愛知県と静岡県との県境を成す稜線上を金山から雨生山に向けて歩いています。
折角尾根の上を歩いているにもかかわらず、ほとんどの場合、道の両側に生える立ち木に遮られて眺望が得られません。
そんな道中で例外的に一か所だけ眺望の利く場所があります。そこを便宜的に「展望丘」と名付けておきます。
最高地点の金山山頂から、45分ほど歩いてその「展望丘」につきました。
今回は歩き始めから雨でしたので、遠くへの眺望は得られず、残念なことになっています。
サルトリイバラ ↓
サルトリイバラの実はまだ青いままです。これが寒さに遭う頃に赤く色づいて来ます。
「展望丘」のケルンと雨生山 ↓
「展望丘」にはケルンがあり、稜線からは新城側の田園地帯の眺めが得られ、新城側に少し下ると南アルプスまで見通せる場所なのですが、今回は視界不良です。(背後は雨生山)
ミシマサイコ ↓
山頂の一角でミシマサイコを見ます。
ヤマハッカ ↓
ヤマハッカも細々と咲いています。
新城側の集落 ↓
足下に新城側農村部を見下ろします。左は吉祥山です。
静岡県側 ↓
静岡県側では三ケ日と浜名湖の一部が見えています。
山麓の風景 ↓
新城側の山村の風景をズームして捉えます。
ヤナギノギク ↓
眺望のすぐれなかった「展望丘」を後にして県境稜線歩きに戻り、雨生山を目指します。
歩き始めで、ヤナギノギクを見ました。
これは愛知県と高知県の蛇紋岩地に隔離分布する野菊で、環境省レッドデータブックで、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている植物です。
ネズミサシ ↓
ネズミサシの木もここでは這うようにしています。
雨生山を目指す ↓
目指す雨生山頂上も近くなっています。
弓張山系 ↓
葦毛湿原の背後から続く弓張山系は、午後になると逆光線の位置にあります。
ズミ ↓
途中、蛇紋岩地の栄養分の少ない中で頑張って実をつけているズミの木を見ました。
実を採って噛んでみると仄かな酸味があります。
復路の下降点 ↓
このケルンの場所を通り過ぎて、一旦頂上まで行きましたが、またここまで戻ってくることになりました。
ヤマラッキョウ ↓
ヤマラッキョウは未だ蕾です。花を見るまではあと一か月はかかりそうです。
ジョロウグモ ↓
今山行では山の中で人に出逢わなかったので、それだけ蜘蛛の巣に掛かりながら歩いたことになります。
大袈裟に言えば100回くらいは蜘蛛の巣を顔で突き破って歩いた感じがしますが、実際には20回から30回程度だったのでしょうね。
ある時には帽子の庇から目の前に、ジョロウグモがぶら下がってきたりします。
マルバアオダモ ↓
これはマルバアオダモの実でしょうね。
雨生山山頂 ↓
雨生山山頂につきました。最近はこの山頂もあまり訪れる人が多くないみたいで、来る道筋も笹が茂り、山頂でも笹に埋もれがちになって来ました。
金山 ↓
山頂の枝の間から先ほど歩いてきた金山が見えています。
浜名湖 ↓
浜名湖が見えています。山頂から浜名湖の方角に下りて行くことにして、笹をかき分けて下り始めましたが、笹が思いのほかに深くなっていて、下る道が不明瞭でしたので、それを諦めて、稜線を引き返します。
湿性斜面 ↓
結局、先ほどのケルンのところまで引き返して、そこから静岡県側の湿性斜面を下ることにしました。
ここも蛇紋岩地で痩せていますので、大木は育ちません。
ミミカキグサ ↓
これはホザキミミカキグサでしょうか、ピントがぼけてしまいました。
斜面に細々と流れが出来ていて、その周辺で見ました。
折角尾根の上を歩いているにもかかわらず、ほとんどの場合、道の両側に生える立ち木に遮られて眺望が得られません。
そんな道中で例外的に一か所だけ眺望の利く場所があります。そこを便宜的に「展望丘」と名付けておきます。
最高地点の金山山頂から、45分ほど歩いてその「展望丘」につきました。
今回は歩き始めから雨でしたので、遠くへの眺望は得られず、残念なことになっています。
サルトリイバラ ↓
サルトリイバラの実はまだ青いままです。これが寒さに遭う頃に赤く色づいて来ます。
「展望丘」のケルンと雨生山 ↓
「展望丘」にはケルンがあり、稜線からは新城側の田園地帯の眺めが得られ、新城側に少し下ると南アルプスまで見通せる場所なのですが、今回は視界不良です。(背後は雨生山)
ミシマサイコ ↓
山頂の一角でミシマサイコを見ます。
ヤマハッカ ↓
ヤマハッカも細々と咲いています。
新城側の集落 ↓
足下に新城側農村部を見下ろします。左は吉祥山です。
静岡県側 ↓
静岡県側では三ケ日と浜名湖の一部が見えています。
山麓の風景 ↓
新城側の山村の風景をズームして捉えます。
ヤナギノギク ↓
眺望のすぐれなかった「展望丘」を後にして県境稜線歩きに戻り、雨生山を目指します。
