ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

08/31日 東三河山裾の花めぐりその4 足山田の花(上):ナンバンギセルとヤブミョウガ

2015-09-09 07:09:14 | 草花
台風18号は午前7時現在、浜松市の南およそ30kmほどにあり、東海地方を直撃するようです。
三河では暴風警報や、大雨警報が各地に出ていて、学校・保育園などは休校・休園または自宅待機措置が広くとられているようです。
雨はそれほど強くは無いのですが、長い時間降っていて、拙庭では広く水溜りが出来ています。
こういうことは一年に一~二度くらいしか有りません。
風はどういうわけなのか、昨夜からずっと強くは無いのですが、それでも暴風警報が出ているのが何とも不思議です。
今は、台風が早く通り過ぎてくれることを願っています。



くらがり渓谷で、目当てにしていた、アケボノシュスランが未だつぼみでしたので、それを確認してから車に戻り、次は本日3番目の目的地の足山田を目指します。
目当ての花はナンバンギセルとオミナエシです。
本宮山の山裾を大回りして、足山田の豊川用水路のところにやって来ました。

ヤブミョウガ ↓

車を置く場所に苦労して、やっと道の隅に駐車します。目の前の草藪にヤブミョウガが貧弱では有りますが花をつけていました。



ヤブミョウガ ↓

花と一緒に実も見ることが出来ました。



豊川用水路 ↓

今の時季、用水路は豊かな水量でした。



ナンバンギセル7様 ↓













一昔前はちょっと郊外に出ると、随分沢山の場所でナンバンギセルを見ることが出来ましたが、最近はそういう場所が大分減ってしまい、探してやって来るようになってしまいました。

この場所は用水沿いで、転落防止用の鉄条網のために、ススキの刈り込みがやりづらい所為でしょうか、ナンバンギセルの生育にとっては、ススキの密度が適度なのでしょうね。空気の流れも良くて、水分条件も良いのでしょうか、ナンバンギセルの生育が保たれています。

ナンバンギセルはハマウツボ科のナンバンギセル属。
ススキに寄生しますが、寄生の宿主はススキに限らず、沖縄ではサトウキビにつき、嫌われているようです。
そのほかギボウシにもつくと聞いたことがあります。
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6 コメント

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南蛮キセル (ノンコ)
2015-09-09 09:41:45
おはようございます
台風の大雨の被害はありませんか?
こちらも昨日からやむこともなく降っています。

南蛮キセル、この時期だったんですね~
先年昭和記念公園で初めて見ました、薄の群れの中、
自分では見つけられなかったと思います。
団体さんの後ろにくっついて教えてもらいました。
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ナンバンギセル (かなこ)
2015-09-09 10:23:21
ぶちょうほうさん今日は。
台風は豊橋に向かっている様子です。
雨台風との事被害が出ませんように・・・。
風は昨日強くて窓が開けられませんでしたが 今朝は無風曇天です。

ナンバンギセルかわいいですね。
このままこの群生地が残るといいですね。

四日市にに住んだころ団地の外の畑の横に大群生していました。
兵庫県でも結構咲いていましたが・・・こちらでは見ません。
お友達が鉢で毎年咲かせていらっしゃいってあげますといわれるけど 無理と思い頂きません。

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ノンコ様へ (ぶちょうほう)
2015-09-09 11:05:42
ノンコ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
台風18号は、悪いことに、午前10時過ぎに知多半島に上陸したようです。
小生のところでは、その時間には日が差していて、風も静かでしたので、きっと台風の目に近いところだったのでしょうね。
それからしばらくすると、風が吹いてきて、時折突風のように吹くこともあります。
南の空を見ると未だ暗いので、これから又、雨が降るのではないかと思っています。
現在は午前11時少し前なのですが、風は吹いているものの、雨は降っていません。

ナンバンギセルは、お盆の頃から咲いてくるようです。
今回は昔からある場所に行って見ることが出来ました。

最近はススキの生えている場所で探しても、この草がないことのほうが多くなりましたね。
昔は草刈鎌で刈るほどに咲いているのを見ましたが、近頃はそういうことがトンとなくなりました。

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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2015-09-09 11:23:03
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
久しぶりに台風の直撃を食らっています。
小生の家は良いのですが、娘のところの孫たちが、小学校と保育園それぞれで足止めを食らっていて、登校と登園待機になっていて、母親が勤めに出られずウロウロしているようです。
台風の向きがやや西寄りになり、名古屋方面を襲っていくようですね。
今は、また、薄日が差し始め、風も静かになっています。
しかし、また雨が戻ってくるそうですから、まだ気を抜くことが出来ません。

ナンバンギセルを見るのはもしかすると2年ぶりだったかもしれません。
ここでまだ残っていることを確認できてほっとしました。
ナンバンギセルの生育地がどんどん狭まってきているように感じました。

畑の側で大群生・・・・・懐かしい光景ですね。

これからもう少しで曼珠沙華の花が見られるようになりますね。
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ナンバンギセル (山ちゃん)
2015-09-15 21:31:08
ぶちょうほうさん、今晩は!
今年も立派なナンバンギセルを拝見せて頂きました。
こちらでは残念ながら、今年も伊吹山では見つける事が出来ませんでした。あんなに沢山のススキがあるのに、探す場所を間違っているのでしょうね。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2015-09-16 08:00:02
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
ナンバンギセルは独特の姿ですね。
こういうユニークなものもやはり年に一度は抑えておきたいですね。

小生も伊吹山に行ったときに沢山あるススキを見ながらナンバンギセルが出てこないか、目を皿にして探してみましたが、とうとう見つけられませんでした。
山頂売店ゑびすやのご主人の話では、表側の3合目付近にあるとか言っていましたが、それももう、10年以上も前のことでしたね。
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