Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその168:Brian Setzer Orchestra

2007-11-27 23:04:42 | Weblog
前回の音楽ネタで少し取り上げたStray Catsのリーダー、Brian Setzerが結成したビッグ・バンドの映像を今宵はお楽しみいただこう。少し季節を先取りしてクリスマス・ムードたっぷりのライブだ。

ストレイ・キャッツ解散後にビッグ・バンド・スタイルのアンサンブルを選んだ理由として、ブライアンは「ビッグ・バンドのもつゴージャスなサウンドに自分のギターを載せてみたかった」と述べているインタビューを読んだ記憶がある。確かに、ゴージャスな雰囲気たっぷりのサウンドで、思わず腰が浮き出す感じだ。

私はビッグ・バンドが結構好物だ。若い頃「営業バンド」にもぐりこんだ経験があり、一番勉強になったのがビッグ・バンドでのアンサンブルだった。基本的に生楽器の集合体なので、電子楽器の集合体によるアンサンブルよりもダイナミクス(音の強弱の表現とでも言おうか)が強烈かつ豊かなのだ。これはアンサンブルの中に入らないとわからない。しかも、私がもぐりこんだビッグ・バンドは、ギター・トリオにサックス3本(時々4本)、トランペット2本、時々トロンボーン1本というすごい「歯抜け」の形態だったので、ギターでありながらピアノの譜面を見ながら弾かされることが多く、そのお陰で結構譜面が瞬時に読めるようになったものだ。

それはともかく、このBrian Setzer Orchestraは意外に短命に終わる。ビッグバンドは全員そろえば20人近くにもなる大所帯だ。プロの音楽活動ということになれば、ギャラがバカにならない。そりゃ、大人数よりは少ない人数の方が営業コストも抑えられる。結局、ブライアンもその辺りに行き詰ったように聞いている。

私もいつの日か、ビッグ・バンド・アンサンブルに参加できるのであれば、レベルは問わないので(市民オーケストラとか、そういうやつで全然OK)是非参加したいものだ。だが、事務局とかリーダーには絶対なりたくないもんだな(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=v9QeCEYhdhQ

(Butzmetz社長)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