梓川を川原沿いに遡行して、上高地の代表的な場所、河童橋に向かいます。
このあたりから観光客をたくさん目にしますが、ひところのような喧噪ではなくて秩序ある人出にと様変わりしたようです。
バスターミナルに隣接している「上高地インフォメーションセンター」(記事中で後述)より頂いて来た上高地関係の年譜が手元にあります。 それによると
文政11(西暦1828)年に播隆上人が槍ヶ岳に初登頂しています。
明治10(西暦1877)年にガウランドが外国人として初めて槍ヶ岳の頂に登っています。
明治25(西暦1892)年に河童橋が初めて梓川に架かりました。この年にウェストンも槍ヶ岳に登り、
明治26(西暦1893)年に彼は穂高岳にも登っています。
明治40(西暦1907)年に焼岳が大爆発しますが、この爆発では川の堰き止めはありませんでした。
明治42(西暦1909)年に芥川龍之介が槍ヶ岳に登っています。
明治43(西暦1910)年に河童橋が吊り橋になりました。
大正4(西暦1915)年に焼岳が運命の大爆発をして、梓川が堰き止められて大正池が出現します。
昭和3(西暦1928)年に上高地は国の名勝天然記念物に指定されますが、その後の
昭和27(西暦1952)年に国の「特別名勝 特別天然記念物」にランクアップして指定されます。
叢生 ↓
根元から7本も幹が立っています。
カップル ↓
ここでもマガモのカップルを目にしました。
ミツバツチグリか? ↓
鮮やかな黄色い花が目に飛び込んできました。時季が早くて花がとても少ない時ですので、拘りを入れます。
河童橋が見えた ↓
やっと河童橋が見えて来ました。
河童橋の界隈 ↓
下から撮って見ます。なるほど確かに吊り橋になっていますね。
橋のすぐ上流の中州に下りて奥穂と吊尾根、その下の岳沢を眺めます。
このあたりからの穂高の眺めは生のものを上高地河童橋ライブカメラで見ることが出来ます。
バスターミナルに向かう ↓
風が冷たくなってきました。梓川の流れに沿ってバスターミナルを目指して歩いて行きます。
バスターミナル ↓
バスターミナルは普通に街なかのバス発着場なみに賑わっていました。
上高地インフォメーションセンター ↓
集合時間にはまだ時間がありましたので、バスセンターに隣接するインフォメーションセンターに入って展示物などを見てまわります。
集合時間 ↓
ツアーの添乗員さんとバスの運転手さんが出迎えてくれます。
時間通りにバスが発車して帰り道となります。(途中で二度ほどトイレ休憩が入ります。)
車窓から乗鞍岳 ↓
バスの車窓から乗鞍岳を撮ります。 このほかに平湯温泉あたりから笠ヶ岳の秀麗な姿が見えたのでしたが、撮り損ないました。
また、来る時にも木曽御嶽がチラリと見えたのですが、これも撮り損なっています。
最後のトイレ休憩 ↓
上下車線の別もありますが、今回もひるがの高原SAに立ち寄ります。時刻は午後六時少し前で、夕日によって画は色被りしています。(撮影者=小生 の影も右下隅に写り込んでしまいました。)
白山 ↓
SAからは往きも帰りも白山が見えていました。
最後のトイレ休憩を済ませて、バスは一路名古屋を目指します。
名古屋到着まで一時間半ほどありますので、小生は持って来ていたお酒を飲んでこの旅の締めくくりとしました。
名古屋に着いてから、駅の地下街で夕食をとります。流石に賑わいの時間であり、行列に並んでから食にありつけました。
このあたりから観光客をたくさん目にしますが、ひところのような喧噪ではなくて秩序ある人出にと様変わりしたようです。
バスターミナルに隣接している「上高地インフォメーションセンター」(記事中で後述)より頂いて来た上高地関係の年譜が手元にあります。 それによると
文政11(西暦1828)年に播隆上人が槍ヶ岳に初登頂しています。
明治10(西暦1877)年にガウランドが外国人として初めて槍ヶ岳の頂に登っています。
明治25(西暦1892)年に河童橋が初めて梓川に架かりました。この年にウェストンも槍ヶ岳に登り、
明治26(西暦1893)年に彼は穂高岳にも登っています。
明治40(西暦1907)年に焼岳が大爆発しますが、この爆発では川の堰き止めはありませんでした。
明治42(西暦1909)年に芥川龍之介が槍ヶ岳に登っています。
明治43(西暦1910)年に河童橋が吊り橋になりました。
大正4(西暦1915)年に焼岳が運命の大爆発をして、梓川が堰き止められて大正池が出現します。
昭和3(西暦1928)年に上高地は国の名勝天然記念物に指定されますが、その後の
昭和27(西暦1952)年に国の「特別名勝 特別天然記念物」にランクアップして指定されます。
叢生 ↓
根元から7本も幹が立っています。
カップル ↓
ここでもマガモのカップルを目にしました。
ミツバツチグリか? ↓
鮮やかな黄色い花が目に飛び込んできました。時季が早くて花がとても少ない時ですので、拘りを入れます。
