だ。
コントロールパネルがセパレートになるタイ
プで、長~いケーブルが付いている。
更に後付けの1200MHzユニットが付いていて
ある意味収まりの良くない形になっている。

SSBユニットや10m、6mのユニットもあるみ
たいだが、これらをすべて追加したら、どん
な大きさになるのだか。。。

今でこそHFから430までカバーしている機種
がコンパクトサイズになっているが、当時は
このような後付スタイルでも画期的だったの
だろう。

あまり興味のないジャンルのリグなので、こ
んな機能があったことすら知らなかった。



例によってとても汚れているので洗浄からと
なるが、ケーブル類やユニットがデカくて扱
いにくいので、一旦バラすことにして、単体
でチェックした。

送受ともに特に問題はなかった。
パワーも145MHz帯16W、430MHz帯11Wと、
まだまだ元気な状態でした。

そして、1200MHzユニットを追加して送信
チェック。
パワーは5Wを示した。

スプリアス確認保障可能機種であるので、
ゴミとはならないが、今ではほとんど使い道
ガ無いといっても過言ではない1200MHzの
ユニットは外して単体で使用した方が使いや
すいような気がするが・・・
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無線機点検 IC-2500

2017-02-04 17:42:51 | 無線小屋
モービル機2台目の点検はICOMのIC-2500。
デュアルではあるが、これは430と1200のデュオ
バンダーだ。

例によって埃とタバコのヤニが酷いので、
ウエットティッシュで汚れを落とす。



送信チェックからで、430MHz帯の出力は定格
の10Wを超える13Wくらい出ている。
1200MHzの方は5Wくらいだ。こっちも定格は
10Wなので、少々少ないようにも感じるが、
通過型のパワー計なので、1200メガまでくる
と、正確さのほうも自信が無くなってくる。

受信の方はというと430MHzは特に問題はなさ
そうな感じだ。
1200MHzのほうはというと、出ている局がいな
いので、受信状態の確認がとれないと思って
いたが、レピーターをアクセスしてみれば確
認ができることに気がついてやってみた。

異常なしである。

しかし、パネルのスイッチ類が接触不良なの
かなんなのか、反応がおかしい。

スイッチを見るために、フロントパネルを外
して見る。



この状態でスイッチを押してみると、問題な
く動作するのだが、パネルをつけると不調に
なるということが解かった。
そしてその原因は、パネルを止めているネジ
の部分が割れていることで、パネルが浮いて
しまい、スイッチを押せない状態になるよう
である。



完全に割れているのは一箇所だが、他の3箇所
もヒビが入っていて、締め付けるとヒビが広
がることで、パネルを手前に押し出してしま
うという状態だ。



一応ヒビ割れの部分には接着剤を付けてはみ
たものの、完全な状態にはならない。
ネジも強く締め付けることができない。

それでも今のところはスイッチ類がすべて動
作するようになったので、一応完了だ。

この機種もスプリアス確認保障可能機種のよ
うなので、ゴミを逃れることができた。



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無線機点検 C500

2017-02-04 01:30:40 | 無線小屋
4台目の機械は日本マランツ時代のC500です。
これも144と430MHz帯のデュアル機です。
まず、埃とタバコによる汚れが酷くて液晶の
パネルが良く見えないほどなので、ある程度
汚れを落としてから作業開始だ。



綺麗になったところで、送信チェック。
145MHz帯5W、430MHz帯3Wという結果だ。
定格では両バンドとも5Wなので、430は少し
バテ気味か。
でも、問題となる状態ではないでしょう。

受信はというと、超感覚的測定では問題なし
です。

ここまでは良かったのですが、電源の接触不
良があって、電源が入ったり切れたりします。

プラグとコードの付け根か、基板に取り付け
られたジャックのハンダ割れかと思ったが、
ジャックの接点が汚れていたので、アルコー
ルで洗浄してみたら具合が良くなった。



