萩太郎山からでは南アルプスの眺めが、シルエットになっていて、おまけに空中湿度が払拭されなくて、欲求不満になっていましたので、帰り道にやや回り込んで、雨生山に立ち寄ることにしました。
雨生山から富士山が見えるということを前回教えてもらっていましたので、今日はそれを身に沁みて実感するために、単眼(望遠)鏡を持ってきています。
いつもなら花を愛でながら歩いているところですが、今回は山岳景観を楽しむことに特化して乗り込んできました。
到着は午前10時少し過ぎていました。萩太郎山を下りてから、約2時間ほど経っています。
登山口はいつもとは違って、雨生山の山頂直下まで農道を歩いて行き、竹藪を分けるようにつけられているところから入って行きます。
ここから山頂目指してほとんど直登のような道になりますが、人が通ることが少ないために、笹が道を覆っていて、かなり歩きづらくなっています。
雨生山 ↓
車道脇に車を置いて、これからあの山裾まで歩いて行きます。
田園風景 ↓
車道から続く地道を歩いて行きます。
左に吉祥山、右奥に本宮山、そして手前には灌漑用の池の水面が見えています。
登山口 ↓
電力会社の点検用の道でしょうか、ここから竹藪を分ける道を使います。
鉄塔の基部 ↓
鉄塔のもとを回り込んでいきます。しばらくの間灌木の中を進みます。
サルトリイバラ ↓
道脇にサルトリイバラのたくさん実をつけた姿を見ます。
ヤブコウジ ↓
樹陰ではヤブコウジの実も見ます。
笹の道 ↓
笹が生い茂り、道が見えません。やむなく足で探って進みます。
ミヤマシキミ ↓
樹林が切れるあたりでこの実を見ました。
リンドウの蕾 ↓
樹林が切れて、蛇紋岩地特有の疎らに背丈の低い木の混じった、笹が入った草地になってきました。
こうなるとリンドウやセンブリの出番になります。
やや高度が上がった ↓
山頂目指して真っ直ぐ登って行くような道ですので、高度はどんどん上がって行きます。
平野部を見下ろすような感じになってきました。
まだまだ・・・↓
山腹にはまだ日差しが届いていませんのでリンドウはまだまだお目覚めしてくれません。
ムラサキセンブリ ↓
こちらは日陰でもきれいに開いています。
チェック ↓
自車を置いた場所は道沿いで、ズームして無事を確認しておきます。
ヤマラッキョウ ↓
最初に見たヤマラッキョウはやや古びた花でした。
吉祥山 ↓
吉祥山の山裾を東名高速道路が巻いていきます。
田園地帯 ↓
田園はすでに秋の苅田に代わっています。
カマツカ ↓
カマツカの赤い実が美味しそうで、念のために噛んでみますと、粒が出てきて、実の部分が無く、美味しくも何ともありません。
ムラサキセンブリ ↓
草陰のものを撮りました。
リンドウ ↓
やっと花が開いたものが出て来ました。これからはリンドウの姿を実にたくさん見ることになります。
今年はこの時季がリンドウの花の最盛期のようです。
雨生山から富士山が見えるということを前回教えてもらっていましたので、今日はそれを身に沁みて実感するために、単眼(望遠)鏡を持ってきています。
いつもなら花を愛でながら歩いているところですが、今回は山岳景観を楽しむことに特化して乗り込んできました。
到着は午前10時少し過ぎていました。萩太郎山を下りてから、約2時間ほど経っています。
登山口はいつもとは違って、雨生山の山頂直下まで農道を歩いて行き、竹藪を分けるようにつけられているところから入って行きます。
ここから山頂目指してほとんど直登のような道になりますが、人が通ることが少ないために、笹が道を覆っていて、かなり歩きづらくなっています。
雨生山 ↓
車道脇に車を置いて、これからあの山裾まで歩いて行きます。
田園風景 ↓
車道から続く地道を歩いて行きます。
左に吉祥山、右奥に本宮山、そして手前には灌漑用の池の水面が見えています。
登山口 ↓
電力会社の点検用の道でしょうか、ここから竹藪を分ける道を使います。
鉄塔の基部 ↓
