カタクリを見た後は、愛知県で一箇所だけ黄色く咲くスミレの自生地を訪ねることにします。
そのスミレの名前はキスミレと言いますが、小生がこのスミレのことを教わったときは皆がイチゲキスミレ(一華黄菫)と呼んでいましたので、それを踏襲してここではイチゲキスミレと呼んでおくことにします。
このスミレは愛知県内ではただ一箇所の稀少な植生ですので、杭を打ってロープを張り巡らし、周りの背丈の高い草を刈り払って保護するようにしてありました。
この措置には反対意見もあります。「わざわざ稀少植物のありかを盗掘者に知らせるようなものだ」という考え方ですね。
そして残念なことに、この冬にその惧れが現実のものになってしまい、実際に盗掘にあってしまったそうです。
盗掘者の貧しい精神構造に憤りと憐憫を感じます。今後そんなことが絶対に発生しないよう、日本人の良識の崩壊がなきよう願いたいと思います。
マキノスミレ ↓
稜線上でシハイスミレに出会いました。ここではマキノスミレが報告されていますので、おそらくそれだと思います。マキノスミレの母種がシハイスミレであり、厳密な区別はなかなか難しいようですね。
ツツジ ↓
ツツジの蕾が見えました。咲き出すのは未だ一ヶ月くらい先の話のようです。種類はモチツツジかヤマツツジか良く見分けずに済ませてしまいました。
丸坊主の尾根道 ↓
高圧電線と鉄塔のの保守のためとはいえ、これほどまでに下を刈り込まれると、今度は土砂が流れて、やがては鉄塔の土台が崩れはしませんでしょうか。
ミツバツツジ ↓
この稜線上でもミツバツツジが点在します。鮮やかな色彩ですね。
イチゲキスミレ(群生) ↓
今年もこの場所にやって来ました。 盗掘に遭遇しながらも、少しずつ増加しているような気がします。
これも地元の皆さんの手厚い保護活動の御蔭ですね。
イチゲキスミレ(近写) ↓
今回はズームレンズを持ち歩かず、普通のカメラの状態でのみの撮影です。風が強くて、こんな程度にしか撮れませんでした。
保護措置 ↓
地元の有志を糾合して、杭打ち・ロープ掛け、下草刈りなど、保護措置をやってくれているようです。
ヒロハノアマナ ↓
イチゲキスミレ自生地のすぐ脇に今度はヒロハノアマナの自生地が有り、隣同士なので、同じ措置がしてあり、これも幾分増加傾向にあると見ました。
ヒロハノアマナ ↓
未だ時間が早いので花は蕾みがちであり、俯きですね。時間が経てば花は上を向いてきます。
カンアオイ ↓
このカンアオイはイワタカンアオイのほうでしょうね。稜線上で沢山姿を見たものですが、近年は著しく数を減じてしまいました。
ヤブツバキ ↓
花の終末期のヤブツバキですが、たまに良い姿の花も残っています。
シュンラン ↓
藪の中に立ち入ってシュンランの株を見つけました。 本当に見かけることが少なくなり残念です。
尾根を下る ↓
この時季に見るべき花は見たような気がして、稜線を下りて、再度葦毛湿原を目指します。
今度はハルリンドウに出会えるかどうか・・・・。
そのスミレの名前はキスミレと言いますが、小生がこのスミレのことを教わったときは皆がイチゲキスミレ(一華黄菫)と呼んでいましたので、それを踏襲してここではイチゲキスミレと呼んでおくことにします。
このスミレは愛知県内ではただ一箇所の稀少な植生ですので、杭を打ってロープを張り巡らし、周りの背丈の高い草を刈り払って保護するようにしてありました。
この措置には反対意見もあります。「わざわざ稀少植物のありかを盗掘者に知らせるようなものだ」という考え方ですね。
そして残念なことに、この冬にその惧れが現実のものになってしまい、実際に盗掘にあってしまったそうです。
盗掘者の貧しい精神構造に憤りと憐憫を感じます。今後そんなことが絶対に発生しないよう、日本人の良識の崩壊がなきよう願いたいと思います。
マキノスミレ ↓
稜線上でシハイスミレに出会いました。ここではマキノスミレが報告されていますので、おそらくそれだと思います。マキノスミレの母種がシハイスミレであり、厳密な区別はなかなか難しいようですね。
ツツジ ↓
ツツジの蕾が見えました。咲き出すのは未だ一ヶ月くらい先の話のようです。種類はモチツツジかヤマツツジか良く見分けずに済ませてしまいました。
丸坊主の尾根道 ↓
高圧電線と鉄塔のの保守のためとはいえ、これほどまでに下を刈り込まれると、今度は土砂が流れて、やがては鉄塔の土台が崩れはしませんでしょうか。
