ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/01日 三河の本宮山 ペダル+バス+ウォーキング その3:一等三角点のある本宮山山頂と砥鹿(とが)神社の本宮(奥宮)

2019-03-05 07:03:53 | 草花
本宮山には二つの ”誇らしい”? 特徴があります。
その一は:山頂に一等三角点を持つことであり、その立地の良さから天測点(今は使われていない)があることです。特に天測点は全国に40ヵ所程度(48ヵ所ともいう)しか設置されていない重要なものだったようです。
第二は砥鹿(とが)神社の本宮があることで、これによってこの山の名前が本宮山となっているのです。


もともとは、山岳信仰から自然発生的に起こったものなんでしょうね。山頂の一角にあった砥鹿神社の社殿でしたが、参拝者の便宜のために山麓の三河一宮町(現在は豊川市一宮町)に里宮が出来て、そちらの方が規模も大きくて本社のように扱われているようですが、里宮だけでも1300年の歴史を持っているそうです。

この山行では稜線歩きをして、徐々に山頂に近づいて行きます。
広い遊休地 ↓

稜線上に広い敷地が出てきました。ここにはかつて県の野外施設があったのですが、今では建物すべてが撤去されて広い敷地はスカイライン側からは立ち入り禁止措置がとられています。
ハイキングの小生はこの場所をノコノコと横断して行きます。



崩れたハイキング道 ↓

ハイキング道を通る人もなくなり、階段部は雨水に浸食され崩れてしまっています。



山頂直下 ↓

山頂直下の物凄い急登にも枯れ枝が散乱放置されています。昔のことを知る小生はそれが哀しいことです。



山の端 ↓

あの境目が山頂です。



一等三角点 ↓

山頂に着き、一等三角点を確認します。



やや賑わう山頂 ↓

山頂では学生でしょうか、若い女性たちが別の道から登ってきていました。



山頂から下る ↓

山頂から下りますが、登ってくる女性たちとすれ違います。以前はこの場所にテンニンソウが群生していました。



跨線橋 ↓

本宮山スカイラインをこの橋で跨いで、砥鹿神社に向かいます。



富士見スポット ↓

本日は春霞で遠くの富士山は見えませんでしたが、三河の山は多少見えていました



大鳥居 ↓

大きな赤い鳥居を潜り、



石の鳥居 ↓

石の鳥居を潜り、して神社に近づきます。



御神木と社務所 ↓

正面に樹齢千年以上の杉の巨樹、右に社務所を見て進みます。



参道 ↓

神寂びた道を行きます。



富士山遥拝所 ↓

参道の左手に富士山遥拝所がありますが、この日は見えませんでした。



神社の狛犬 ↓

神社の社殿前に着きました。こじんまりした狛犬が出迎えてくれます。



砥鹿神社の社殿 ↓



この社が「本宮」であることを扁額によってはっきりと主張しています。



参拝後 ↓

お詣りを済ませたら今度は奥の院(岩戸神社)にもおお参りをすることにします。
小生の場合は、そちらの岩戸神社のお詣りの方が有難味があるような気がしています。
この鳥居から参拝道(といっても樹陰の細い山道なんですが)を進みます。



参拝道 ↓

こんな細い、トラバース気味の道を15分ほどかけて進みます。



国見岩 ↓

この国見岩の根元が岩戸神社のあるところで、そこまでは急な石段を下って行きます。
また、この国見岩はその昔、天の磐座(いわくら)と呼ばれたところで、石柵でかこってありました。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (こりん)
2019-03-05 20:13:50
こんばんは
山頂は天気も良く休むのにあたたかそうですね。
いつ見ても、昔後ろの塔に登れて遠くまで見えたのが懐かしいです。
富士山も見えた記憶があります。
砥鹿神社本宮、やはり歩いて登ると着いた~~と感じます。
昔のスケート場などの設備は、老朽化して朽ちてきていますね。昔を知るぶちょうほう様には懐かしさより寂しさですね。
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2019-03-05 21:18:29
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
あのNHKの電波塔の建物は外階段を取り外してしまったのが残念ですね。確かにそれを昇ったところからは富士山が見えました。
今回、天気は良かったのですが、山頂に人が意外に多くいたので、その場は早々に立ち去ってしまいました。
昔のスケート場は営業中のものを見たことがないのですが、参道脇の平地の広いところでは動物小屋があったりして、鹿などを飼っていましたね。

それから山頂直下でスカイライン脇に五平餅を食べさせてくれる店がありましたが、今は閉店して寂れてしまいましたね。
何処に行っても、そういうものを多く見るようになってしまって、寂しい限りです。
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