歩き始めで、ヤナギノギクを見ました。
これは愛知県と高知県の蛇紋岩地に隔離分布する野菊で、環境省レッドデータブックで、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている植物です。
ネズミサシ ↓
ネズミサシの木もここでは這うようにしています。
雨生山を目指す ↓
目指す雨生山頂上も近くなっています。
弓張山系 ↓
葦毛湿原の背後から続く弓張山系は、午後になると逆光線の位置にあります。
ズミ ↓
途中、蛇紋岩地の栄養分の少ない中で頑張って実をつけているズミの木を見ました。
実を採って噛んでみると仄かな酸味があります。
復路の下降点 ↓
このケルンの場所を通り過ぎて、一旦頂上まで行きましたが、またここまで戻ってくることになりました。
ヤマラッキョウ ↓
ヤマラッキョウは未だ蕾です。花を見るまではあと一か月はかかりそうです。
ジョロウグモ ↓
今山行では山の中で人に出逢わなかったので、それだけ蜘蛛の巣に掛かりながら歩いたことになります。
大袈裟に言えば100回くらいは蜘蛛の巣を顔で突き破って歩いた感じがしますが、実際には20回から30回程度だったのでしょうね。
ある時には帽子の庇から目の前に、ジョロウグモがぶら下がってきたりします。
マルバアオダモ ↓
これはマルバアオダモの実でしょうね。
雨生山山頂 ↓
雨生山山頂につきました。最近はこの山頂もあまり訪れる人が多くないみたいで、来る道筋も笹が茂り、山頂でも笹に埋もれがちになって来ました。
金山 ↓
山頂の枝の間から先ほど歩いてきた金山が見えています。
浜名湖 ↓
浜名湖が見えています。山頂から浜名湖の方角に下りて行くことにして、笹をかき分けて下り始めましたが、笹が思いのほかに深くなっていて、下る道が不明瞭でしたので、それを諦めて、稜線を引き返します。
湿性斜面 ↓
結局、先ほどのケルンのところまで引き返して、そこから静岡県側の湿性斜面を下ることにしました。
ここも蛇紋岩地で痩せていますので、大木は育ちません。
ミミカキグサ ↓
これはホザキミミカキグサでしょうか、ピントがぼけてしまいました。
斜面に細々と流れが出来ていて、その周辺で見ました。
ミシマサイコの花は、この場所に限ると、花の増減については感じませんでした。
ヤナギノギクはこれから咲いてくる花で、ここに来るまでにその存在さえも忘れていました。
恐らく現状維持なのでしょうね。
ヤマラッキョウが咲くと、(菊以外では)今年の花は終わりになるのでしょうね。
ミシマサイコ、ヤナギノギク、今年も希少な花が健在ですね。花数は増えていませんでしたか?
ヤマラッキョウにも蕾が見られるようになり、今年の花も最終に近付いてきましたね。
山から下りて、ストレッチをやっておき、寝る前にも同じことをやっていましたが、今朝の筋肉のだるさは相当なものがありました。
雨生山はまだ、リンドウ、センブリ、ヤマラッキョウが咲いていないので、10月の下旬あたりが狙い目となるのでしょうか。
京都のお友達にも先ほどメールを出しておきました。
今日はさぞかしお疲れでしょうね?
雨生山も後1ヶ月経つとまた一段と花一杯になりますね。
ちょくちょく覗いてきます。
昨日は遠出していたのですが、朝の3時起きして、夜に帰宅するまで、ずっと動いていて、久しぶりに疲れ果てました。
そんなことでしたので、レスをすぐに返せず失礼しました。
この山行では歩き始めから雨という名前通りの雨生山でしたから眺望については残念賞ものでした。
しかし、近くの素敵な景色だけは見えていましたので、これはご褒美だったのでしょうね。
ミシマサイコは希少植物入りしていますが、この場所でだけは健闘していますね。
ヤナギノギクはこの一株だけ見ましたが、時期をずらせて、場所を変えればまだまだたくさん見ることが出来ます。
ヤマラッキョウは、これから咲いてくる花で、これも未だ個体数は多い草です。
ミミカキグサの写真はピンボケで見苦しかったですね。
今度行く時はそれ用のレンズを持って行きたいと思います。
昨日は遠出していましたのでコメントをすぐに返せず失礼しました。
山道をはじめに歩くと蜘蛛の巣に掛かりながら進むということが多くなりますね。
それは一つの勲章なのかもしれません。
アキノギンリョウソウを見ておきたいのですが、今年はどうなりますか。
山裾の集落はのどかさと、何か懐かしさがありますね。
待つ暑かったから人が余りはいらなかったかもしれませんね。
遠くは見えなかったですが近くの風景が良く判り頂上に立った気がしました。
ミシマサイコ今年も咲いていて良かった。
ヤナギノギクは確かに柳の様な弱々しい感じでしたが残って欲しいものです。
ヤマラッキュはこれからだったのですね。
ミミカキグサ懐かしいですがホザキなのですね。