そして、テンキー他スイッチ類が接触不良気
味で、強く押さないと反応してくれない。
接点の洗浄が出来るのか確認しようと、ケー
スを開けてみると、カプラーで繋がれている
線の他に、直接ハンダ付けされている線があ
る。多分、周波数拡張のために改造が施され
ているのだろう。



この、追加された線を外さないとテンキーの
裏側を見ることができない。

しかし、この線に触れるのはかなりリスクを
伴うので触りたくない部分だ。

今のところは、まだ使用できる状態なので、
無理に手を入れるのはやめておくことにした。

ケースを閉じて、最終チェックとして送信し
マイクに向かって音声を入れるが、変調が浅
くて、微かに声が聞こえる程度だ。
これでは交信は出来ないだろう。

内臓マイクでも外部マイクでも症状は同じだ

ということはマイクの問題ではない。

もう一度ケースを開けることになるが、例の
追加されている線が切れないように、ビビリ
ながらの作業となる。

マイクゲインがどこにあるのか、回路図がな
いので全く解からない。

送信しながら当てずっぽうに半固定抵抗を動
かしていると、R239を少し弄ったところで、
受信側からガサッっと大きな音が入った。



そして更に回すと声が大きくなった。
ひょっとしてこれがマイクゲインか?

どうやら半固定抵抗がガリっていたようで、
何度かグリグリやっていると、ガリがなくな
った。

本当なら交換した方が良いのだが、とにかく
部品が小さいのと、基板を外すのが困難な状
態なので、誤魔化ながらでも使えるうちは使
ってもらおう。

最後にレピーターへのアクセスチェックをし
て完了した。

これもスプリアス確認可能機器リストにある
機種なので、今後長く使えそうです。
ゴミにならなくて良かった。
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無線機点検 TH-45G

2017-02-02 22:40:29 | 無線小屋
これは、テンキーを持たないハンディ機だけ
に、その操作はモービルを小さくしたような
感覚なのが特徴の機械。

現在もテンキーを持たないハンディ機はある
けど、パネルや操作系をすべて上面にレイア
ウトしているものは無いことからも、末永く
残したいリグの一台である。



このTH45Gが二台もあるのだが、一台はボト
ムキャップが付いていない。



受信は問題が無さそうだけど、送信は二台と
もダメなようだ。

傍にある別の機械では受信することができる
が、パワー計はピクリともしないので、微弱
な電波は出ていると言ったところだろう。

本体の中で何かが外れているのか、振るとカ
ラカラと音がするではないか。
ケースを開けてみると部品が一個落ちてきた



電解コンデンサのようだ。



どうやら液漏れを起こして、ハンダ付けの部
分が腐食して外れてしまったように見える。



この基板を外してみると、更にもう一個の電
解コンデンサが出てきた。



これも基板には液漏れの跡が・・・



他のコンデンサは大丈夫かと思い、触ってい
ると、片側が外れているものが一個あった。

そして、もう一台のほうも振ってみると、やは
りカラカラと音がするので、同じような状態に
なっているのかもしれない。
もちろんこっちもパワーは出ない。

ケミコンだけ取り替えれば直るのか?
他にもダメなところがあるのか、現段階では解
からない。

チョット手間がかかりそうなので、他の機械の
点検が終わってから、ゆっくりとどうするかを
考ええることにして一旦インオペということに
した。

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無線機点検 TH-75

2017-02-01 20:50:24 | 無線小屋
前回のFT-4700に続いて、2台目はTH-75
という144と430のデュアルハンディ機だ。



まずは液晶パネルが漏れている。
周波数表示は問題なく見えるが、ファンク
ションのモニター類は見えない部分もある。
使用に大きな問題はないかもしれないが、若
干の不便は感じるかもしれない。

まずは送信チェックから。
電源電圧を13.5Vにしたときの送信出力は
145MHz帯で6W、430MHz帯で5Wと元気な状
態でした。



超感覚的受信感度チェックも特に問題が無さ
そう。

レピーターもちゃんとアクセスができました。

これは使用可能ですね。

本体と外部マイクの汚れを落として完了。
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