ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/01日 三河の本宮山 ペダル+バス+ウォーキング その2:山の中を古い道を辿ったりして、遮二無二・・・・

2019-03-04 07:01:23 | 草花
山の斜面に取付いて、そこには時々古い道が現れたりしますが、その道を失ったり、意識的に道から外れたりしながら進みます。
そして、途中では伐採跡が出てきたりして、丸裸になって危なっかしい崖のような斜面を何度かトラバースしたりします。
この部分があるので、古い道は通行止め措置をとっていたのだな…と納得できました。

道は著しく遠回りしているようにも感じながら少しずつ高度を上げていきます。

実マンリョウ ↓

この山中では実のついたマンリョウを、このあと何度も目にします。



小尾根 ↓

踏み跡の残されている小尾根を真っ直ぐ登ります。



上部に道 ↓

すると上部に道があるようです。



林道 ↓

それは広い地道で、大型トラックが通れるほどの道幅がありました。しかし、路肩が崩れたりして不安定な状態です。



ヒサカキ ↓

ヒサカキは花が開く少し前の段階でした。 この後林道がどんどん高度を下げていきましたので、この林道には見切りをつけて、山の斜面に取付くことにしました。



間引きされた植林地 ↓

斜面に道はありませんが、間引きされて樹間が空いていますので、割合歩きやすく感じています。
どんどん高度を上げていくと、やがて昔の登山道と交差しました。



”スミレ” ↓

古い道でしたが、それでも歩きやすいのでその道を歩くことにしました。道端に”スミレ”の花が一輪だけ出てきました。



伐採跡 ↓

やがて伐採跡に出て来ましたが、まだ植林してなくて丸裸です。こういう場所は大雨に遭うと、地面が崩れてしまいます。案の定、雨水の通り道では横切るのに危険を伴う場面がどんどん出てきます。



廃道 ↓

昔のハイキング道を示す、古い標示も出てきました。



山中の道 ↓

昔のハイキング道でもこういう樹木の下では、不明瞭な点以外では安全に歩ける部分となります。



太い木 ↓

写真に撮って、画を見てがっかりしたのですが、この樹の壮大さが全然写せてはいませんでした。
これはケヤキのような気がしましたが、近くでは迫力十分な佇まいでした。



やがて伐採跡 ↓

やがて前方が開けて、また、伐採跡に差し掛かりました。ここのトラバースは左側が30メートルほども切れ落ちていて通過するのに一番緊張しました。



山中の踏み跡 ↓

ハイキング道ということもあり、僅かに道の凹みがありますので、それを辿って行きます。



上部にガードレール ↓

上部にガードレールが見えて来ました。これは山頂直下まで通じる本宮山スカイラインの筈です。



本宮山スカイライン ↓

矢張り、本宮山スカイラインでした。山頂直下まであとどのくらい残っているか道路標示を見ると、あと、3.2kmあるようです。 そんなに長く舗装道路を歩き通すつもりはありませんので、どこかで山道に入ろうと探しながら歩いています。



再び山道に入る ↓

スカイラインの舗装道路からすぐ北側の山道に入ります。この山道は本宮山の頂上稜線をなすものです。
以後はずっと稜線歩きをして頂上に到達することになります。



獣の置き土産? ↓

これはイノシシのものでしょうか?



アンテナのある個所 ↓

本宮山の稜線上には何か所かアンテナが立っています。見通しの利く山ですので、そういうものを設置するのに好都合なのでしょうね。
アンテナの下の風が来ない場所で、のんびりと食事をしました。



アセビ ↓

今回の山行ではアセビの蕾ばかりを見て、咲いた花を一度も見ませんでした。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2019-03-04 07:47:03
こんにちは。ご無沙汰していましたがやっと復帰しました。春はどんどん進んでいますね。スミレがもう咲きましたか。当方でも追っかけが忙しくなります。ヒサカキも春の香りですね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2019-03-04 08:49:23
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
昨日は東京マラソンがありましたが、御身は参加されたのでしょうか。
雨の中で過酷なレースだったようですね。
期待されていた日本選手は途中で棄権されましたが、気の毒なことでした。