鉄塔のもとを回り込んでいきます。しばらくの間灌木の中を進みます。
サルトリイバラ ↓
道脇にサルトリイバラのたくさん実をつけた姿を見ます。
ヤブコウジ ↓
樹陰ではヤブコウジの実も見ます。
笹の道 ↓
笹が生い茂り、道が見えません。やむなく足で探って進みます。
ミヤマシキミ ↓
樹林が切れるあたりでこの実を見ました。
リンドウの蕾 ↓
樹林が切れて、蛇紋岩地特有の疎らに背丈の低い木の混じった、笹が入った草地になってきました。
こうなるとリンドウやセンブリの出番になります。
やや高度が上がった ↓
山頂目指して真っ直ぐ登って行くような道ですので、高度はどんどん上がって行きます。
平野部を見下ろすような感じになってきました。
まだまだ・・・↓
山腹にはまだ日差しが届いていませんのでリンドウはまだまだお目覚めしてくれません。
ムラサキセンブリ ↓
こちらは日陰でもきれいに開いています。
チェック ↓
自車を置いた場所は道沿いで、ズームして無事を確認しておきます。
ヤマラッキョウ ↓
最初に見たヤマラッキョウはやや古びた花でした。
吉祥山 ↓
吉祥山の山裾を東名高速道路が巻いていきます。
田園地帯 ↓
田園はすでに秋の苅田に代わっています。
カマツカ ↓
カマツカの赤い実が美味しそうで、念のために噛んでみますと、粒が出てきて、実の部分が無く、美味しくも何ともありません。
ムラサキセンブリ ↓
草陰のものを撮りました。
リンドウ ↓
やっと花が開いたものが出て来ました。これからはリンドウの姿を実にたくさん見ることになります。
今年はこの時季がリンドウの花の最盛期のようです。
ここへ登るのに私と随分とコースが違います。
この直登コースは、一度も登ったことがなく、ヤブに少し躊躇します。
まだ、リンドウは咲いているようですね。
今週ぐらいで終わりでしょうか?
この登山口のところに「入山を禁ず」という看板がありましたが、それは山野草や自然薯を採取する人用に書れたものではないかと勝手に判断して、出入りしています。
その点だけは若干気がかりであります。
道はぐんぐん高度を上げていきますので、手っ取り早いですね。
笹が胸から上を覆っていて足元が見えないので、足で地面を撫でて、道を探りながら歩いて行く場面がかなりあります。
このコースの売りの第一は:人が極端に少ないので、自然の状態が色濃く残っていて、リンドウやムラサキセンブリの出現頻度は相当多いと思いますが、ウメバチソウやミカワマツムシソウには出会うことはないと思いました。
第二は:稜線上を歩きますので、すこぶる眺望が良いことですね。
ここからなら途中で富士山の見えるスポットが出てくる可能性もあります。
今週あたりは宇連山や・棚山・明神山あたりで紅葉が綺麗なんでしょうね。
萩太郎山からの眺めは南アルプスがシルエットになっていて、そのこと自体は織り込み済みでしたが、空中湿度がまだ残っていて、山の姿がぼうっと霞んでいてそのことが凄く不満でした。
風が強かったので、時間が経てば払拭されるであろうということを期待して、次なる山にやって来ました。
富士山ビューについては残念なことになってしまいましたが、次なる課題として今では楽しみとなっています。
雨生山へ直登するルートは、初めてそちらへお邪魔した時に下山に使ったルートですよね?
それにしても、今頃までムラサキセンブリやリンドウが咲いているとは驚きです。
こちらでは、里山も紅葉が終わり、枯れ木の賑わいになってきました。
今回登りに使ったこの道は仰言る通りで、山ちゃん様をご案内した時に山頂から下りに使った道なんです。
人通りの無い、それでいて景色の良い道なので小生的にはお気に入りしています。
ここの花は他所と比べて遅いのでしょうか?里山で気候は温和なのに・・・・。やはり貧栄養の蛇紋岩地の特質なのでしょうか。
三河の紅葉は1000mくらいのところから下りてきているようですが、まだ香嵐渓は色づき始めたくらいで、月末あたりが見ごろになるかといったところです。