Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその154:Ornet Coleman (part2)

2007-11-05 23:47:39 | Weblog
今宵はフリージャズの巨匠、Ornet Colemanの凄まじい音世界を楽しんでいただこう。まずは1980年のライブで、ツイン・ギター、ツイン・ベース(!)、ツイン・ドラム(!!)による正にchaoticな音世界。今最も目標にしている感覚でもあるが、間違いなくメイン・ストリームは歩けない(爆)。ただ、個人的な意見だが、この音楽の凄みがわからない人は音楽を聞く資格がない、とまで言い切ろう。

http://www.youtube.com/watch?v=cLTjSsnPVDE

お次の映像は今年の最新の映像のようだ。なんとトリプル・ベース(!!!)によるアンサンブル。全てブツ切りのダイジェスト版のようなまとめ方が少し惜しい。先のツイン・ユニット・シリーズもそうだが、こういう発想で自由に音楽を構築できるオーネットは正に巨人だと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=q9JbpUeG1Kg

(Butzmetz社長)

音楽ネタその153:Eagles

2007-11-05 00:47:10 | Weblog
最近、レッド・ツェッペリンやセックス・ピストルズなどに代表されるように再結成ブームのようだ。TVのコマーシャルで知ったのだが、今度はアメリカン・ロックの巨人、Eaglesが再結成するらしい。

この人たち、アメリカでは記録的なレコード・セールスを誇ったバンドである。確かGreatest Hitsというアルバムが全世界で3000万枚くらい売れたはずだ。カントリーサウンドをベースとしているのだが、恐らく大多数のアメリカ人の心に一番素直に入ってくるサウンドなのではないかと思う。

コマーシャルでは20何年ぶりの再結成なんて触れ込みだったが、彼らの活動暦を見ると、確かに一度解散しているっぽいのだが、1994年にも再結成して来日しているし、どうやら間隔が延び延びになっているだけで、バンドそのものは緩やかに継続しているようにも感じられる。さながら10年ごとにアルバムをリリースしてバカ売れするBostonのようなものかもしれない(笑)。

素朴なカントリーというだけでなく、非常に緻密なコーラスワークと、シニカルな歌詞、ギターのオーバーダブ・オーケストレーションが魅力的なバンドだ。

私の中ではこのバンドにそれほどハマった記憶はないのだが、主要メンバーが還暦を迎えて頑張る姿は頼もしくもあり、一方で「もういいよ・・・」的な複雑な思いもある。

映像はあまりにベタだが、イーグルスといえばこれ、という曲である。なんか中国の海賊盤のような匂いがする映像だ。「老鷹合唱団」って・・・「鷲」ならまだわかるが・・・(絶句)

http://www.youtube.com/watch?v=4mlxQ16Wcpk

(Butzmetz社長)