Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその160:U.K.

2007-11-13 23:08:14 | Weblog
我がバンドのドラマーこと仏滅常務君から「最近精彩を欠くのでそろそろ止めればどうか」という忠告をいただいたこの音楽ネタ。確かにそうだ(笑)。だが、私は身奇麗なうちに引退するという行為を潔しとせず、ボロボロになって非難を受けながらも頑張ることに美学を感じる方なので、しばらくは続けようと思う。単に意地っ張りなだけともいえるが。

というわけで、今宵のネタはアイドル・プログレ・バンドこと"U.K."だ。なんというか、イギリスのプログレ全盛期を支えた人たちのネーミングのセンスはかなり疑わしいところがある。別の意味を込めているのかもしらんが、国の名前をバンドの名前にしてしまうってのはどうなんだろね?日本人が「日本」という名前のバンドのサウンド、聞きたいと思うかね?(笑)

ところでサウンドの方だがプログレという言葉から連想される割には非常にポップ。2つの映像を紹介しておこう。最初は結成初期のU.K.であり、アラン・ホールズワースが参加している。ドラマー仲間からは非常に評価が分かれるビル・ブラッフォードの姿も見える。この2人はすぐにバンドを脱退するが、恐らくビル・ブラッフォードはギャラの兼ね合いではなかろうか(爆)。アラン・ホールズワースについては、彼の居場所がなかったともいえるのではないか。彼はキーボードよりもむしろ広がりのある和声を展開できてしまう人なので、こういう饒舌なキーボードの存在は邪魔でしょうがなかったのではないか、と想像してみる。

http://www.youtube.com/watch?v=30c-wEGRwig

お次はトリオになってからの映像。ドラムはかつて「世界で一番ギャラの高いドラマー」と言われた若き日のテリー・ボジオ。ザッパのバンド脱退後すぐに参加したバンドがこれじゃなかったろうか。ザッパ時代の音楽とは異なり、かなりポップなサウンドを楽しんで演奏しているように思う。しかし、改めて聞いてみて、懐かしいし、同時にプログレには似つかわしくないくらいポップだねぃ(爆)。

http://www.youtube.com/watch?v=ZYvbdFv_IjA

てなわけで、しばらくは続けるぞ、この音楽ネタ(笑)。

(Butzmetz社長)