河童橋が見えた ↓
やっと河童橋が見えて来ました。
河童橋の界隈 ↓
下から撮って見ます。なるほど確かに吊り橋になっていますね。
橋のすぐ上流の中州に下りて奥穂と吊尾根、その下の岳沢を眺めます。
このあたりからの穂高の眺めは生のものを上高地河童橋ライブカメラで見ることが出来ます。
バスターミナルに向かう ↓
風が冷たくなってきました。梓川の流れに沿ってバスターミナルを目指して歩いて行きます。
バスターミナル ↓
バスターミナルは普通に街なかのバス発着場なみに賑わっていました。
上高地インフォメーションセンター ↓
集合時間にはまだ時間がありましたので、バスセンターに隣接するインフォメーションセンターに入って展示物などを見てまわります。
集合時間 ↓
ツアーの添乗員さんとバスの運転手さんが出迎えてくれます。
時間通りにバスが発車して帰り道となります。(途中で二度ほどトイレ休憩が入ります。)
車窓から乗鞍岳 ↓
バスの車窓から乗鞍岳を撮ります。 このほかに平湯温泉あたりから笠ヶ岳の秀麗な姿が見えたのでしたが、撮り損ないました。
また、来る時にも木曽御嶽がチラリと見えたのですが、これも撮り損なっています。
最後のトイレ休憩 ↓
上下車線の別もありますが、今回もひるがの高原SAに立ち寄ります。時刻は午後六時少し前で、夕日によって画は色被りしています。(撮影者=小生 の影も右下隅に写り込んでしまいました。)
白山 ↓
SAからは往きも帰りも白山が見えていました。
最後のトイレ休憩を済ませて、バスは一路名古屋を目指します。
名古屋到着まで一時間半ほどありますので、小生は持って来ていたお酒を飲んでこの旅の締めくくりとしました。
名古屋に着いてから、駅の地下街で夕食をとります。流石に賑わいの時間であり、行列に並んでから食にありつけました。
今回のバスツアーは久しぶりに良い天気に恵まれました。
こういう企画旅行では大概、雨か曇りなんですが、今回に限っては終日良い天気に恵まれました。
一度でも上高地を出発点として山を歩かれたkeitann様とは違って、小生は上高地から登山をスタートさせたことは一度もないのです。
自分の中で、上高地と言うところを、「物見遊山の観光地」と捉えているからなのかもしれません。
それでもこの場所にたびたび来ているのは、全体的な雰囲気が素晴らしいと感じる回路が働くからなのでしょうね。
河童橋から眺める穂高連峰の景色は定番でしたが、今回は梓川のもっと下流(大正池の南端)から眺めてみましたが、この眺めの方が穂高連峰の多くを見ることが出来て、ご機嫌でした。
もしも、keitann様がこの地に来られることがありましたら、そのポイントから眺めることをお勧めします。
確かに山の旅では、晴天なら気分も高揚して、得られるものも多いですね。
小生が山の花にのめり込んだのも、多分に景色の得られない時の「保険」的な意味合いがありました。
「景色が駄目なのなら、せめて花でも・・・」という感じで。
最近は槍ヶ岳に登る人たちも、新穂高側から歩かれる人が増えたようで、周辺の駐車場が大変混むようになってしまいました。
それは恐らく安房トンネルが開通してからの現象だと思います。
小生は槍や穂高に登るのはいつも新穂高ルートとなっています。
でも、ご提示のように槍ヶ岳に表側と裏側から登り、槍ヶ岳山荘で落ち合って、旧交を温めるのも素敵なことですよね。
(一昨日南アルプスの林道歩きをして、最終局面で熊の親子3匹に遭遇してしまいました。)
私は山登りをする人間としては珍しく上高地へは夏に槍に登って下ってきた一度しか訪れていません。この時は季節も7月だったので、これほど雪も多くはなく穂高の姿も今一つだったようです。
山方面に行くなら、お天気が良いとそれだけで8割がたツアーの成果が決まりますので、ほんとに良い日に行かれたものです。
先週末は上京して、昔の山仲間たちにあってきましたが、うち2名が山復活して今年は上高地から槍ヶ岳に登りたいと言ってました。
では私は新穂高から登るので、槍ヶ岳山荘で落ち合いますか?と冗談半分で話したことでした。
夫婦にとっては良い時間が持てました。
どちらかと言えば小生の方に楽しい時間は相当傾いていたと思います。
そうですね、少しは名古屋に近いので、多少は便利かもしれませんが、往復で、ばっちり1時間かかり、運賃は一人当たり940円余分に掛かりますから、名古屋在住の人に比べれば不利を感じますが、まあこれくらいは我慢なのでしょうね。
こういうツアーですと、バスに乗ってしまえば気楽ですね。
最後まで天気が良く楽しい旅でしたね。
良い奥さん孝行ができましたか。
そちらからですと、いろいろなバス旅が選べ楽しそうですね。東三河からですと限られてしまいます。
日帰りハイキングは、帰り寝て帰れるのがいいですね。
私的な旅行記にお付き合いしていただきありがとうございます。
楽しんで頂けたのでしたら望外の幸せです。