音楽ネタその262：川村結花＆堂珍嘉邦（Chemistry）

最近よく雨が降る。もう桜も散って葉桜になってるのに、ここ数日は肌寒い日が続いた。ほんとに地球温暖化なのか？ま、それはともかく（笑）、今日もYouTube Surfによる、私にとっては懐かしい御仁を紹介しよう。二人によるパフォーマンスだが、メインキャストは川村結花女史。ご存知、SMAPの「夜空ノムコウ」の作曲者である（彼女にしてみれば、このような紹介のされ方は不本意だろうが、手っ取り早いのでご容赦いただきたい＾＾）。

もう何度か日記で書いているのだが、彼女は東京芸大作曲課のご出身で、学生時代に早稲田大学の「ダンモ」ことモダンジャズ研究会に出入りしていた。私も同時期に出入りしていたので、彼女とバンドをする機会に恵まれた。当時の彼女は、矢野顕子に影響を受けていることが見え隠れするスタイルだったが、とにかく女性とは思えないくらい強力なタッチと歌のうまさに驚かされたものだ。当時の私は、ギタリストとして「どっぷりロックに浸かっている」状態から、少しずつジャズへと自分の嗜好性がシフトしつつある時期だったので、彼女のような素晴らしいピアニストとアンサンブルをする機会に恵まれたのは幸運でもあった。

ま、苦労もしたけどね（笑）。これだけうまいピアニストがアンサンブルの中にいると、ギタリストとしてはどうしていいかわからない。自分の場所が見つからないのだ。変に音を出すと、却って邪魔なのだ。今思えば、どうしていいかわからないままジャカジャカ弾きまくって、彼女には迷惑かけていたかもしらんな（爆）。

映像は、Chemistryの片割れ（失礼＾＾）、堂珍氏とのデュオ。堂珍氏、残念ながら結花嬢に食われてる感じもするが（笑）、小粋な好演だと思う。ご堪能あれ。

http://www.youtube.com/watch?v=W4lrHfvw4Es

（Butzmetz社長）