Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその159:Screaming Headless Torsos (part2)

2007-11-12 21:36:58 | Weblog
今宵のネタは以前にも取り上げたことがあるニューヨークのバンド、Screaming Headless Torsosである。正にジャズとファンクを巧みに融合させたサウンドで、Cutting Edgeといえるのではないだろうか。帯文句の上ではジャズとファンクを融合させた、と謳われるバンドは無数にあるが、大抵そんなバンドはハズレだったりする。

以前、ウチらのバンド、Butzmetz LinerieZは、サウンドがこのバンドに似ていると言われたことがある。意識したことはないのだが・・・

http://www.youtube.com/watch?v=8MtKvVm-dJY

(Butzmetz社長)

次回ライブのお知らせ!

2007-11-11 20:41:28 | Weblog
次回ライブのお知らせです。

2008年2月16日@吉祥寺Silver Elephant (http://www.silver-elephant.com)
出演:
 Butzmetz Global Edition
   Ts 片山広明(渋さ知らズ他で大活躍中の大御所テナーサックス!)
   Pan Flute ウォルティ・ブヘリ(渋さ知らズ他で大活躍中のパンフルート奏者!)
   Gt 米山 興
   Ba 塩入信之
   Ds 遠藤 亘
   Per KENGO
 BARAKA
   b.vo.依知川伸一
   g.高見一生
   dr.平石正樹

charge:前売り2500円、当日2700円
open 18:00 start 18:30
前売り予約開始日:12月16日 15:00~
TEL:0422-22-3331

BARAKAはシルエレでもお馴染みの素晴らしいプログレッシブ・ハードロックバンドです(http://www.barakarock.com/japan.htm)。今回も新曲含め盛りだくさんでお送りします。なお私たちは2番目の出演、19:45頃になりそうです。乞うご期待!

(Butzmetz社長)

音楽ネタその158:Herb Ellis & Barney Kessel

2007-11-11 20:18:27 | Weblog
今宵のネタはジャズギターの巨匠、Herb EllisとBarney Kesselにいってみよう。しかも映像は2人の競演によるものだ。

この2人はオスカー・ピーターソンのグループに在籍した経験があり、ブルース・フィーリングをベースにしながらも、いかにも白人らしい小粋な演奏スタイルが特徴といったところか。ウェス・モンゴメリーなどと比べるとダイナミックさやファンキーさには欠けるかもしれないが、2人とも素晴らしい名人だと思う。

とか言いながら、私はこの2人からの影響はほとんどないのであるが(笑)。でもバーニー・ケッセルのPoll Winnersからは、確か"It could happen to you"とか、若い頃にいくつか譜面起こしてコピーしたりもしたな。懐かしい。

なおバーニー・ケッセルについては確か数年前に訃報が伝えられている。

http://www.youtube.com/watch?v=oJbGioJu4Lk

(Butzmetz社長)

音楽ネタその157:Mike Stern

2007-11-10 18:36:29 | Weblog
今日のネタは、エレクトリック・マイルス・スクールの卒業生でもあるギタリスト、Mike Sternにいってみよう。

とにかく巧い人だ。ジャズというよりはロック色の強いスタイルであり、クリーン・トーンでちまちま弾いているよりはディストーション踏んでギュイーンとやらかしている方が彼の本領発揮という感じがする。

だがあまりおもしろいと思ったことはない。恐らく「ノリ方」が16ビート一本槍で単調だからかもしれない。それにアドリブ・ラインの選択がかなりスケールライクで、そこが今ひとつ面白みに欠けるところなのかもしれないな。

大阪に彼の完全コピーをしているギタリストがいる。タイガー大越のバックなどで弾いているのだが、あれには笑った。使っているギターから、動きまで完コピなのだ。一度見に行ったことがあるが、私はあまりのつまらなさに2曲目で席を立って出て行った。客からカネを取って猿真似を堂々と披露してはばからないミュージシャンは大嫌いだからだ。ま、それはともかくとして(別にマイク・スターンのせいでもないしねぇ)。

映像はトリオによるもの。ドラムがこれまた、巧いんだけど機械的で全然おもしろくないデイブ・ウェックル。曲は復帰後マイルスのJean Pierreだ。まあ、話のネタとしてご覧あれ(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=lugFiAjuguE

