音楽ネタその943： Miles Davis -part xxxxxx

相変わらず忙しい日々が続き、この日記の更新も滞りがち。特に最近は「ヒト」を巡る問題が仕事で多く、割とめんどくさいね。要するに部下さんのマネジメントですな。ま、それはともかく、プライベートはそれなりに充実しているかな。9月22日のButzmetzライブ、あいにくの雨で集客はイマイチだったけど（泣）、相応に楽しかったし、NHともよく遊んでるし。

さてさて、去る9月28日は帝王Miles Davisの命日。私なんぞが何か書くってのもおこがましいが、この人が死んだ時のことはよく覚えている。

当時私は小岩にあるキャバレーの生バンドに潜りこんでギターを弾いており、たまたま近くに営業に来ていた知り合いのドラマーさんのクルマに乗せてもらい、その中のラジオで帝王の訃報を知った。色々な音楽をかけているJ-Waveがゴリゴリのジャズ一色。合間のDJの発言で彼の死を知ったわけさ。「えー、死んじゃったんだ」的なあっけなさ。

実際、後日のテレビのニュースでも流れていたけど、帝王のライブ映像や、プールを楽しむ姿なんぞが映されており（笑）、とても死んだような印象は感じられなかった。

なんていうかな、自身のプレイヤーとしての存在感もすごいけど、「場」のプロデュース能力というか、「時代の少しだけ先」を歩む嗅覚に優れていた人だったように勝手に想像する。10年早すぎると誰もついていけないしね、そういう時代感覚ってピカイチだったように思う。

映像は、彼がモダン・ジャズ・フォーマットから別れを告げ、麻薬禍から復帰した直後、当時はまだ無名だったMarcus MillerやMike Sternといった凄腕を引き連れ来日した折のライブから"Jean-Pierre"(https://www.youtube.com/watch?v=q5pTORxHcr8). Mike Sternのソロも光ってるね。かっけー。

 

-Butzmetz社長-

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