このスミレの花は一輪だけでした。北風から守られていたとても条件の良いところだったようです。
ヒサカキはもう少しで蕾がほころぶところでした。
独特のガス臭は嗅げませんでした。が、その代わりに杉の花粉だけはしこたま吸いこんできました。
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グレードアップ ()
2019-03-04 10:43:57
今度はバスも利用してのグレートトラバースですか。
バスや鉄道を利用すると益々行動範囲が広がって色んなルートを考えるのも楽しみになって来ますね。
シリーズ楽しみにしています。
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燦様へ (ぶちょうほう)
2019-03-04 11:31:39
燦様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
くらがり渓谷の入り口までは自転車で1月10日にも来ているのですが、その時感じたことは漕いで来るだけで精いっぱいであり、山を歩くだけの元気が残ってはいないということでした。
そこで今回はバスにも助けてもらうことにしました。
そこで余力が出ましたので、歩く山のコースを現地で変更したりできました。
陽気が暖かくなると、もう少し他の要素も組み込もうかなと考えています。
でも、そうなると装備的に出費が嵩みそうで、少しずつ近づこうかなと思案中でもあります。
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Unknown (こりん)
2019-03-04 20:45:42
こんばんは
くらがり渓谷からの道は歩いたことがありませんので、興味深く見させて頂いています。
伐採で随分明るくなりましたね。
スカイラインからは名古屋方面が展望できたのではないでしょうか?
曇っていましたか?
この山も植林ばかりですね。もう少し雑木林があると楽しいですが。
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2019-03-04 21:42:41
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
くらがり渓谷からは、おそらく山頂のアンテナ群建設のための道だったのでしょうか。自動車で山頂まで行けるような広い道がついています。
そのほとんどは地道なんですが、これでは登山というよりも距離の長いお散歩のような感じになってしまいます。
小生の場合はこういう時は適当なところから山中に潜り込んで、勝手気ままに歩いています。
しかし、帰路はほとんどの場合、広い地道で帰っていると思います。
景色についてはさっぱり駄目でした。しかし、日差しはありましたが・・・。
この山も多くの場所で伐採跡が出来ていますが、苗木の植林が進んでいないようで、10年-20年後が心配になりました。

雑木林が残っていれば、もっとたくさんの楽しみが出来ますね。
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ヒサカキ (keitann)
2019-03-05 22:00:38
ぶちょうほう様、こんばんは。

今回は自転車+徒歩にバスも加わってバリエーション豊かな山旅になったようですね。
登る前にバスを利用することで足も休められて良さそうですね。昔の学生時代の山登りはそのすべてが鉄道+バスでしたが、そういう山旅も制約はあるけど風雅なものですね。
ヒサカキは御地の山ではまだ蕾でしたか。
当方も日曜日に県内の低山に登ったのですが、一部花が咲きだしていました。それでも花もまだ咲いている数が少ないとあの独特な匂いもそれほどしないようです。
杉の伐採は全国的なもののようですね。
なんでも杉を合板のようにしてそれを利用してビルを建てる工法が西欧では人気で、今、杉の需要が高まっていると聞きました。四国の山もどこも伐採が盛んで各地に伐採用のリンドウがつけられていて山が様変わりしています。伐採後に自然林を植えてもらえると登るほうとしては有難いですが・・・
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keitann様へ (ぶちょうほう)
2019-03-06 13:17:44
keitann様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
そうでしたね、昔の山行は、とにかく公共交通機関のお世話になりっぱなしでしたね。
その頃の日本の山登りはほとんどすべての場合はこういうパターンだったのではないでしょうか。
(まだ路面の舗装が進んでいない時代でしたので、移動するのに自転車の利用すらもあり得なかった時期でした。)
夜行列車で出かけて日帰りする、「夜行日帰り」パターンが多かったと思います。
その頃は土曜日は休みではありませんでしたね。
自家用自動車の普及し始めたのは昭和45年以降ではなかったでしょうか。
ですから鐡道プラスバスでの移動は黄金律だったのではないでしょうか。

ヒサカキは今回の山行では綻びているものは一株もありませんでした。でもすぐに咲き出しそうな姿はしていました。

近いうちに三河の山からは離れて、鈴鹿の山に足を向けようかと思っていますが、いったいどれだけの種類の花が咲いていることでしょうか。

杉林の伐採ですが、それほど太いものではないのが伐られているようでした。keitann様の言われるように西欧の工法が影響して、こんな地方にまで及んでいるのでしょうか。
伐採した後は出来ることならもともとこの地に生えていた植物を復元して欲しいものです。

これからは杉花粉の飛散で山に出かけるのも気が臆しますね。
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