(Butzmetz社長)

音楽ネタその156:ザ・タイマーズ

2007-11-07 23:32:58 | Weblog
日本芸能史上、画期的な映像だ。これぞパンク。「偽善者(FM東京)」、最高。ごちゃごちゃ解説は不要だろう。忌野清志郎はやはりこうじゃないといかん。やっぱり「毒」は必要だ。

ちなみにこの映像、直にUnavailableになると思われるのでお早めにご賞味あれ(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=Pe-khEmgfBg

(Butzmetz社長)

音楽ネタその155:John Zorn (part2)

2007-11-06 23:56:58 | Weblog
前回に続きアヴァンギャルド系。John Zornの名前を一気にメジャーにしたNaked Cityセッションにいってみよう。一見するとめちゃくちゃやってるだけにしか聞こえないが、これ、かなり緻密に構成された譜面に基づくセッションらしい。一時期ジョン・ゾーンは1年を3つの時期に分け、ニューヨーク・ロンドン・東京を頻繁に移動していたらしい。今はどうしてんのかね。

ちなみに、このセッションに参加しているギタリスト、ビル・フリゼールは、ジョン・スコフィールドと共に私が敬愛するギタリストの一人である。

http://www.youtube.com/watch?v=eKDEeQ-3ryY

(Butzmetz社長)

音楽ネタその154:Ornet Coleman (part2)

2007-11-05 23:47:39 | Weblog
今宵はフリージャズの巨匠、Ornet Colemanの凄まじい音世界を楽しんでいただこう。まずは1980年のライブで、ツイン・ギター、ツイン・ベース(!)、ツイン・ドラム(!!)による正にchaoticな音世界。今最も目標にしている感覚でもあるが、間違いなくメイン・ストリームは歩けない(爆)。ただ、個人的な意見だが、この音楽の凄みがわからない人は音楽を聞く資格がない、とまで言い切ろう。

http://www.youtube.com/watch?v=cLTjSsnPVDE

お次の映像は今年の最新の映像のようだ。なんとトリプル・ベース(!!!)によるアンサンブル。全てブツ切りのダイジェスト版のようなまとめ方が少し惜しい。先のツイン・ユニット・シリーズもそうだが、こういう発想で自由に音楽を構築できるオーネットは正に巨人だと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=q9JbpUeG1Kg

(Butzmetz社長)

音楽ネタその153:Eagles

2007-11-05 00:47:10 | Weblog
最近、レッド・ツェッペリンやセックス・ピストルズなどに代表されるように再結成ブームのようだ。TVのコマーシャルで知ったのだが、今度はアメリカン・ロックの巨人、Eaglesが再結成するらしい。

この人たち、アメリカでは記録的なレコード・セールスを誇ったバンドである。確かGreatest Hitsというアルバムが全世界で3000万枚くらい売れたはずだ。カントリーサウンドをベースとしているのだが、恐らく大多数のアメリカ人の心に一番素直に入ってくるサウンドなのではないかと思う。

コマーシャルでは20何年ぶりの再結成なんて触れ込みだったが、彼らの活動暦を見ると、確かに一度解散しているっぽいのだが、1994年にも再結成して来日しているし、どうやら間隔が延び延びになっているだけで、バンドそのものは緩やかに継続しているようにも感じられる。さながら10年ごとにアルバムをリリースしてバカ売れするBostonのようなものかもしれない(笑)。

素朴なカントリーというだけでなく、非常に緻密なコーラスワークと、シニカルな歌詞、ギターのオーバーダブ・オーケストレーションが魅力的なバンドだ。

私の中ではこのバンドにそれほどハマった記憶はないのだが、主要メンバーが還暦を迎えて頑張る姿は頼もしくもあり、一方で「もういいよ・・・」的な複雑な思いもある。

映像はあまりにベタだが、イーグルスといえばこれ、という曲である。なんか中国の海賊盤のような匂いがする映像だ。「老鷹合唱団」って・・・「鷲」ならまだわかるが・・・(絶句)

http://www.youtube.com/watch?v=4mlxQ16Wcpk

(Butzmetz社長)