今宵のネタは異才Quincy Jonesである。音楽業界で彼のような立ち位置にいる人は極めて珍しいと思う。少なくとも日本では皆無ではないのだろうか(そんなことないぞ、という方がいれば是非ご指摘願いたい)。
元々トランペッターとしてキャリアをスタートさせ、ライオネル・ハンプトン楽団にプレイヤーとして参加し、その後カウント・ベイシー楽団などにおいてアレンジャーとして才能を発揮した。やがてプロデューサとしてキャリアを進めることになるのだが、一般に知られているのはプロデューサとしてのクインシーだろう。日本的な感覚でいえば「裏方だけど権力はある」的なイメージであるプロデューサという役割を、ここまで注目させたのは彼の功績が大きいのではないだろうか。
私が彼の作品で大好きなのは、彼名義の作品であれば、例えば"Sounds...and Stuff like that!!"という、当時の東海岸の腕利きミュージシャンを揃えて制作された、アーバンソウルフィーリングに溢れた一枚だ。彼名義でないものとなると、例えばマイケル・ジャクソンの"Off the Wall"(これはバケモノアルバム"Thriller"の1枚前にリリースされた作品だが、私はこちらの方が傑作だと思う)、フランク・シナトラの"L.A. is my lady"という作品だ(このシナトラの作品は、それまでの悪くいえば「古臭かった」アレンジから決別し、またマイケル・ブレッカーやジョージ・ベンソンといった超一流のジャズメンを起用した、これまた傑作である)。
調べてみたが、御年なんと74歳。まだまだ私達を驚かせてくれる作品を出して欲しいものだ。
(Butzmetz社長)
元々トランペッターとしてキャリアをスタートさせ、ライオネル・ハンプトン楽団にプレイヤーとして参加し、その後カウント・ベイシー楽団などにおいてアレンジャーとして才能を発揮した。やがてプロデューサとしてキャリアを進めることになるのだが、一般に知られているのはプロデューサとしてのクインシーだろう。日本的な感覚でいえば「裏方だけど権力はある」的なイメージであるプロデューサという役割を、ここまで注目させたのは彼の功績が大きいのではないだろうか。
私が彼の作品で大好きなのは、彼名義の作品であれば、例えば"Sounds...and Stuff like that!!"という、当時の東海岸の腕利きミュージシャンを揃えて制作された、アーバンソウルフィーリングに溢れた一枚だ。彼名義でないものとなると、例えばマイケル・ジャクソンの"Off the Wall"(これはバケモノアルバム"Thriller"の1枚前にリリースされた作品だが、私はこちらの方が傑作だと思う)、フランク・シナトラの"L.A. is my lady"という作品だ(このシナトラの作品は、それまでの悪くいえば「古臭かった」アレンジから決別し、またマイケル・ブレッカーやジョージ・ベンソンといった超一流のジャズメンを起用した、これまた傑作である)。
調べてみたが、御年なんと74歳。まだまだ私達を驚かせてくれる作品を出して欲しいものだ。
(Butzmetz社長)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます