音楽ネタその255：Joy Division

今宵のネタはイギリスネタで、ポスト・パンクの伝説的なバンド、Joy Divisionにいってみよう。

先の日記でも触れたが、セックス・ピストルズがデビューした頃のイギリスは、どうやら失業大国の黎明期で、若い世代の行き場のない不満が鬱屈している状態だったのではないかと思う。それを代弁すべく衝撃のデビューを果たしたピストルズは、強烈なインパクトだけを撒き散らかして早々に解散する。それに続いたのがこのバンドだ。残念ながら、リリースしたアルバムはピストルズのように非常に少なく、バンドのカリスマでもあるヴォーカルのイアン・カーティスの自殺により活動停止を余儀なくされ、以後は"New Order"というバンドに継承されていく。

なんてえらそうに解説してみたが、そんなに聞き込んでいるわけでもない（爆）。私の大学時代の友人で、このバンドの熱狂的なファンがいたことがきっかけだったりする。

別にバンドとして巧いわけでもないのだが、いかにもイギリスらしい、なんともいえない雰囲気のあるバンドだと思う。映像は"Transmission".　当時のModsによるニュー・パンクとでも言うべきサウンドをご堪能あれ。

http://www.youtube.com/watch?v=6ZwMs2fLoVE

（Butzmetz社長）