ミツバツツジ ↓
この稜線上でもミツバツツジが点在します。鮮やかな色彩ですね。
イチゲキスミレ(群生) ↓
今年もこの場所にやって来ました。 盗掘に遭遇しながらも、少しずつ増加しているような気がします。
これも地元の皆さんの手厚い保護活動の御蔭ですね。
イチゲキスミレ(近写) ↓
今回はズームレンズを持ち歩かず、普通のカメラの状態でのみの撮影です。風が強くて、こんな程度にしか撮れませんでした。
保護措置 ↓
地元の有志を糾合して、杭打ち・ロープ掛け、下草刈りなど、保護措置をやってくれているようです。
ヒロハノアマナ ↓
イチゲキスミレ自生地のすぐ脇に今度はヒロハノアマナの自生地が有り、隣同士なので、同じ措置がしてあり、これも幾分増加傾向にあると見ました。
ヒロハノアマナ ↓
未だ時間が早いので花は蕾みがちであり、俯きですね。時間が経てば花は上を向いてきます。
カンアオイ ↓
このカンアオイはイワタカンアオイのほうでしょうね。稜線上で沢山姿を見たものですが、近年は著しく数を減じてしまいました。
ヤブツバキ ↓
花の終末期のヤブツバキですが、たまに良い姿の花も残っています。
シュンラン ↓
藪の中に立ち入ってシュンランの株を見つけました。 本当に見かけることが少なくなり残念です。
尾根を下る ↓
この時季に見るべき花は見たような気がして、稜線を下りて、再度葦毛湿原を目指します。
今度はハルリンドウに出会えるかどうか・・・・。
ずいぶん威勢の良い名前ですね。
“一撃菫”。えっ? “一華黄菫”でしたか。
こりゃまた失礼致しました!
だんだん増えているとのこと。良かったですね。
確かに一撃ノックアウトパンチが繰り出されてきそうなネーミングですね。
山の花に”イチゲ”が付いたものがありました。
ハクサンイチゲ、アズマイチゲ、イチゲヨシエさんも山好きで、間違いのない”華”ですね。
これまでの何千年か何万年かは人間の保護無しでも個体を維持して来ましたので、このように積極的に保護すれば、増えるのは難しくないのでしょうかね。
珍しいお花の盗掘は困ったものですね。
確かに黄色いすみれは珍しいですので 業者の方が売るためにも盗みそう。
こうして刈り込まないとお花が減るかも知れないので保護の為にの仕方ないかもしれませんね。
増えて行っていることは嬉しいです。
ヒロハアマナもカンアオイもシュンランまであてたなかなか素敵な山でした。
全国何処でも盗掘者後を絶たず・・・・とは哀しい出来事ですね。
人間のサガというか、自分だけ良ければ後のことは構うことではないと言う風潮は是非ストップして欲しいですね。
折角持ち帰っても、スミレという植物が種をこぼして、生育地を少しずつ移動させていくという性質を理解していないと一年で即消滅となることでしょうね。
するとまた盗みに来るのでしょうか。
スミレの生育地周辺を刈り込むのは仰言る通りで、スミレよりも背丈の高い草が密生するので、花の時季だけはスミレの独り舞台にしてやるような配慮なんだと思いました。
本来なら自然の状態が望ましいのですが、今では笹が蔓延ってきていて、これの日陰になったらスミレは絶滅するでしょうね。
自然保護というのはなかなか難しいところがありますね。
出るべき花が揃って来ましたね。あとはハルリンドウをまだ見ていないくらいでしょうか。
イチゲキスミレを盗掘する輩がいるんですね。はりつけ獄門にしてやりたいです(プンプン)。
キスミレは由布岳で見てからは久しいです。もう見る事がないと思い、毎年、オオバキスミレで我慢しています。
ヒロハノアマナも一部地域では絶滅危惧種のようですが、孫太尾根には捨てる程咲きますよね。
矢張り盗掘被害に遭ってしまいました。
人間の多様性で、良いも悪いも何でもありなんですね。
こういうやからは裸にひん剥いて、百叩きにした上で、市中曳き回してから、竹やりで突き回さないといけません。
キスミレは大地溝帯以西で隔離分布しているようですね。
太古の昔は平地で咲いていたと言う事でしょうか。
オオバキスミレやタカネスミレを見ることが出来る人なら、それで御の字ではないでしょうか。
ヒロハノアマナは孫太尾根に多かったですね。
10年位前には藤原山荘避難小屋から天狗岩に向かうあの道沿いに実に沢山咲いていましたが、今は見る影も無くなりましたね。